数多くのデジタルデバイスを販売する、世界的大企業のロジクール。
ゲーミングデバイスは「Logicool G」ブランドとして、マウスやキーボード、ヘッドセットなどを展開。
このページでは、ロジクールが販売するゲーミングマウスの特徴やおすすめモデルについてまとめています。
ゲーミングマウス選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
Logicoolという社名が使われているのは日本のみで、グローバルでの社名はLogitechでスイスに本社があります。
Logicool Gブランドの主な特徴
おすすめモデルをご紹介する前に、Logicool Gブランドで販売されているゲーミングマウスの特徴をまとめました。
RazerやHyperX、ROCCATなど、数多くのゲーミングデバイスメーカーがあるなかで、なぜロジクールが強いのか。
ポイントを整理すると以下の通り。
- ラインナップが豊富
- ワイヤレスが超快適
- G HUBでカスタマイズ
- ハードウェアもカスタム可
それぞれについて、詳しく見ていきます。
ラインナップが豊富
ロジクールの強みとしてまず挙げられるのは、豊富すぎるラインナップ。
左右対称や右手専用、シンプルな有線マウスもあれば多機能なワイヤレス、価格帯もエントリークラスからハイエンドまで、幅広いゲーミングマウスが販売されています。
FPSやMMO、MOBAなど、ゲームのジャンルやプレイスタイルによって最適なゲーミングマウスは異なりますが、ロジクールはあらゆるゲーマーのニーズを網羅。
予算があまりに少なかったり、よほど特殊な用途でない限り、あなたの欲しいマウスがきっと見つかります。
公式ブランドストア
Amazonと楽天市場には、ロジクールの公式ブランドストアがあります。
単純な価格比較だとAmazonのほうが安いですが、楽天市場はポイントを使える&貯められるのが大きな魅力。
ゲーミングデバイスは高額なものが多いので、セールやキャンペーンを狙って買うとお得です。
ランキング上位独占
ロジクールのゲーミングマウスは、価格.comやヨドバシドットコムのゲーミングマウスランキングで上位を独占。
順位は日々変動しますが、記事執筆時点ではBEST5のうち4つがロジクールのマウスでした。
多くのゲーマーが、ロジクールのゲーミングマウスを愛用しています。
ワイヤレスが超快適
ロジクールの大きな強みといえば、高速ワイヤレス通信技術を語らずにはいられません。
かつてのワイヤレスマウスは遅延や誤動作が起こりやすく、正確かつ精密な操作が求められるゲーム用途ではとても使えませんでした。
その点、ロジクールは超高速ワイヤレス通信「LIGHTSPEED」を独自に開発。
LIGHTSPEEDとは最大1ms(1,000Hz)で通信可能な技術で、有線マウスと変わらない感覚で操作できます。
一度ワイヤレスの快適さを知ってしまうと、なかなか有線には戻れません。
LIGHTSPEEDについて詳しく知りたい方は、ロジクールの公式サイトをご覧ください。
すべてのワイヤレスマウスにLIGHTSPEEDが搭載されているわけではありません。
ワイヤレス充電にも対応
ワイヤレスマウスはとても便利ですが、定期的に充電しないと使えないという弱点があります。
その点、Logicool Gブランドの一部モデルは、POWERPLAYワイヤレス充電に対応。
別売りのゲーミングマウスパット、G-PMP-001を使えばワイヤレス状態のまま充電できます。
マウスパッド単体で約18,000円はとても高額ですが、バッテリー残量を気にしたり、充電の手間から完全に開放されるのは非常に便利です。
G HUBでカスタマイズ
ロジクールのゲーミングマウスは専用ソフトウェア「G HUB」を使用して、自分好みにカスタマイズできます。
G HUBはロジクールの公式サイトからダウンロード可能で、もちろん無料です。
ボタン数の多い多機能マウスを使うときはとくに、G HUBによるカスタマイズは必須。
サイドボタンにゲームの機能を割り当てられるのはもちろん、各種マクロなども割り当て可能。
DiscordやOBSの各種アクションも設定できるため、ゲーム中にボイスチャットを多用する方やゲーム実況を配信している方も便利です。
マウスのレポートレートや感度(DPI)も、好みに合わせて細かく設定できます。
