基礎知識

ゲーミングPCを分割払いで購入するときの注意点

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ゲーミングPCの分割払いに要注意

ゲーミングPCは安いものでも10万円前後と高額なため、分割払いを選択する方が少なくありません。

しかしながら分割払いにはいくつか注意点があるのも事実。

このページでは、ゲーミングPCを分割払いで買うときの注意点について詳しく解説しています。

近いうちに購入を検討している方は、ぜひご覧ください。

いずれも記事執筆時点の情報です。最新情報は各公式サイトにてご確認ください。

分割払い可能な有名BTOメーカー

G-Tune P5

まずはショッピングローンを利用できる、有名ゲーミングPCメーカーをピックアップしました。

ローン対応のPCメーカー
  • ドスパラ
  • マウスコンピューター
  • フロンティア
  • TSUKUMO
  • パソコン工房
  • サイコム
  • Lenovo
  • HP
  • Dell など

パソコンは高額商品ということもあり、ほとんどのメーカーがショッピングローンでの支払いに対応しています。

手数料無料キャンペーンがお得

ドスパラの分割払い

分割払いはまとまった出費を避けられて便利ですが、手数料で支払総額が増えてしまうのがデメリット。

その点、一部メーカーは分割手数料が無料になるキャンペーンを実施しています。

分割手数料が無料
48回までドスパラ
Lenovo
36回までマウスコンピューター
パソコン工房
サイコム
HP

ゲーミングPCの金額次第ではありますが、分割回数を多くすれば月々3,000円程度の出費に抑えることも可能です。

各社とも分割手数料無料は期間限定のキャンペーンです。最新情報は必ず公式サイトで確認してください。

ローンとクレカ払いのちがい

分割払いにはショッピングローン以外に、クレジットカードを利用する方法もあります。

両者の主な特徴を整理すると以下の通り。

ショッピングローンクレジットカード
審査ありカード発行時のみ
返済方法信販会社によるリボ払いやボーナス払いも可
ポイント還元なしあり

ショッピングローンは分割手数料無料キャンペーンをうまく活用できれば、とてもお得。

一方、クレジットカードはポイント還元が大きな魅力ですが、3回以上の分割払いには手数料がかかります。

定職についている方なら、ボーナス払いを選べるのも大きな魅力です。

それぞれの特徴をよく理解して、自分に合った支払い方法を選んでください。

リボ払いはリスクがとても高いので、おすすめしません。

分割払いでPCを買うときの注意点

新型ガレリア

ここからは分割払いでゲーミングPCを買うときの注意点について詳しく解説します。

1年、2年と毎月の支払いが続いていくわけですから、「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しないように、じっくりご覧ください。

18歳未満は分割払い不可

ドスパラやマウスコンピューター、パソコン工房などの公式サイトには、「18歳未満および高校生はショッピングローンの利用不可」と明記されています。

ドスパラの説明文を一部引用すると以下の通り。

  • 18歳以上20歳未満の方は、親権者様の同意が必要となります。
  • 18歳未満、および、高校生の方はお申込みいただけません。予めご了承ください。
  • 月々のお支払いが3,000円未満になる回数のローンはご利用できません。

