レビュー

OMEN 45Lレビュー|Core i7とRTX 4080搭載のハイパフォーマンスモデル

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OMEN 45L ハイパフォーマンスモデルのレビュー

日本HPが販売するゲーミングPC、OMEN 45L Desktop(ハイパフォーマンスモデル)をお借りしました。

機材貸出元:株式会社日本HP

以前、Core i9とRTX 4090を搭載した最上位モデルもレビューしましたが、今回はCore i7とRTX 4080を搭載した下位モデル。

どの程度パフォーマンスに差が出るのかはもちろん、定番ベンチマークや各種人気ゲームで性能を詳しく検証しました。

見た目の満足度も高いハイスペックマシンを探している方は、ぜひじっくりご覧ください。

OMEN 45L(RTX 4080)の概要

OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル

OMEN 45LがどういったゲーミングPCなのか、特徴を整理すると以下の通り。

4Kで人気ゲームを快適にプレイ可能

同価格帯で比較するとコスパが良い

ゲーム起動中もファンが静かで快適

1080p・60fpsで高画質配信も余裕

ケースが巨大で重量も22kgオーバー

約40万円と覚悟が求められる価格

基本的なスペックから搭載されている内部パーツ、実際に人気ゲームを動かして計測したフレームレートまで、順に詳しくご説明します。

スペック

OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル

現在販売されているOMEN 45Lの基本スペックをまとめると以下の通り。

基本スペック
OSWindows 11 Pro
型番GT22-1780jp
ハイパフォーマンスモデル
GT22-1990jp
エクストリームモデル
CPUCore i7-13700KCore i9-13900K
CPUクーラー360mm 簡易水冷
Cooler Master製
チップセットZ790
GPUGeForce RTX 4080GeForce RTX 4090
メモリDDR5-5200 32GB(16GB×2)
Kingston FURY
DDR5-5200 64GB(16GB×4)
Kingston FURY
ストレージ1TB NVMe SSD Gen4
Western Digital WD_Black
2TB HDD
2TB NVMe SSD Gen4
Western Digital WD_Black
2TB HDD
電源1200W(80PLUS GOLD)
無線LAN〇(Wi-Fi 6E、 Bluetooth 5.3)
販売価格
税・送料込
574,000円
420,200円
728,000円
547,800円

発売当初は価格の高い標準モデルのみでしたが、現在は価格を抑えたキャンペーンモデルも販売中。

今回お借りしたハイパフォーマンスモデル(GT22-1780jp)に、当サイトで配布中の7%OFFクーポンを適用した価格は以下の通り。

クーポン適用価格

2万円以上安くなるため、購入を検討している方は忘れずにご活用ください。

クーポンの使い方は以下の記事にまとめています。

HPの割引クーポン
OMENなど人気のゲーミングPCが安く買える!HPの割引クーポン【2024年11月】日本HPのオンラインストア(HP Directplus)で利用できるクーポン情報をまとめています。 【広告】クーポン提供:株式...

なおRTX 4090搭載モデル(GT22-1990jp)は在庫切れなのか、記事執筆時点では一次取り扱い停止となっていました。

RTX 4090搭載モデル

そのうち販売を再開すると思うので、エクストリームモデルが気になる方はこまめに公式サイトをチェックしましょう。

CPUやGPU、メモリの細かいスペックはこちらをご覧ください。

CPU-Z
GPU-Z

CPU-Z

CPU-Z

メモリはKingstonのFURYを標準搭載し、容量は32GB(16GB×2)と必要十分。

ストレージも合計3TBと余裕があり、ゲームはもちろん動画編集やライブ配信などの用途でもゴリゴリに活躍します。

競合他社と比較

果たしてOMEN 45Lはコスパがいいのか、競合他社と同じようなスペックで比較してみました。

激安セールでおなじみのフロンティアは、記事執筆時点で該当モデルが見つからず。

競合他社と比較
HPパソコン工房ドスパラツクモ
OSWindows 11 ProWindows 11 Home
CPUCore i7-13700KCore i7-13700KFCore i7-13700K
クーラー簡易水冷
360mm
簡易水冷
240mm
空冷
サイドフロー
GPUGeForce RTX 4080
チップセットZ790
メモリ32GB(16×2)
DDR5-5200
16GB(8×2)
DDR5-4800
32GB(16×2)
DDR5-4800
ストレージ1TB SSD Gen4
2TB HDD
1TB SSD Gen31TB SSD Gen4
無線LAN
電源1200W
GOLD
1200W
PLATINUM
1000W
PLATINUM
850W
GOLD
価格
税・送料込
390,786円377,800円383,280円434,000円
公式サイト詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら

