このページでは、おすすめのマウスバンジーや選び方のコツについてまとめています。
「マウスバンジーって本当に必要なの?」
「どのマウスバンジーを買えばいいの?」
などなど、マウスバンジー選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
マウスバンジーのメリット
「マウスバンジーなんて必要ない!」という方がいるのも事実です。
ゲームのプレイスタイルは人それぞれなので、必ずマウスバンジーを使わないといけない、というルールなんて存在しません。
それでも筆者としては、有線マウスでFPS・TPSゲームをプレイするならマウスバンジーは必須と考えています。
まずはマウスバンジーを使うメリットについて解説します。
ケーブルが邪魔にならない
有線マウスを使っているとき、ケーブルが引っかかってストレスを感じたことはありませんか?
マウスバンジーを活用する最大のメリットは、ケーブルのストレスから解放されること。
適切にマウスバンジーを使えば、ケーブルの長さが常に一定に保たれて、絡まることもなく見た目もすっきり。
まるでワイヤレスマウスのような快適さが手に入ります。
スマホやマグカップなど、机にいろいろとモノを置いている方こそマウスバンジーのメリットを実感できます。
マウスバンジーを使うとケーブルがほとんど動かないので、飲み物やフィギュアが倒れる心配もありません。
写真では少々おおげさに演出していますが、実際に使ってみると見た目以上のメリットを実感できます。
ゲームに限らず、事務作業などの用途でもマウスバンジーを使うと快適さがアップします。
マウスバンジーの選び方
Amazonや楽天市場などでマウスバンジーを探すと、さまざまな商品が見つかります。
2,000円前後で買えるものも多く、どれを選んでもそれなりに効果を実感できますが、注意すべき点が2つほど。
マウスバンジーを選ぶときの参考にしてください。
安定感が最重要ポイント
マウスバンジーにとって、もっとも重要なのは安定感。
マウス感度を400dpiなどに設定しているローセンシの方はとくに、マウスを動かす範囲が大きくなりがち。
FPSゲームで敵と撃ち合っているときに、マウスバンジーが倒れて集中力を削がれたら最悪ですよね。
マウスバンジーを安定させるコツは以下の3点。
- なるべく重いものを選ぶ
- 机に固定できるものを選ぶ
- ケーブルに余裕を持たせる
本体そのものがずっしり重ければ、軽く引っ張るくらいでは倒れませんし、吸盤で机に固定できるタイプもあります。
また、どれだけ屈強なマウスバンジーを使っても、ケーブルがパツパツの状態で使うと倒れやすくなります。
かといってケーブルが長すぎると、マウスバンジーにケーブルが絡まってしまったり、あまり意味がありません。
ケーブルが机につかないくらいの余裕があって、左右にマウスを振ったとき、ほどよいテンションを保てる程度の長さに調整することが大切。
写真は少々極端な例ですが、マウス感度に合わせて最適なセッティングを見つけましょう。
ケーブル径に要注意
マウスバンジーを選ぶときに注意したいのが、ケーブル径。
たとえばRazerの有線マウスは太くて柔らかいケーブルを使用しているものが多いため、マウスバンジーによってはうまくハマりません。
超軽量マウスとして人気の高いFinalmouseも、フワフワと柔らかいケーブルが使われています。
リスクを避けたいなら、同じメーカーでそろえるのが無難。
RazerならRazer、ZOWIEならZOWIEで統一すれば間違いありません。
ただし、LogicoolやHyperXのように、マウスバンジーを販売していないメーカーもあります。
どのマウスバンジーを買えばいいか迷ってしまう方は、これからご紹介するおすすめモデルから選んでみてください。
おすすめのマウスバンジー
ここからは実際に筆者が使用したマウスバンジーの中から、おすすめのBEST5をご紹介します。
マウスバンジーとの相性チェックで使用した有線ゲーミングマウスは以下の6つ。
ゲーミングデバイスの価格や在庫状況は日々変動するため、最新情報は各販売サイトにてご確認ください。
Xtrfy B4
もっともおすすめしたいマウスバンジーは、スウェーデンのゲーミングデバイスメーカーXtrfyのB4。
主なスペックは以下の通り。
評価 | |
---|---|
重量 | 265g |
寸法 | 80×80×19mm |
底面 | 全面ラバー |
価格 | 2,541円 |
シンプルな形状ながら、太くて柔らかいケーブルもしっかり固定可能。
どっしりと安定しているため、よほど激しく動かさない限り、びくともしません。
