リーグ・オブ・レジェンドでおなじみのライアットゲームズが初めてリリースしたFPSゲーム、VALORANT(ヴァロラント)。
リリース直後から人気に火が付き、国内はもちろん海外でも大会などが積極的に開催されています。
このページでは、VALORANTを快適にプレイするにはどれくらいのスペックが必要なのか、平均フレームレートを検証した結果をまとめています。
ゲーミングPC選びで迷っている方は、ぜひじっくりご覧ください。
VALORANTはパソコンでしかプレイできず、コンソール版のリリースは記事執筆時点で未定です。
VALORANTの平均フレームレート
VALORANTを以下のグラボで実際にプレイしました。
- 玄人志向 GG-RTX3080-E10GB/TP
- Palit RTX 3070 GamingPro OC 8GB
- MSI RTX 3060 Ti VENTUS 2X OC
- MSI RTX 2080 GAMING TRIO
- Palit RTX 3060 Dual OC 12GB
- Palit GTX 1660 SUPER StormX 6GB
- Palit GTX 1650 StormX OC 4GB
最高画質で数マッチプレイしたときの平均フレームレートがこちら。
表にまとめると以下の通り。
最高画質 | |
---|---|
RTX 3080 | 325 |
RTX 3070 | 288 |
RTX 3060 Ti | 268 |
RTX 2080 | 277 |
RTX 3060 | 220 |
GTX 1660 SUPER | 208 |
GTX 1650 | 172 |
検証で使用したパソコンの主なスペックは以下の通り。
CPUやメモリはオーバークロックせず、すべて定格で動かしています。
CPU | Intel Core i9-9900K |
---|---|
マザーボード | MSI MEG Z390 ACE |
メモリ | 64GB(DDR4-2666、16GB×4) CORSAIR VENGEANCE LPX |
電源 | CORSAIR HX1200i(80PLUS PLATINUM) |
CPUがCore i5やRyzen 5だったり、メモリが8GB(8GB×1)だったりすると、フレームレートが落ち込む場合があります。
グラボ以外のパーツ構成もフレームレートに影響を与えるので、あくまで参考程度にご覧ください。
マップやモード、戦闘状況によってフレームレートは変動します。
エントリースペックでも快適
VALORANTはグラフィックが恐ろしく軽いのが特徴です。
GTX 1650のようなエントリークラスのグラボでも、フレームレートが60を下回ることはほとんどありません。
ゲームを動かすだけなら、10万円以下の格安ゲーミングPCでも十分快適にプレイできます。
配信するならミドルクラス以上
グラフィックが軽いとはいえ、ゲームをライブ配信するならそれなりのスペックが求められます。
CPUはCore i7かRyzen 7以上、メモリは16GB以上、グラボもGTX 1660 SUPER以上は欲しいところ。
どのようにVALORANTをプレイしたいのか、に合わせて最適なゲーミングPCを選びましょう。
fpsやパケロスを設定で表示可能
VALORANTはフレームレート(fps)やパケロスなどを、ゲーム画面に表示させられます。
テキストで表示できるゲームはたくさんありますが、グラフでも表示できるのは視覚的にとてもわかりやすくて便利です。
何を表示させるかは任意で設定可能。
細かいことが気にならなければ、何も表示しなくてよいでしょう。
VALORANTのおすすめゲーミングPC
ここからはVALORANTを快適にプレイするうえで、おすすめのゲーミングPCについてご紹介します。
ゲーミングPCを販売している主要メーカーの特徴をざっくり整理すると以下の通り。
ドスパラ | 価格の変動は激しいものの、圧倒的な知名度を誇るGALLERIAが人気。 最短翌日出荷という業界最安レベルの超スピードの納品が大きな魅力。 |
---|---|
HP | デザインが美しく、コストパフォーマンスにも優れたOMENが人気。 当サイトで配布中の割引クーポンを活用するとさらにお得度がアップ。 |
パソコン工房 | プロゲーミングチームや有名ストリーマーとのコラボモデルが人気。 見た目のカッコよさにこだわるなら、RGB Buildモデルがおすすめ。 |
G-Tune | アフターサポートが24時間365日対応で、チャットやLINEでも相談可。 ゲーミングPCをはじめて買う方や、苦手意識がある方におすすめ。 |
フロンティア | 毎週更新されるセールは、業界最安レベルのお買い得品が多数登場。 台数限定のため人気モデルは売り切れには要注意。 |
STORM | PHANTEKSやMSIのケースを採用したコスパの高いモデルを多数販売。 時期によっては納期が遅く、サポート対応時間が限定的なのが弱点。 |
ゲーミングPCは安ければいい、というものではありません。
基本的なスペックだけでなく、搭載されているパーツやアフターサポートなど、総合的に比較しながら納得のいく1台を選ぶことが大切です。
YoutubeでもゲーミングPCの選び方を解説しているほか、人気のゲーミングPCを何十台とレビューしています。
ゲーミングPC選びで迷っている方は、ぜひご覧ください。
エントリークラスでも余裕
VALORANTは数あるFPSゲームの中でもグラフィックがとても軽いです。
GTX 1650を搭載したエントリースペックのゲーミングPCでも快適にプレイが可能。
予算に余裕がない方でも安心して楽しめます。
ガチ勢はRTX 3060以上を推奨
プロを目指している方や、ある程度本気でVALORANTをやりこみたいなら、グラボはRTX 3060以上がおすすめ。
CPUはCore i5やRyzen 5で問題ありませんが、配信も考えているならCore i7やRyzen 7が望ましいです。
ミドルスペック以上のゲーミングPCなら、シビアな状況でもフレームレートが落ち込むことなく安定したプレイが可能です。
VALORANTを最高画質でプレイしよう
VALORANTはここ数年でリリースされたFPSゲームとしては非常にグラフィックが軽いですが、高フレームレートで安定させるには相応のスペックが必要です。
とくにライブ配信を視野に入れるなら、ミドルクラス以上のゲーミングPCは必須。
予算と用途に合わせて、VALORANTを快適にプレイできる環境を整えましょう。