価格だけを見るとOMEN 45Lは高く感じますが、メモリやストレージ容量に余裕があるほか、強化ガラスパネルにRGBパーツも標準搭載。

搭載パーツをひとつひとつ比較していくと、なかなか素晴らしいコスパであることがわかります。

予算40万円くらいでハイスペックなゲーミングPCを探している方には、有力候補になるのではないでしょうか。

パソコンの仕様および価格は時期によって変動します。最新情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

ケース外観

OMEN 45Lのデザイン
OMEN 45Lのデザイン

ケースの構造やデザインはRTX 4090搭載モデル(GT22-1990jp)とまったく同じ。

RGBライティング

電源をONにすると、前面のファンをはじめ、RGBパーツ各種が発光。

以前レビューしたRTX 4090搭載モデルはライティングを白で統一しましたが、今回はレインボーで撮影しています。

ライティングの色や発光パターンは、プリインストールされている「OMEN Gaming Hub」から細かくカスタマイズできます。

パネルを外した状態

前面と左右のパネルを簡単に着脱できるのもOMEN 45Lの特徴のひとつ。

長期間使用してホコリがたまってきたときは簡単に掃除ができますし、ストレージなどを増設するときも楽です。

サイドパネルの取り外し方や入出力端子など、ケースの構造については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

新型OMEN 45L Desktopレビュー
OMEN 45Lレビュー|Core i9とRTX 4090搭載のエクストリームモデル日本HPが販売するゲーミングPC、OMEN 45L Desktopの最新モデル(エクストリームモデル)をお借りしました。 機材...