設定できる項目はマウスによって異なります。
RGBライティング
マウスのRGBライティングも、G HUBからカスタマイズ可能。
光るパーツや設定できる項目はマウスによって異なりますが、明るさや発光パターンなど、いろいろ選べます。
ロジクールのキーボードやヘッドセットなど、LIGHTSYNCに対応した製品があれば、発光パターンの同期も可能。
スクリーンに表示されている色と同期させたり、流れているオーディオに合わせて点灯させるなど、ライティング機能だけでいろいろ遊べます。
ハードウェアもカスタム可
PRO WirelessやG903hなどの一部マウスは、サイドボタンのカスタマイズにも対応しています。
サイドボタンをなくすこともできれば、右側だけにサイドボタンをつけることも可能。
ソフトウェアによるカスタマイズはよくありますが、ハードウェアそのものをカスタマイズできるのは珍しいです。
マウスの形状や握り心地に、とことんこだわりたい方におすすめの機能です。
重量アップにも対応
G502WLやG903h、G703hなどの一部マウスは、付属のウェイトで重量のカスタマイズも可能。
「軽いマウスより重いマウスのほうが好き!」
という方にとって、非常に便利な機能です。
おすすめゲーミングマウスBEST5
数あるLogicool Gブランドのゲーミングマウスから、実際に筆者が使用して、本気でおすすめしたいと思ったマウスBEST5をご紹介します。
いずれも詳しいレビューを別途用意しているので、気になるマウスが見つかったなら、ぜひあわせてご覧ください。
記載している価格は記事執筆時点のものです。マウスの価格は変動するので、最新情報はAmazonなどの販売サイトにてご確認ください。
PRO X SUPERLIGHT
おすすめ第一位は、世界的なベストセラーであるPROワイヤレス(通称:Gプロ)の後継機、PRO X SUPERLIGHT。
まずは主なスペックをご覧ください。
寸法 | 125×63.5×40mm |
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重量 | <63g |
センサー | HERO 25K |
DPI | 最大 25,600dpi |
レポートレート | 125/250/500/1000Hz |
接続方式 | 無線(LIGHTSPEED) |
ボタン数 | 5 |
耐クリック回数 | 非公開 |
販売価格 | 17,000円前後 |
センサー周りやゲーミングマウスとしての基本性能はGプロそのままに、63g未満の超軽量を実現した最新モデル。
主な特徴を整理するとこんな感じ。
ゲーミングマウスのひとつの到達点
ワイヤレスで63g未満の超軽量を実現
Gプロの操作感はそのままに正統進化
ホワイトのカラバリモデルも展開
約17,000円と価格は高め
一部機能が軽量化の犠牲に
本体右側のサイドボタンがなくなったり、ライティング機能は非搭載など、一部機能が省略されましたが、使い心地は間違いなく業界トップレベル。
予算さえ許すなら、このマウスを買っておけば間違いありません。
G703h
続いてご紹介するのは、Amazonのゲーミングマウス売れ筋ランキングで度々1位に選ばれているG703h。
寸法 | 124×68×43mm |
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重量 | 95g(ケーブルを除く) ※105gに調整可能 |
センサー | HERO 25K |
DPI | 最大 25,600dpi |
レポートレート | 125/250/500/1000Hz |
接続方式 | 無線(LIGHTSPEED) |
ボタン数 | 6 |
耐クリック回数 | 非公開 |
販売価格 | 8,000円前後 |
センサー周りや接続方式(LIGHTSPEED)はGプロと同じにも関わらず、1万円以下で買えてしまうコスパの高さが人気の秘訣。
ゲーミングマウスにそこまで軽さを求めないなら、非常にお買い得です。
約8,000円で買える高コスパマウス
押しやすい大きめのサイドボタン
LIGHTSPEED ワイヤレスに対応
PRO WLと同じHERO 25Kセンサー
レシーバーの収納スペースがない
