基礎知識

ファークライ6のベンチマークとおすすめゲーミングPC

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ファークライ6のベンチマーク

UBISOFTの代表的な人気タイトル、ファークライシリーズの最新作が発売されました。

ナンバリングタイトルにとどまらず、スピンオフ作品も多数販売されており、シリーズの累計売上は2,000万本を超えているそう。

このページでは、PCでファークライ6をプレイする場合、どれくらいスペックがあれば快適に動かせるのかを詳しくまとめています。

ゲーミングPC選びで迷っている方は、ぜひじっくりご覧ください。

ファークライ6の平均フレームレート

ファークライ6

今回の検証はゲームに実装されているベンチマークモードを使用しました。

検証用PCの主なパーツ構成は以下の通り。

OSWindows 10 Home 64ビット
CPUCore i7-11700K
メモリ32GB(DDR4-3200、16GB×2)

自作したPCで、メモリは2,933MHz(Gear1)に設定しています。

ゲームのグラフィックはすべて最高に設定。

基本の画質設定

高解像度テクスチュアもONにしています。

高解像度テクスチュア

レイトレーシング(DXR)の検証では「DXR反射」と「DXRシャドウ」の両方をON。

レイトレーシングの設定

まだ20時間ほどしかプレイしていませんが、このゲームはDXRをONにしてもグラフィックの変化を実感しづらいです。

DXR ON
DXR ON
DXR OFF
DXR OFF

DXR OFFでも光の反射はしっかりと描写されているため、こだわりがなければDXRはOFFのままでもよさそうです。

DXR ON
DXR ON
DXR OFF
DXR OFF

DXR OFFだと光の反射が若干のっぺりとしたように感じますが、実際にゲームをプレイしていると、ほとんど気になりません。

CPUやメモリなどのパーツ構成が変わると、フレームレートが変動する可能性があります。あくまで参考程度にご覧ください。

フルHD(1,920×1,080)

まずはフルHD解像度でベンチマークモードを試した結果から。

FarCry6(FHD、DXR OFF)平均fps
RTX 3080
92
RTX 3070
89
RTX 3060 Ti
84
RTX 3060
83
GTX 1660 SUPER
52
GTX 1650
45

RTX 3060以上なら快適にプレイが可能です。

RTX 20シリーズは検証できていませんが、RTX 2060あたりでも問題なく動かせるでしょう。

レイトレーシング(DXR)をONにすると、若干フレームレートが落ちます。

FarCry6(FHD、DXR ON)平均fps
RTX 3080
72
RTX 3070
71
RTX 3060 Ti
71
RTX 3060
68

フルHD解像度で動かす場合、RTX 3060からRTX 3080までほとんど差がでませんでした。

ちなみにGTXシリーズのグラボだと、設定画面でDXRを選択できないようになります。

DXR非対応の状態

DXRを試したいなら、RTX 20シリーズ以上のグラボが必須です。

低画質の検証結果

GTX1650

エントリークラスのグラボでも快適に動かせるのか、画質を落とした場合のフレームレートも検証しました。

パーツ構成は以下の通り。

OSWindows 10 Home 64ビット
CPUCore i7-11700K
GPUGeForce GTX 1650
メモリ32GB(DDR4-3200、16GB×2)

高解像度テクスチュアもOFFにして検証した結果がこちら。

FarCry6(FHD、DXR OFF)平均fps
最高画質
44
中画質
57
低画質
67

画質を落とせばGTX 1650でも問題なくプレイできるようです。

WQHD(2,560×1,440)

続いて解像度をWQHDに上げて検証した結果がこちら。

FarCry6(WQHD、DXR OFF)平均fps
RTX 3080
90
RTX 3070
87
RTX 3060 Ti
79
RTX 3060
66
GTX 1660 SUPER
45
GTX 1650
15

GTXシリーズは少々しんどい印象ですが、RTX 3060 Ti以上はフルHDのスコアとあまり変わっていません。

DLSS(Deep Learning Super Sampling)は設定にないものの、ミドルスペック以上のゲーミングPCならWQHDでも最高画質で快適にプレイできるようです。