ケース内部

ケース内部

ケース内部はご覧の通り。

マザーボードはHP独自の仕様で、一般的なATX規格と比べるとやや小さめです。

ケース内部
ケース内部

RTX 4090搭載モデルはメモリが4枚でしたが、今回のRTX 4080搭載モデルは2枚のみ。

シャドウベイ
シャドウベイ

2.5インチ×2、3.5インチ×2のストレージを搭載できるシャドウベイも用意されており、拡張性も十分。

HPのオンラインストアは注文時のカスタマイズに対応しておらず、ストレージの増設は自身で改造する必要があります。

3.5インチのHDDは1台搭載済みです。

ファンハブ

ケース内の各種ファンはハブで一括管理されています。

RGBファン
背面側の120mmファン

ケース前面には120mmのRGBファンを3台搭載。

背面側の120mmファンは光りません。

マザーボード

グラボが巨大すぎて見えづらいですが、PCI Express Gen3 x4の空きスロットがひとつと、SATAも3つ空きがあります。

無線LANのカードも確認できました。

グラボとの干渉がやや不安ではあるものの、キャプチャーボードなどの拡張カードは1枚増設できそうです。

水冷CPUクーラー

水冷CPUクーラー

CPUクーラーは簡易水冷タイプを標準搭載。

仕様によるとCooler Master社製で、ラジエーターサイズは360mm。

同じくCore i7-13700Kを搭載するOMEN 40Lはラジエーターが120mmと心許ないですが、45Lは360mmで安心感がたっぷり。

ケースの構造が特殊なため、CPUクーラーの交換はできないと考えたほうがよさそうです。

グラフィックカード

グラフィックカード

グラフィックカードはトリプルファンの超大型タイプを搭載。

傾きやグラつきが発生しないよう、専用パーツでがっちりと固定されています。

グラボ交換は少々手間取りそうですが、サポートステイなどを別途買う必要がないのは便利です。

補助電源

補助電源は12VHPWRに対応した16ピンケーブルを採用。

ごちゃつきやすい配線がすっきり整理されています。

メモリ

メモリ

メモリはKingston FURY(DDR5-5200 16GB×2)を採用。

動画編集などの用途で役立つほか、メモリ消費の激しいゲームも快適に楽しめます。

ストレージ

M.2 SSDはグラボの裏側にあるため姿が見えませんが、仕様によるとWestern Digitalの WD_Blackが採用されている模様。

M.2 SSDの空きスロット

M.2 SSDの空きスロット(Gen3)も1つあり、容量が足りない方は自身での増設をおすすめします。

必ずヒートシンクを使うように、と書かれています。

電源

電源

電源はCooler Master社製で、ATX3.0に対応した1200W(80PLUS GOLD)を採用。

NVIDIAの公式サイトによると、RTX 4080搭載マシンの最小システム電力は750Wとなっており、容量不足は心配無用です。

OMEN 45L(RTX 4080)の性能

OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル

ここからはOMEN 45Lの性能を、各種ベンチマークソフトを使用して数値化していきます。

パフォーマンスモードの設定

検証時はOMEN Gaming Hubでパフォーマンスモードに設定。

メモリのOC設定

メモリも5200MHzにオーバークロックしています。

メモリOCは設定後にPCの再起動を求められます。

まずはパソコンの総合的な性能をチェックするPC Mark10を試した結果がこちら。

PC Mark10

ゲームはもちろんExcelやWordなどの事務作業、各種クリエイティブ用途もサクサクこなせるスコアですが、搭載スペックを考えるとスコアがやや低め。

RTX 4090搭載モデルやOMEN 40Lでもスコアが低めに出ていたため、やはりOMEN固有の常駐ソフトとの相性問題ではないかと思われます。

計測結果はいずれも当サイトで検証したものなので、あくまで参考程度にお考えください。

CINEBENCH R23

CINEBENCH R23

主なCPUをCINEBENCH R23のスコアで比較してみると以下の通り。

CINEBENCH R23(Multi)スコア比較
Core i9-13900K
OMEN 45L
34,856
Core i7-13700K
筆者メインPC
30,664
Core i7-13700K
OMEN 45L
26,253
Core i7-13700K
OMEN 40L
25,818
Core i5-13600K
24,096

下位モデルのCore i5-13600Kに負けるほどではありませんが、筆者がメインPCで使用しているCore i7-13700K(電力制限解除)と比べると、若干スコアが低め。

シングルコアのスコアで比較した結果がこちら。

CINEBENCH R23(Single)スコア比較
Core i9-13900K
OMEN 45L
2,207
Core i7-13700K
筆者メインPC
2,088
Core i7-13700K
OMEN 45L
2,056
Core i7-13700K
OMEN 40L
2,039
Core i5-13600K
1,970

こちらも少し低めに出ています。

CPUのオーバークロック

OMEN Gaming HubはCPUのオーバークロックにも対応しており、うまく設定するとCINEBENCHのスコアをもう少し伸ばせそうです。

貸出機でCPUをオーバークロックするのは少々怖いため、今回は何も手を付けていません。

BIOSに入らずとも設定をいじれるのは便利ですが、やみくもに数値をいじるとPCが不安定になるリスクもあるため、慎重に判断してください。

CINEBENCHのスコアが多少低く出ていたとしても、実用上の問題は何もありません。

3D Mark

3DMarkの定番ベンチマークをそれぞれ試した結果がこちら。

Speed Way
Speed Way
Time Spy
Time Spy
Fire Strike
Fire Strike

いずれも搭載スペックに見合った素晴らしいスコアが出ています。

主なグラボとSpeed Wayのスコアを比較した結果がこちら。

Speed Way スコア比較
RTX 4090
OMEN 45L
9,959
RTX 4080
OMEN 45L
7,153
RTX 4070 Ti
OMEN 40L
5,422
RTX 3080
4,462
RTX 3070
3,474

ハイエンドのRTX 4090とは差があるものの、グラフィックの重いレイトレーシング対応ゲームなども4Kの最高画質でストレスなく楽しめます。

Crystal Disk Mark

M.2 SSD(Gen4)
M.2 SSD
HDD
HDD

M.2 SSDはGen 4対応らしい素晴らしい転送速度です。

書き出し(Write)はやや速度が落ちているものの、実用上気になることはほとんどありません。

HDDは標準的な速度です。

一般的なSSD(SATA)やHDDと平均的な転送速度を比較すると、以下の通り。

ストレージの転送速度(目安)
NVMe M.2 SSD
(Gen 5)
10,000MB/s
NVMe M.2 SSD
(Gen 4)
4,000~7,000MB/s
NVMe M.2 SSD
(Gen 3)
2,000~3,000MB/s
SSD(SATA)550MB/s
HDD120~160MB/s