右手専用のエルゴノミクス形状がフィットするかは、手の大きさやマウスの持ち方次第なので、気になる方は量販店やPCショップで展示品を触ってみることをおすすめします。
G502WL
ワイヤレスかつ多機能を求めるなら、G502WLがおすすめです。
寸法 | 132×75×40mm |
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重量 | 114g(ケーブルを除く) ※最大130gまで調整可能 |
センサー | HERO 25K |
DPI | 最大 25,600dpi |
レポートレート | 125/250/500/1000Hz |
接続方式 | 無線(LIGHTSPEED) |
ボタン数 | 11 |
耐クリック回数 | 非公開 |
価格 | 14,000円前後 |
Logicoolの発表によると、G502は全世界でもっとも売れているゲーミングマウスらしいです。
高性能ワイヤレス通信LIGHTSPEEDに対応
PRO WLと同じHERO 16Kセンサー搭載
無線で充電できるPOWERPLAYにも対応
付属のウェイトで重量の微調整が可能
手が小さめの方にはおすすめしづらい
親指と人差し指で操作できるボタンが多く、素早い建築が求められるフォートナイトと相性の良いマウスです。
DPIシフト機能を活用すれば、FPSゲームでスコープを除いているときだけマウス感度を下げることも可能。
使い方次第で、とてつもなく強力な武器になります。
G203
5,000円以下で探しているなら、低価格帯でトップレベルのコスパを誇る、G203はいかがでしょうか。
寸法 | 116×62×38mm |
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重量 | 85g(ケーブルを除く) |
センサー | 非公開 |
DPI | 最大 8,000dpi |
レポートレート | 125/250/500/1000Hz |
接続方式 | 有線 |
ボタン数 | 6 |
耐クリック回数 | 非公開 |
価格 | 4,000円前後 |
Amazonなら3,000円台で購入可能です。
約4,000円と手の届きやすい価格
手が小さめの方でも持ちやすい
しなやかで絡みにくいケーブル
白と黒のカラーバリエーション
サイドボタンが細くて押しづらい
エントリークラスのゲーミングマウスとしては、素晴らしい性能を秘めています。
カラバリでホワイトを選べるのも魅力。
ワイヤレスへのこだわりがなく、なるべく出費を抑えたい方におすすめです。
G604
FF14や黒い砂漠など、MMORPGが好きな方におすすめしたいのが、G502WL以上のボタン数を誇るG604。
寸法 | 130×80×45mm |
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重量 | 135g(電池含む) |
センサー | HERO 16K |
DPI | 最大 16,000dpi |
レポートレート | 125/250/500/1000Hz |
接続方式 | LIGHTSPEED Bluetooth |
ボタン数 | 15 |
耐クリック回数 | 非公開 |
価格 | 10,000円前後 |
充電式ではなく、電池で駆動するのも特徴です。
6つのサイドボタンを搭載
電池駆動で長持ちバッテリー
Bluetoothへの切替が可能
高速スクロールに切替可能
FPSゲームには少々重たい
MMOやMOBAはもちろん、フォートナイトとも相性抜群。
建築などの複雑な操作をマウスで完結したい方におすすめ。
写真や動画の編集など、クリエイティブ用途とも相性が良いゲーミングマウスです。
ゲーミングマウスならロジクール
ロジクールのゲーミングマウスはラインナップが豊富すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいがち。
どのマウスがベストかは、ゲームのジャンルやプレイスタイル次第。
各マウスのスペックや特徴を比較しながら、あなたにとってベストなマウスを見つけましょう。
当サイトでは今回ピックアップしたおすすめモデル以外にも、多数のゲーミングマウスをレビューしています。
マウス選びに迷いを抱えている方は、ぜひほかのページもあわせてご覧ください。