FarCry6(WQHD、DXR ON)平均fps
RTX 3080
71
RTX 3070
70
RTX 3060 Ti
66
RTX 3060
56

DXRをONにすると、RTX 3060では60を下回りました。

戦闘中など、場面によってはカクつきが目立ってくる可能性があります。

4K UHD(3,840×2,160)

最後に4Kで検証した結果がこちら。

FarCry6(4K、DXR OFF)平均fps
RTX 3080
70
RTX 3070
57
RTX 3060 Ti
46
RTX 3060
38

フルHDではどれも似たようなフレームレートでしたが、4Kでは大きな差が出ました。

GTX 1660 SUPERは平均フレームレートが「1」という驚異的(?)なスコアを叩き出したため除外しています。

4Kになると、さすがにエントリークラスのグラボではパワー不足です。

FarCry6(4K、DXR ON)平均fps
RTX 3080
59
RTX 3070
48
RTX 3060 Ti
40
RTX 3060
32

RTX 3080でも4KのDXR ONでは60に届きませんでした。

4Kで最新ゲームの映像美を堪能するなら、相応の投資が必要です。

おすすめのゲーミングPC

ファークライ6

ゲーミングPCを販売している主要メーカーの特徴をざっくり整理すると以下の通り。

主なゲーミングPCメーカー
ドスパラ価格の変動は激しいものの、圧倒的な知名度を誇るGALLERIAが人気。
最短翌日出荷という業界最安レベルの超スピードの納品が大きな魅力。
HPデザインが美しく、コストパフォーマンスにも優れたOMENが人気。
当サイトで配布中の割引クーポンを活用するとさらにお得度がアップ。
パソコン工房プロゲーミングチームや有名ストリーマーとのコラボモデルが人気。
見た目のカッコよさにこだわるなら、RGB Buildモデルがおすすめ。
G-Tuneアフターサポートが24時間365日対応で、チャットやLINEでも相談可。
ゲーミングPCをはじめて買う方や、苦手意識がある方におすすめ。
フロンティア毎週更新されるセールは、業界最安レベルのお買い得品が多数登場。
台数限定のため人気モデルは売り切れには要注意。
STORMPHANTEKSやMSIのケースを採用したコスパの高いモデルを多数販売。
時期によっては納期が遅く、サポート対応時間が限定的なのが弱点。

ゲーミングPCは安ければいい、というものではありません。

基本的なスペックだけでなく、搭載されているパーツやアフターサポートなど、総合的に比較しながら納得のいく1台を選ぶことが大切です。

YoutubeでもゲーミングPCの選び方を解説しているほか、人気のゲーミングPCを何十台とレビューしています。

ゲーミングPC選びで迷っている方は、ぜひご覧ください。

RTX 3060以上を推奨

Palit RTX 3060 Dual OC 12GB

ファークライ6をフルHD解像度でプレイするなら、グラボはRTX 3060がおすすめ。

最高画質のDXR ONでもおおむね60以上をキープできるため、快適にプレイできます。

画質にあまりこだわりがないなら、GTXシリーズを選んでも良いでしょう。

RTX 3060の関連記事はこちら

4KにはRTX 3070以上

Palit RTX3070 GamingPro

4Kの高解像度でファークライ6をプレイするなら、RTX 3070が最低ラインと考えたほうがよさそうです。

DXR ONだと場面によってはカクつきが発生するかもしれませんが、おおむね快適にプレイできるでしょう。

予算が許すならRTX 3070 TiやRTX 3080以上を視野に入れて探してみてください。

RTX 3070の関連記事はこちら

最高画質でファークライを楽しもう

ファークライ6

ファークライ6の舞台は、カリブ海にある架空の島国。

映像表現がとても美しく、4Kの大画面でプレイすると、ちょっとした旅行気分を味わえます。

ストーリーも濃厚で、やりこみ要素もたっぷり。

PCのスペックに余裕を持たせて、最高画質で南国の世界を楽しみましょう。

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