静音性

OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル

市販の騒音計を使用して、パフォーマンスモードと静音モードでどれくらい騒音が変化するかを検証しました。

まずはCINEBENCH R23のマルチコアを10分間回したときの騒音から。

パフォーマンス
パフォーマンスモードの騒音
静音
静音モードの騒音

パフォーマンスモードでは65dB前後まで上昇し、非常にうるさくなります。

以前、Core i9-13900Kで計測したときは最大でも55dBだったので、ラジエーターのファン設定が微妙に異なるのかもしれません。

静音モードも計測開始直後は60dB近くまで上昇するものの、しばらくすると45dB前後で安定。

CINEBENCHのスコアを比較してみると以下の通り。

パフォーマンス
CINEBENCH R23
静音
CINEBENCH R23

静音モードでは多少スコアが落ちているのがわかります。

ちょっとでもCPUの性能を引き出したいならパフォーマンスモード、快適さを優先するなら静音モードでの運用がおすすめです。

静音モードのテスト

続いてFF15のベンチマークソフトを、4Kの高品質で回したときの騒音を計測しました。

パフォーマンス
パフォーマンスモードの騒音
静音
静音モードの騒音

ゲームを動かすだけなら、パフォーマンスモードでも50dBを超えることはほぼありません。

OMEN 40Lの場合、パフォーマンスモードだとゲーム起動中も55dB前後とうるさかったため、やはりOMEN 45Lは冷却性能に余裕があるようです。

どのモードを使用するかは、ゲームのプレイスタイルやご自宅の環境に合わせて判断してください。

ゲームの起動直後など、瞬間的にファンがフル回転してうるさくなることもありますが、すぐに落ち着きます。

冷却性能

PCに負荷をかけたときの温度も確認しました。

パフォーマンス
パフォーマンスモードのCPU温度
静音
静音モードのCPU温度

CINEBENCH R23のマルチコア計測中は、パフォーマンスモードだと最大96度まで上昇。

計測開始からしばらくは95度前後をうろつき、その後82度あたりで安定します。

静音モードでも計測開始直後は90度を超えるものの、数分後には60度前後で落ち着きます。

CPUクーラーや各種設定は同じはずですが、以前、Core i9-13900Kで計測したときより温度が上がっているのは少々謎です。

ゲーム起動中の温度
ゲーム起動中の温度

ゲームを4Kの最高画質で動かしてみると、GPUの温度は60~70度前後、CPUも50~60度あたりで安定。

これぞOMEN 45Lの強みで、素晴らしい冷却性能です。

フルHDでVALORANTのような軽いゲームを動かしているだけなら、温度はもっと下がります。

PCゲームのフレームレート検証

OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル

まずは定番のベンチマークソフトを3種類試しました。

いずれも画質は最高設定で試しています。

定番ベンチマークのスコア
FF154K:11,624 とても快適
FHD:20,836 非常に快適
FF14
暁月のフィナーレ
4K:20,851 非常に快適
FHD:35,158 非常に快適
BLUE PROTOCOL4K:17,243  極めて快適
FHD:37,386 極めて快適

RTX 4090なら4KのFF15も「非常に快適」を出せていましたが、RTX 4080では一歩届かず「とても快適」どまりでした。

続いてMSIのAfterburnerを使用して、人気ゲームの平均フレームレートをフルHD解像度で計測しました。

フォートナイトはDirectX12とパフォーマンス、レンダリングモードごとに検証。

フォートナイトの平均fps
最高画質(DX12)121fps
競技設定(パフォーマンス)431fps

DirectX12ではアンチエイリアスを「TSR最高」、テンポラルスーパー解像度は「推奨」、さらにハードウェアレイトレーシングもONで計測しています。

ミドルクラスのグラボでは平均60にも届かない激重設定ですが、平均120前後で安定。

パフォーマンスモードの競技設定(3D解像度のみ100%)では平均値が400を超えました。

そのほかのゲームはすべて最高画質で検証した結果です。

フルHD 最高画質の平均fps
Apex Legends297fps
Overwatch 2413fps
CoD:MW2228fps
Escape from Tarkov117fps
VALORANT392fps

