Finalmouseのゲーミングマウス、Ultralight2 CAPE TOWNを買いました。
4,000個の予約販売がたった30分で完売したという話題の超軽量マウス。
果たしてどれだけの実力を秘めているのか、じっくり検証しました。
とにかく軽いゲーミングマウスを探している方は、ぜひ参考にしてください。
Finalmouse Ultralight2の概要
まずはじめに、Finalmouse Ultralight2の主なスペックをまとめました。
公式サイトが見つからず、箱にも詳しいスペックが記載されていないため、実測およびネット上から得られた情報を参考にしています。
寸法 | 116 × 55 × 37mm(実測) |
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重量 | 47g(ケーブルを除く) |
DPI | 400/800/1600/3200 dpi |
レポートレート | 500Hz(非公式情報) |
接続方式 | USB |
ボタン数 | 6 |
センサー | PMW3360(非公式情報) |
最近のゲーミングマウスはレポートレートを変えられるモデルが多い中、Finalmouse Ultralight2は500Hzで固定。
実際のところ、500Hzと1000Hzのちがいはほんの1msなので、超人的な反射神経の持ち主でもない限り気になることはないでしょう。
パッケージはご覧の通り。
詳細は不明ですが、ケープタウンの風景写真でしょうか。
ちなみに、Wikipediaによるとケープタウンとは南アフリカの南西海岸沿いにある港町らしいです。
中身はこんな感じです。
47gの超軽量ボディ
Finalmouse Ultralight2最大の特徴は、なんといっても超軽量であること。
はじめて持ってみたとき、その軽さに驚きました。
47gという重さは、記事執筆時点で販売されているゲーミングマウスのなかでトップクラスの軽さではないでしょうか。
ただし、軽量化のためにギリギリまで肉抜きされているため、耐久性や強度という点では少々不安です。
万が一踏みつけてしまったり、飲み物をかけてしまったら一発アウトでしょう。
ケーブル自体もとても軽いです。
ファントムコードと呼ぶそうですが、布製のケーブルでとてもしなやか。
悪くいえばコシがなく、マウスバンジーとの相性によっては少し使いづらいかもしれません。
INFINITY SKINが付属
Finalmouse Ultralight2にはINFINITY SKINというパーツが付属しています。
INFINITY SKINはシール状のパーツで、マウスの形状をミリ単位で調整できるもの。
マウスのフィット感にこだわる方にとって、サイズを調整できるのはありがたいでしょう。
裏面は3M製のシールが貼られています。
再利用可能という情報もありましたが未検証です。
「ちょっと小さいかも・・・」
と感じる方は、INFINITY SKINで自分に合うサイズに調整してみてください。
大きさやデザイン
Finalmouse Ultralight2の大きさは実測でおおよそ116×55mmと、少し小さめ。
丸みを帯びた左右対称のデザインで、サイドボタンは左側のみに搭載。
ホイールの下側にあるボタンでDPIを変えられます。
裏側のソールは小さめのものが4ヵ所。
質感はツルッツルで、マウスパッドを傷つけるようなことはなさそう。
ソールは消耗品なので、予備を同梱してほしかった。
横から見てみると、マウスの中央より少し後ろくらいに高さのピークが来ています。
ピーク部分は実測で約37mm。
大きさの比較
ほかのマウスと大きさを比較してみました。
比較したマウスは左から以下の通り。
- Finalmouse Ultralight2
- BenQ ZOWIE S1
- Logicool G PRO ワイヤレス
ZOWIE S1やG PRO ワイヤレスと比べても、Finalmouseは一回り小さめです。
横から見るとご覧の通り。
つかみ持ち向け
Finalmouse Ultralight2はサイズが小さめなので、かぶせ持ちでは手が若干余ります。
私の手のサイズだと、つかみ持ちに向いていると感じました。
つまみ持ちにはもう少し小さいほうが持ちやすいかと。
手の大きさやマウスの持ち方は人それぞれなので、いろいろ試してみてください。
操作感も軽い
左右のクリックやサイドボタンも軽めの感触に調整されています。
クリック音は一般的なカチカチ系で、静音マウスとは言えません。
スイッチの耐久性やメーカーに関する情報は見つかりませんでした。
また、ホイールはかなり軽めで、多少のクリック感はあるものの、するする回転します。
普段使いでも便利ですし、FPSゲームで武器を変えたいときなど、スッと操作できるので快適です。
Mouse Testerの検証結果
Finalmouse Ultralight2のセンサー性能を、無料で使えるMouse Testerでチェックしました。
ホイールの下にあるボタンで簡単にDPIを変えられるのは便利です。
先に結論をお伝えすると、どのDPIでもとても安定していることがわかりました。
400DPI
まずは400DPIで試したところ、センサーの乱れはほとんどなく、とても安定しています。
800DPI
続いて800DPIでチェック。
こちらも非常に安定しています。
1600DPI
とくに安定していると感じたのは1600DPI。
フルHD解像度のモニターでFPSゲームをプレイするなら、1600DPIが使いやすいと思います。
3200DPI
3200DPIでもセンサーの乱れはほとんど乱れず、とても安定していました。
WQHDや4Kなどの高解像度モニターでゲームをプレイするなら、3200DPIまで高めたほうが使いやすそうです。
検証結果はあくまで当サイトで実施したものなので、参考程度にお考え下さい。
Finalmouseの購入は安心のark
今回Finalmouseを購入したのは、パソコンショップのark(アーク)。
価格は税込で13,979円でした。
たまたまTwitterで以下の入荷情報を発見して、即座に発注。
【奇跡の再入荷】
話題の『Finalmouse Ultralight 2 – Cape Town』が再入荷!
只今、”アーク 店舗”・”アーク オンラインストア” で13,979円(税込)にて販売中です!
アーク店舗では展示機も再度設置しましたので、是非お試しにご来店ください! pic.twitter.com/WNVAUkwiW3— パソコンショップアーク (@ark_akiba) October 5, 2019
arkのTwitterはこまめに更新されているので、フォローしておくことをおすすめします。
梱包もとても丁寧
arkのネット通販は梱包がとても丁寧なので安心して利用できます。
発泡スチロールで埋め尽くされているため、処分はちょっと大変です。
発送も迅速で、今回は注文した翌日に届きました。
この記事を書いている時点で在庫はまだあるようなので、気になる方は早めにチェックしてみてください。
軽量マウスならFinalmouse一択
以前から気になっていたFinalmouseのUltralight2 CAPE TOWN。
47gの超軽量ボディは操作がとても軽く、長時間FPSゲームをプレイしても疲れにくいです。
「重いマウスのほうが使いやすい」という方もいますが、私は軽いほうがエイムしやすいです。
小さめのボディはINFINITY SKINでサイズ調整できるので、手が大きい方も安心。
個性的なデザインは好みが分かれそう。
約14,000円という値段は少々強気に感じますが、今のところ唯一無二の存在なので仕方ないですね。
超軽量ゲーミングマウスを探しているなら、FinalmouseのUltralight2 CAPE TOWN、すごくおすすめです。