Logicool Gのゲーミングヘッドセットは、専用ソフトウェア(G HUB)でゲームに合わせて音質をカスタマイズできるのが大きな魅力です。
上位モデルはマイク性能も高く、ボイスチャットはもちろん、動画編集やゲーム実況のライブ配信、オンライン会議などの用途でも大活躍。
しかしながらLogicool Gのヘッドセットはラインナップがとても幅広く、どれを選べばいいか迷ってしまいがち。
そこでこのページでは、筆者が実際に試して、本当におすすめできるヘッドセットをランキング形式でまとめています。
Logicool Gのヘッドセットが気になっている方は、ぜひじっくりご覧ください。
おすすめゲーミングヘッドセット
筆者の独断と偏見で選抜したランキングがこちら。
- PRO X
- G733
- G933s
- G431
- G433
- G331
あくまでゲーミングPCでの使用を想定して順位付けしました。
プレイステーションやSwitchなどの家庭用ゲーム機、スマホゲームの場合、評価の基準が変わってきます。
ランキングの理由や各製品の特長について順にご説明します。
動画にもまとめているので、あわせてご覧いただくとよりわかりやすいです。
いずれもLogicool G公認サポーターとして提供いただいたものです。
PRO X ワイヤレス
もっともおすすめしたいのは、PRO Xのワイヤレス版。
筆者が日々愛用しているゲーミングヘッドセットです。
重量 | 370g |
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ドライバー | ハイブリッドメッシュPRO-G 50mm |
販売価格 | 22,000円前後 |
備考 | G HUB、BLUE VO!CE対応 |
多少重さはあるものの、ワイヤレスの遅延やノイズをほとんど感じさせず、動画編集などの用途でも違和感なく使えています。
BLUE VO!CEに対応したマイクはノイズキャンセリング性能が素晴らしいのも魅力。
キーボードのカチャカチャ音や環境音を自然に打ち消してくれるため、zoomなどを利用したオンライン会議でも活躍中です。
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
見た目の高級感もたっぷりで、所有欲をビシビシと刺激してくれます。
唯一の弱点といえるのは値段の高さでしょうか。
予算さえ許すならぜひ使ってほしい1台です。
有線版 PRO X
PRO Xは有線版も販売されています。
重量 | 320g |
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ドライバー | ハイブリッドメッシュPRO-G 50mm |
販売価格 | 14,500円前後 |
備考 | G HUB、BLUE VO!CE対応 |
バッテリーなどが搭載されていないため少し軽く、価格が安いのも大きな魅力。
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
性能はワイヤレス版とほとんど変わらないので、コスパを求めるなら有線版がおすすめです。
G733
続いては、こちらもワイヤレスで快適に使えるG733。
重量 | 278g |
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ドライバー | PRO-G 40mm |
販売価格 | 16,500円前後 |
備考 | G HUB、BLUE VO!CE対応 カラバリモデルあり |
PRO Xと比べると音質やマイク性能は若干ダウンしますが、付け心地の良さは断トツ。
調節可能なサスペンションストラップヘッドバンドが、頭にやさしくフィットします。
4色のカラーバリエーションを展開しているのも魅力です。
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
Amazonや量販店での販売はブラックのみで、ホワイトやライラック(紫)、ブルーはロジクールオンラインストアと楽天市場の公式ショップで販売中。
いずれも中身は同じなので、なるべく安く買いたいならブラックがおすすめです。
G933s
第3位に選んだのは、かつてのハイエンドモデルG933s。
重量 | 379g |
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ドライバー | PRO-G 50mm |
販売価格 | 13,500円前後 |
備考 | G HUB対応 |
音質はPRO Xとほとんど差を感じませんが、BLUE VO!CEに非対応のため、マイク性能では明確な差を感じます。
また379gと重く、バッテリーもライティングOFFの状態で最長12時間と、PRO X(最長20時間)やG733(最長29時間)と比べると見劣りします。
充電用の端子がUSB MicroBだったり、ところどころに古さを感じてしまうのも事実。(2019年発売でそこまで古いモデルではありませんが)
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
発売当初と比べて価格がだいぶ落ちてきているので、マイクやバッテリーが気にならないなら、コスパの高さはピカイチ。
重厚感たっぷりなメカメカしいデザインも、PRO XやG733にはない魅力です。
G431
第4位に選んだのは有線タイプのG431。