Apex Legendsは最高画質のままでフレームレートの上限値である300にほぼ張り付くため、画質を落とす必要がありません。

VALORANTやOverwatch 2はグラフィックがそこまで重くないということもあり、画質を落とすことなく超・高フレームレートを味わえます。

高解像度での検証

4Kでも人気ゲームをいろいろ動かしてみました。

レイトレーシングやDLSS、フレーム生成に対応しているゲームはいずれもONで検証しています。

4K 最高画質の平均fps
フォートナイト
DX12 TSR 推奨
80fps
Apex Legends184fps
CoD:MW2
DLSS クオリティ
130fps
モンスターハンターライズ
DLSS クオリティ
216fps
ディアブロ4
DLSS クオリティ
171fps
ホグワーツレガシー
DLSS クオリティ
126fps
Cyberpunk 2077
DLSS 自動
72fps
Marvel’s Spider-Man Remastered
DLSS クオリティ
146fps
Forza Horizon 5
DLSS 自動
167fps

Apex LegendsはDLSSやFSRなどのアップスケーリングに対応していませんが、4Kの最高画質でもおおむね144以上をキープ可能。

Cyberpunk 2077はもっとも重たい設定である、オーバードライブモードで試しています。

RTX 4090と比べるとさすがに多少の差はあるものの、大多数の方が快適に楽しめる性能です。

RTX 4090搭載モデルとの価格差が10万円以上あることを考えれば、RTX 4080で十分ではないでしょうか。

ゲーム実況の動画配信

ゲーム実況をTwitchでスムーズに配信できるかも検証しました。

配信ソフトは無料で使えるOBS(Open Broadcaster Software)を使用、配信と同時に録画も実施です。

Apex Legendsでいろいろ試した結果、以下の設定でスムーズにライブ配信ができました。

OBSのおすすめ設定
ゲームの画質最高
出力解像度1080p(1,920×1,080)
FPS共通値60
映像ビットレート6,000 Kbps
配信エンコーダハードウェア
音声ビットレート128
録画品質高品質、ファイルサイズ中
録画フォーマットmkv
配信後にmp4へ再多重化
録画エンコーダハードウェア

配信&録画中も平均フレームレートはほとんど落ちないため、非常に快適です。

これからライブ配信に挑戦してみたい方はもちろん、すでにストリーマーとして活躍している方にも安心しておすすめできます。

今回は設定を細かくいじらず、デフォルトのエンコーダ設定(H.264)を使用しましたが、RTX 40シリーズはAV1エンコーダも使用可能。

どのエンコードを使用するかは、配信の頻度や用途に合わせて判断してください。

アバター表示でも配信が余裕

アバター表示の検証

FaceRigを使用してアバターを表示させながら試したところ、こちらもゲームやOBSの設定を変えることなく快適に配信&録画ができました。

Webカメラなどの配信機材を整えれば、PC1台でVTuberとしてゲーム実況の配信も可能です。

RTX 4080でも大多数の方は満足

OMEN 45L ハイパフォーマンスモデル

レビューのまとめとして、OMEN 45L Desktop(ハイパフォーマンスモデル)の特徴をおさらいします。

4Kで人気ゲームを快適にプレイ可能

同価格帯で比較するとコスパが良い

ゲーム起動中もファンが静かで快適

1080p・60fpsで高画質配信も余裕

ケースが巨大で重量も22kgオーバー

約40万円と覚悟が求められる価格

「一番強いやつが欲しい!」という一部の方をのぞけば、ほとんどの方が大満足できる素晴らしい性能です。

デカくて重たいケースなので設置場所の工夫は必要ですが、高級感のあるデザインと品のあるRGBライティングは、所有欲をビシビシと刺激してくれます。

4Kでも人気ゲームを快適に楽しめて、ライブ配信や動画編集もサクサクこなせるハイスペックマシンを探しているなら、OMEN 45Lを検討してみてはいかがでしょうか。

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