筆者はマウス(Xtrfy M4 RGB)に合わせて黒色を買いましたが、5色のカラバリから選べるのも魅力です。
白を買えばFinalmouseのUltralight2 CAPE TOWNのような白いゲーミングマウスと相性抜群。
万能に使えるマウスバンジーなので、メーカーにこだわりがなければXtrfy B4を買っておけば間違いありません。
Razer Mouse Bungee V2
続いておすすめしたいのはRazerのMouse Bungee V2。
Razerのゲーミングマウスと相性が良いのはいわずもがな、幅広く使えるマウスバンジーです。
評価 | |
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重量 | 222g |
寸法 | 11.4×7.6cm |
底面 | 全面ラバー |
価格 | 3,070円 |
ケーブルの高さをキープできるので、マウスをとても操作しやすいです。
ほとんど欠点のないマウスバンジーですが、価格と安定感でXtrfy B4にわずかに劣ります。
とはいえViper MiniやDeathAdder V2 Miniなどを使っているなら、迷う必要はありません。
Razerで統一したほうが間違いなくカッコいいです。
BenQ ZOWIE CAMADE
XtrfyのB4と出会うまで一番のお気に入りだったのが、BenQのZOWIE CAMADE。
シンプルな構造ながら、マウスバンジーとして必要十分な機能が備わっています。
評価 | |
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重量 | 243g |
寸法 | 96×73×88mm |
底面 | 4点ラバー |
価格 | 3,980円 |
評価を下げている理由は、太いケーブルと相性が良くないことと値段が高めなこと。
無理やりねじ込めないこともないですが、Razerのような太くて柔らかいケーブルはうまくハマりません。
ZOWIEのマウスは当然ながら、HyperXやLogicoolのマウスなら問題なく使えます。
筆者が持っているのは旧型ですが、現在は新型のZOWIE Camade IIも販売中。
新型なら評価が変わるかもしれません。
サンワダイレクト マウスバンジー
サンワダイレクトのマウスバンジーは机に張り付けるタイプ。
2,000円以下で買える低価格は魅力ですが、少なくとも筆者には使いづらいと感じました。
評価 | |
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重量 | 81g |
寸法 | 68×109×115mm |
底面 | 吸盤 |
価格 | 1,980円 |
商品ページには「レバー式の真空吸盤」と書かれていますが、底面はベタベタとしており、ビニールテープのようになっています。
机の表面がツルツルしていれば、粘着&吸盤でがっしり固定できますが、材質によっては相性が悪そう。
粘着力が強いので、机の表面を傷めそうなのも若干心配です。
太くて柔らかいケーブルとの相性も良くありません。
オフィスのデスクのようにスペースに余裕がなく、ツルツルの机で使う前提なら、コンパクトで使いやすそうです。
ROCCAT APURI RAW
最後にご紹介するのはROCCATのマウスバンジー、APURI RAW。
はっきり書いてしまうと、このマウスバンジーはおすすめしません。
評価 | |
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重量 | 105g |
寸法 | 133×128×117mm |
底面 | 3点ラバー |
価格 | 2,564円 |
見た目はかっこいいですが、本体の大きさと重量のバランスが合っておらず、強めにマウスを振ると簡単にぐらつきます。
大きすぎて邪魔に感じますし、ケーブルの位置も低いため使いづらいです。
さらにRazerやFinalmouseのような太くて柔らかいケーブルも使えません。
AmazonではROCCATのゲーミングマウスとセットで販売されていますが、快適さを求めるなら、ほかのマウスバンジーを使ったほうがよいでしょう。
1,600dpiや3,200dpiなどのハイセンシを好む方で、あまりマウスを動かさないなら使いこなせるかもしれません。
有線マウスには必須アイテム
有線ゲーミングマウスをお使いなら、マウスバンジーの活用は必須。
とはいえ何台も買う必要はないので、メーカーへのこだわりがなければ万能に使えるXtrfy B4やRazer Mouse Bungee V2がおすすめです。
マウスバンジーを導入して、今まで以上にPCゲームを快適に楽しみましょう。