重量 | 278g |
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ドライバー | 50mm |
販売価格 | 8,000円前後 |
備考 | G HUB対応 |
2019年に筆者自身で購入して、しばらく愛用していたモデルです。(撮影で使用しているのは提供いただいた2台目)
しかしながらPRO Xの存在を知ってしまってからは、出番がほとんどなくなりました。
銃声や足音などの位置や距離感をつかみやすく、1万円以下でG HUBを体験できるヘッドセットとして考えるとなかなか素晴らしいコスパです。
見た目以上に軽くて快適なので、はじめてのゲーミングヘッドセットとしてもおすすめ。
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
ただし長時間つけたときの快適さは、次にご紹介するG433に劣ります。
ヘッドセットの付け心地は頭や耳の形で大きく左右されるので、G433と迷ったときは量販店などで実物を触ってみることをおすすめします。
G433
第5位はG433。
こちらも有線接続のヘッドセットです。
重量 | 259g |
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ドライバー | PRO-G 40mm |
販売価格 | 8,500円前後 |
備考 | G HUB対応 カラバリモデルあり |
2017年発売と少し古いモデルではありますが、今も高い人気を誇るロングセラーモデル。
高級感は感じられないものの、付け心地はとてもよく、長時間ゲームをプレイしても頭や耳が痛くなりにくいです。
ケーブルやマイクを着脱できるのも評価ポイント。
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
上位モデルのヘッドセットと比べると、音の重厚感や立体感に欠けるのが難点。
銃声や足音の位置はそれなりにつかめるものの、全体的に音が浅く感じます。
1万円以下で音質を求めるならG431、付け心地を求めるならG433がおすすめです。
G331
今回、最下位になってしまったのはエントリーモデルのG331。
重量 | 259g |
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ドライバー | 50mm |
販売価格 | 5,000円前後 |
備考 | – |
G HUBに対応しておらず、音質、マイクともにパッとしないというのが正直な感想です。
とくに気になるのが付け心地で、20分ほどつけているだけで頭頂部が痛くなります。
長時間連続で使用するのは少々しんどいです。
コスパ | |
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音質 | |
マイク | |
快適度 |
マイクもまともに使えるレベルではなく、Windowsの設定でマイクボリュームを最大にしても、ほとんど声を拾えません。
ボイスチャットやゲーム実況などの用途で使うことを想定しているなら、G HUB対応は必須と考えたほうが良いでしょう。
サウンドデバイスで化ける
G331のようなG HUB非対応のヘッドセットは、ASTRO MixAmp Proのようなサウンドデバイスを使うと音質が生まれ変わります。
音質やマイク性能を手軽にアップデートしたい方におすすめです。
Logicool G製品を安く買うコツ
Logicool Gの製品に限ったことではありませんが、基本的にゲーミングヘッドセットは性能と価格が比例します。
「ロジクールのヘッドセットが欲しいけど、いいやつは値段が高い!」
と感じる方も多いと思いますので、ネットで安く買うためのコツについてご紹介します。
Amazonのセールがねらい目
もっともおすすめしたいのはAmazonでの購入。
とくにセール実施中の期間は、Logicool Gの製品を安く買えるチャンス。
安く買えるモデルは時期によって異なるので、Logicool Gのブランドページをこまめにチェックしてみることをおすすめします。
楽天はポイント還元が魅力
楽天市場にもロジクールの公式ショップがあります。
Amazonと比べると販売価格は高めに設定されているものが多いですが、楽天ポイントを使える&貯められるのが最大の魅力。
セールやキャンペーンの実施期間中だと、商品によっては実質半額くらいで買えてしまうことも。
ポイント還元率は楽天サービスの利用状況やタイミングによって異なるため、こちらもこまめにチェックすることをおすすめします。
公式サイトは価格が高い
G733のカラバリモデルなど、一部商品は公式オンラインストアでも販売中。
Amazonと比べるとだいぶ割高に設定されていて、人気モデルは在庫切れになっていることも多いため、積極的にはおすすめしません。
少しでも安く買いたいなら、Amazonや楽天市場を利用しましょう。
ヘッドセットならLogicool G
ゲーミングヘッドセットは何時間も連続で使うものですし、銃声や足音の聞こえやすさはゲームの勝敗に直結します。
基本的に価格の高いものほど付け心地が良く、音もつかみやすいので、(予算が許す範囲で)なるべくいいものを選んで欲しいのが筆者の本音です。
ゲーム以外の用途でも使うことを想定している方は、マイク性能に注目することも忘れずに。
いろいろと比較検討しながら、用途に合ったものを選んでください。