NVIDIAの最新GPU、RTX3080が各社から販売開始されました。
このページでは、RTX3080を搭載したゲーミングPCを販売するBTOメーカーについてまとめています。
最新ゲーミングPCの購入を検討中の方は、ぜひご覧ください。
RTX 3080搭載ゲーミングPC
国内の有名BTOパソコンメーカーから外資系大手PCメーカーまで、RTX3080を搭載したゲーミングPCの販売状況をチェックしました。
なお掲載している情報は2020年9月18日時点のものです。
各社の動きを確認できましたら、随時このページの情報を更新していきます。
最新モデル販売中のメーカー
2020年9月17日22:00に販売開始となったRTX3080。
即座にRTX3080搭載ゲーミングPCを販売開始したのはドスパラとパソコン工房、フロンティアの3社。
18日の正午前後にG-Tune(マウスコンピューター)とTSUKUMOも販売を開始しました。
ほかにもHPのOMENは、11月中旬以降にRTX30シリーズを搭載したモデルを順次販売する模様。
Lenovo(Legion)とDell(ALIENWARE)もいずれRTX30シリーズ搭載モデルを販売すると思われますが、記事執筆時点では動きがありません。
10/16追記:Lenovoを追記しました。
主要メーカー最安値の比較
RTX3080搭載モデルは各社複数のモデルを販売していますが、ここでは最安モデルのスペックと価格を比較してみました。
G-TuneとTSUKUMOは、現時点で1モデルのみの展開です。
※スマホで閲覧されている方は、横にスクロールしてごらんください
フロンティア | TSUKUMO | ドスパラ | パソコン工房 | G-Tune | |
---|---|---|---|---|---|
CPU | GAシリーズ | G-GEAR GA5A-H202/XT | GALLERIA XA7C-R38 | LEVEL-G049 iX7K-VAXH | EP-Z |
CPU | Core i7-10700F | Ryzen5 3600XT | Core i7-10700 | Core i7-10700K | Core i7-10700K |
GPU | GeForce RTX3080 | ||||
メモリ | 16GB(8GB×2) | 32GB(16GB×2) | |||
ストレージ | 500GB NVMe SSD 1TB HDD | 500GB NVMe SSD | 512GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD 2TB HDD | 1TB NVMe SSD 2TB HDD |
電源 | 1000W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 750W 80PLUS GOLD | 800W 80PLUS TITANIUM | 1200W 80PLUS GOLD |
販売価格 | 185,800円~ | 199,800円~ | 219,980円~ | 226,980円~ | 299,800円~ |
公式サイト | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
記事執筆時点ではフロンティアのコスパがずば抜けています。
TSUKUMOとドスパラはストレージが控えめで、電源に問題はないものの余裕もありません。
NVIDIAの公式サイトによると、RTX3080の推奨電源は750Wとされています。
価格とスペックだけで比較するなら、今のところおすすめはフロンティアのGAシリーズです。
RTX3080の性能面については、以下の記事で詳しく解説しています。
納期やアフターサポートの比較
RTX3080搭載モデルに限らず、ゲーミングPCを買うときは価格とスペック以外にも注目すべき点があります。
買ってから後悔することがないように、目を通しておいてください。
出荷まで時間がかかる
メーカーを問わず、最新パーツ搭載モデルは出荷まで時間がかかりがち。
今のところ最短はTSUKUMOで、注文確認後8営業日となっています。
多くのモデルで翌日出荷という業界トップクラスの納期スピードを実現しているドスパラでさえ、RTX3080搭載モデルは2週間前後で出荷という状態。
フロンティアは10月1日出荷予定、パソコン工房に至っては2~3週間で出荷という曖昧な情報のみ。
現時点で確認できている情報を整理すると以下の通り。
ドスパラ | 2週間程度で出荷 |
---|---|
フロンティア | 10月1日出荷予定 |
パソコン工房 | 2~3週間で出荷予定 |
G-Tune | 決済日より約16営業日で出荷 |
TSUKUMO | 注文確認後8営業日 |
納期ばかりはどうにもできないので、気長に待つしかありません。
分割手数料無料がねらい目
RTX3080搭載モデルは安いものでも支払総額が20万円を超えるため、分割払いを検討中の方も多いことでしょう。
ほとんどのPCメーカーがJACCSやオリコなどのショッピングローンに対応していますが、分割手数料が無料なのは記事執筆時点で以下の数社のみ。
48回まで | ドスパラ Lenovo |
---|---|
36回まで | マウスコンピューター パソコン工房 HP |
LenovoとHPはまだRTX3080搭載モデルの販売を確認できていません。
分割手数料無料は期間限定のキャンペーンなので、最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。
また、ショッピングローンには審査があります。
誰でも希望すれば利用できる、というものではありません。
サポート対応には差がある
価格では大きな差をつけているフロンティアですが、弱点もあります。
アフターサポートの対応を比較すると、G-Tuneやドスパラは24時間365日対応ですが、フロンティアは10:00~19:00のみ。
筆者の知る限り、アフターサポートの充実ぶりはG-Tune(マウスコンピューター)が段違いです。
ドスパラ | 24時間365日 電話によるサポート |
---|---|
フロンティア | 10:00~19:00 ※年末年始など指定休あり |
パソコン工房 | 24時間365日 電話によるサポート |
G-Tune | 24時間365日 電話やチャット、LINEによるサポート |
TSUKUMO | 月~金:11:00~19:00 土日祝:10:30~18:30 |
ゲーミングPCは夜間に利用する方も多く、万が一何かトラブルが起きたとき、すぐに相談できる相手がいるのはとても心強いです。
「多少のトラブルなら自力でどうにかできる!」
という方ならアフターサポートを重視して選ぶ必要はないでしょう。
各メーカーの特徴については以下のページでも詳しく解説しているので、興味がある方はあわせてご覧ください。
BTOならRTX 3080が買える
22:00の販売開始を狙ってパソコンの前で待機していた筆者ですが、パソコン工房はサーバーダウン、Amazonでは検索にひっかかりもせず、ドスパラではカートに入れられたものの決済できず・・・と結局発売日に買うことはかないませんでした。
「RTX3080の次回入荷は年明け以降」なんて噂も目にしましたが、安定して買えるようになるのは果たしていつになるのでしょうか。
今のところBTOパソコンならRTX3080は買えるので、なるべく早く手に入れたい方は検討してみてください。
なおゲーミングPCを選ぶときは価格とスペックだけで選ばず、納期やアフターサポートなど総合的に比較することを忘れずに。