手数料0円 月々3千円からのPC購入ならドスパラ

フォートナイトの爆発的な人気もあり、中~高校生でゲーミングPCを持っている人も増えていますが、18歳未満だと分割払いは利用できないので要注意。

さらに18歳以上でも20歳未満の方は親権者の同意が必要なので、親に秘密にしたままパソコンを分割で買う、ということはできません。

審査で落とされる主な例

パソコンの購入を悩んでいる男性

「20歳以上だからショッピングローンを利用できる!」

と早合点してはいけません。

ショッピングローンの利用には審査があり、落とされてしまうケースがあることを理解しましょう。

各社の審査基準は公開されていませんが、一般的に以下のような方は審査に通りにくいとされています。

審査で落ちやすいケース
  • 社会的な信用が低い
  • 収入がほとんどない
  • 過去に返済を延滞した
  • 多額の借入をしている など

クレジットカードの引き落としを何度も延滞していたり、すでにたくさんの借入をしている方は要注意。

定職についていなくとも、アルバイトなどでそれなりに収入があれば審査を通ることもあります。

ショッピングローンは必ず利用できるわけではない、ということを理解しておきましょう。

カードローンは手数料が高い

「JACCSやオリコのショッピングローンが使えないなら、カードローンを使えばいい!」

と考える方もいますが、おすすめはしません。

たとえばアコムやプロミスといった消費者金融系のカードローンは、比較的審査が通りやすいとされています。

しかしながら、金利の高さが大きなデメリット。

借り入れる金額によっては、総支払額が数万円変わってきます。

どうしても必要なら仕方ありませんが、デメリットをよく理解したうえで利用してください。

PC以外にも出費がかさむ

ゲーミングデバイス

すでにお持ちの方は心配無用ですが、はじめてゲーミングPCを買う方はマウスやヘッドセットなどにかかる出費も想定しておきましょう。

たとえばハイスペックなゲーミングPCを購入しても、モニターが一般的なものではまったく意味がありません。

最低でも120Hz以上の高リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターは必須ですし、ゲーミングマウスやキーボードもそろえたほうがよいでしょう。

オンラインゲームを快適に楽しむには、ネット環境の見直しが必要になることも。

パソコン以外に何をそろえる必要があるのか、事前に考えておきましょう。

モニター
ゲーミングモニター

詳しく見る

マウス
ゲーミングマウス

詳しく見る

キーボード
Ducky One 2 Mini RGB 60%

詳しく見る

36回以下の分割がおすすめ

分割回数を多くするほど月々の負担を減らせますが、筆者としては36回以下がおすすめです。

なぜならゲーミングPCは2~3年に1度のペースで、大きなモデルチェンジのサイクルがきます。

記事執筆時点はRTX30シリーズが最新のGPUですが、数年後にはまた新しいGPUが出ていることでしょう。

CPUはもっとサイクルが速く、1~2年で世代が変わります。

48回払いは4年間も支払いを続けるということ。

支払いがまだ続いているのに新しいゲーミングPCが欲しくなったり、仕事の都合や生活環境の変化からゲームをやらなくなってしまう人もいるでしょう。

分割回数は多ければいい、というものではないので、くれぐれもよく考えて判断してください。

審査で落とされたときの対処法

パソコンの購入を検討中の男性

残念ながらショッピングローンの審査に落ちてしまう人も少なからずいます。

「それでもゲーミングPCが欲しい!」

という方のために、対処法について触れておきます。

両親からお金を借りて支払う

もっとも確実性が高いのは、親族からお金を借りることでしょう。

「毎月○万円ずつ返すから」

と約束すれば、協力してくれるかもしれません。

気前よくお金を出してくれるかどうかは、あなたの日々の行動次第です。

クリエイターPCを推す

「たかがゲームのためのパソコンに15万円も払うなんて!」

と、ゲーミングPCの購入に難色を示すご両親も少なくありません。

苦し紛れの代替案としては、クリエイターPCの購入を推すという方法があります。

「将来のために動画や画像の編集スキルを身に着けたいから」

という建前で話をすれば、少なくとも理解を示そうとはしてくれるでしょう。

ゲーミングPCとはケースのデザインやモニターのスペックが異なりますが、CPUとGPU、メモリのスペックが同じなら性能はほぼ変わりません。

クリエイターPCはマウスコンピューターのDAIVや、ドスパラのraytrekが人気。

ご両親がゲーム嫌いの方は、選択肢のひとつとして考えてみてください。

コツコツ貯金して一括で買う

ショッピングローンの審査で落ちてしまったなら、潔くあきらめてコツコツ貯金しましょう。

エントリークラスのゲーミングPCなら、消費税と配送料込みで10万円以下で買えるものもあります。

ドスパラは楽天ペイやAmazonPayなどの決済サービスも利用できるので、うまく活用すればポイント還元でお得です。

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自作PCのスキルを身に着ける

自作PCの組立工程

「買えないなら、作ればいい」

と発想を変えてしまうのもひとつの道です。

パーツ選定と組み立てに時間はかかりますし、保証やアフターサポートもつきませんが、自作なら出費を格段に抑えられます。

筆者が実際に試したところ、エントリークラスのスペックなら6万円台で自作可能。

自作スキルがあれば、パソコンに何かトラブルが起きても対処できるようになりますし、後々役立つことがたくさん。

機械が苦手な方にはおすすめできませんが、興味がある方は検討してみてください。

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ゲーミングPCの購入は計画的に

G-Tune PL-B

月々たった数千円の負担で、欲しかったゲーミングPCを手に入れられるのは魅力的ですが、分割払いにはデメリットがあることを忘れないでください。

ゲーミングPCはハイスペックモデルだと軽く20万円を超えますし、故障やトラブルが起きない限り、2~3年は使い続けるのが一般的です。

高額かつ頻繁に買い替えるものではないからこそ、分割払いでの購入は計画的に。

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