NVIDIAの最新GPU、GeForce RTX3070が各社から販売開始されました。
このページでは、RTX3070を搭載したゲーミングPCを販売するBTOメーカーについてまとめています。
最新ゲーミングPCの購入を検討中の方は、ぜひご覧ください。
RTX 3070搭載ゲーミングPC
国内の有名BTOパソコンメーカーから外資系大手PCメーカーまで、RTX3070を搭載したゲーミングPCの販売状況をチェックしました。
なお掲載している情報は2020年10月29日時点のものです。
各社の動きを確認できましたら、随時このページの情報を更新していきます。
最新モデル販売中のメーカー
2020年10月29日22:00に販売開始となったRTX3070。
即座にRTX3070搭載ゲーミングPCを販売開始したのはドスパラとパソコン工房、フロンティア、TSUKUMOの4社。
※G-Tune(マウスコンピューター)も追記しました
LenovoはRTX3090搭載モデルもまだ出てきていないので、しばらく時間がかかると思われます。
ほかにもHPのOMENは、12月中旬以降にRTX3070搭載モデルを販売する予定となっています。
海外メーカーが気になっている方は、販売開始を気長に待ちましょう。
主要メーカー最安値の比較
RTX3070搭載モデルは各社複数のモデルを販売していますが、ここでは最安モデルのスペックと価格を比較しました。
パソコン工房 | TSUKUMO | フロンティア | ドスパラ | G-Tune | |
---|---|---|---|---|---|
モデル | LEVEL-R049 iX4-TAX | GA5J-D203/T | GAシリーズ | GALLERIA XA7R-R37 | HN-Z |
CPU | Core i5-10400 | Core i5-10400F | Core i7-10700F | Ryzen7 3700X | Core i9-10900K |
GPU | GeForce RTX3070 | ||||
メモリ | 16GB(8GB×2) | ||||
ストレージ | 500GB NVMe SSD | 500GB NVMe SSD | 1TB NVMe SSD 2TB HDD | 512GB NVMe SSD | 512GB NVMe SSD 2TB HDD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE | 750W 80PLUS GOLD | 850W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS BRONZE | 800W 80PLUS TITANIUM |
販売価格 | 143,980円~ | 154,800 円~ | 155,800円~ | 185,980円~ | 249,800円~ |
公式サイト | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
価格だけで比較すると、最安はパソコン工房。
しかしながらCPUがCore i5でストレージも最小限の容量、電源も80PLUS BRONZEです。
G-Tuneだけ急に値段が高くなるのは、CPUがCore i9で水冷CPUクーラーなどを搭載しているため。
RTX3070の性能がRTX2080 Tiと同等であると考えれば、妥当なスペックです。
コスパという点でもっとも優れているのは、フロンティア。
CPUはCore i7でストレージもたっぷり、さらに電源も850W(80PLUS GOLD)とバランスの良いパーツ構成です。
ちなみにNVIDIAの公式サイトによると、RTX3070の推奨電源は650Wとされています。
価格以外に注目すべきポイント
RTX3070搭載モデルに限らず、ゲーミングPCを買うときは価格とスペック以外にも注目すべき点があります。
買ってから後悔することがないように、目を通しておいてください。
出荷までおおよそ1週間程度
メーカーを問わず、最新パーツ搭載モデルは出荷まで時間がかかりがちですが、RTX3070搭載モデルは比較的納期が速いようです。
現時点で確認できている情報を整理すると以下の通り。
ドスパラ | 7日で出荷 |
---|---|
フロンティア | 最短11月5日出荷予定 |
パソコン工房 | 1~2週間以内で出荷予定 |
TSUKUMO | 注文確認後4営業日 |
G-Tune | 約14営業日で出荷 |
パソコン工房は少々不安な表記ですが、ほかのメーカーはおおむね1週間ほどで出荷できる模様。
RTX3080やRTX3090搭載モデルは、出荷まで2週間以上かかるメーカーも多かったので、だいぶ速くなりました。
分割手数料無料がねらい目
RTX3070搭載モデルは安いものでも支払総額が15万円を超えるため、分割払いを検討中の方も多いことでしょう。
ほとんどのPCメーカーがJACCSやオリコなどのショッピングローンに対応していますが、分割手数料が無料なのは記事執筆時点で以下の数社のみ。
48回まで | ドスパラ パソコン工房 |
---|---|
36回まで | マウスコンピューター |
フロンティアとTSUKUMOは分割払いには対応しているものの、手数料が別途かかります。
分割手数料無料は期間限定のキャンペーンなので、最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。
また、ショッピングローンには審査があります。
希望すれば誰でも利用できる、というものではありません。
サポート対応には差がある
コスパではずば抜けているフロンティアですが、弱点もあります。
アフターサポートの対応を比較すると、G-Tuneやドスパラは24時間365日対応ですが、フロンティアは10:00~19:00のみ。
筆者の知る限り、アフターサポートの充実ぶりはG-Tune(マウスコンピューター)が段違いです。
G-Tune | 24時間365日 電話やチャット、LINEによるサポート |
---|---|
ドスパラ | 24時間365日 電話によるサポート |
フロンティア | 10:00~19:00 ※年末年始など指定休あり |
パソコン工房 | 24時間365日 電話によるサポート |
TSUKUMO | 月~金:11:00~19:00 土日祝:10:30~18:30 |
ゲーミングPCは夜間に利用する方も多く、万が一何かトラブルが起きたとき、すぐに相談できる相手がいるのはとても心強いです。
「多少のトラブルなら自力でどうにかできる!」
という方ならアフターサポートを重視して選ぶ必要はないでしょう。
各メーカーの特徴については以下のページでも詳しく解説しているので、興味がある方はあわせてご覧ください。
これからのゲーミングPCの主流
RTX3080やRTX3090搭載モデルと比べると、RTX3070は各メーカー在庫が潤沢にあるようです。
とはいえコスパの高いモデルはすぐに売り切れてしまう恐れもあるので、狙っていた方は早めの決断をおすすめします。
事前に公開された情報だと、RTX3070はRTX2080 Tiに匹敵する実力があるとのこと。
この価格帯でかつてのウルトラハイエンドクラスのスペックが手に入るのは非常にお買い得に思えます。
なおゲーミングPCを選ぶときは価格とスペックだけで選ばず、納期やアフターサポートなど総合的に比較することを忘れずに。