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Core i5-13400FとRTX 4070のベンチマーク

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Core i5-13400FとRTX 4070のベンチマーク

Core i5-13400FとRTX 4070を組み合わせて、人気ゲームをどこまで動かせるのか検証しました。

発売当初からネット上で叩かれがちのRTX 4070ですが、ゲーム性能はRTX 3080と同等以上。

予算20万円前後でゲーミングPCを探している方には、記事執筆時点でベストな選択肢のひとつです。

定番ベンチマークや人気ゲームで検証した結果をわかりやすくまとめました。

検証用PCのスペックや概要

Core i5-13400FとRTX 4070のベンチマーク

今回、検証のために用意した環境は以下の通り。

OSWindows 11 Home 64ビット
CPUCore i5-13400F
CPUクーラーnoctua NH-U12A chromax.black
GPUPalit RTX 4070 Dual OC 12GB
メモリDDR5-4800 16GB(8GB×2)
マザーボードASRock B760M Steel Legend WiFi
電源Thermaltake TOUGHPOWER GF 850W(GOLD)

BTOで販売される製品を想定して、メモリはDDR5-4800 16GB(8GB×2)を使用し、Core i5-13400Fは消費電力(PL1)を65Wに制限しています。

CPUクーラーがNH-U12Aなのは久しぶりに使ってみたかっただけで、Core i5-13400Fを冷やすにはAK400や虎徹Mk3で十分です。

ファンの騒音が気にならないなら、CPUに付属するリテールクーラーでも実用上の問題はありません。

比較で使用したグラボは以下の4つ。

  1. RTX 3080
  2. RTX 3070
  3. RTX 4060 Ti
  4. RTX 3060 Ti

RTX 4070の詳しいスペックや、Core i7-13700Fと組み合わせて検証した結果は以下の記事にまとめています。

計測したタイミングが異なるため、スコアには多少ズレがあります。

GeForce RTX 4070レビュー
GeForce RTX 4070レビュー|Core i7-13700Fで性能を検証PalitのGeForce RTX 4070 Dual 12GBを購入しました。 Core i7-13700Fと組み合わせて定番ベ...

定番ベンチマークのスコア

グラボ以外のパーツ構成はすべて統一して、定番ベンチマークのスコアや人気ゲームの平均fpsを計測しました。

CPUやメモリなどのパーツ構成によってスコアに多少の差が出るため、あくまで参考程度にご覧ください。

3D Markのスコア

3D Mark

まずは超定番、3D Markの各種ベンチマークを試した結果をご紹介します。

APIにDirectX 12を使用したTime Spyの結果がこちら。

Time Spyのスコア比較
RTX 3080
16,151
RTX 4070
16,806
RTX 3070
13,754
RTX 4060 Ti
13,277
RTX 3060 Ti
12,037

APIにDirect X11を使用する、Fire StrikeもRTX 3080と肩を並べるスコアが出ています。

Fire Strikeのスコア比較
RTX 3080
30,896
RTX 4070
30,612
RTX 3070
27,565
RTX 4060 Ti
27,386
RTX 3060 Ti
23,845

最後にDirectX 12 Ultimateに対応したSpeed Way。

Speed Wayのスコア比較
RTX 3080
4,515
RTX 4070
4,415
RTX 3070
3,481
RTX 4060 Ti
3,113
RTX 3060 Ti
3,027

いずれもRTX 3080と同じようなスコアが出ています。

では実際にゲームを動かすとどうなるかも見ていきましょう。

フルHDでのフレームレート比較

ここからは実際に人気ゲームをプレイして、フレームレートの平均値を算出しました。

フルHD解像度で検証したタイトルは以下の通り。

  1. フォートナイト
  2. Apex Legends
  3. CoD:MW2
  4. Overwatch2
  5. Rainbow Six Siege

それぞれ順にご紹介します。

ゲームのシーズンやドライバのバージョンなどによって差が出る場合もあります。

フォートナイト

フォートナイトはリプレイ機能を使用し、近接での撃ち合い中のシーンを含む、同一場面の平均フレームレートを計測した結果です。

まずはレンダリングモードをDirectX12に設定。

アンチエイリアスを「TSR 最高」、テンポラルスーパー解像度「推奨」、さらにハードウェアレイトレーシングもONというグラボパワーがモノをいう激重設定です。

フォートナイト(FHD DX12 最高設定)の比較
RTX 3080
81
RTX 4070
88
RTX 3070
68
RTX 4060 Ti
66
RTX 3060 Ti
61

RTX 4070なら最高画質でもそれなりに楽しむことができます。

DX12の最高設定はグラフィックが非常に美しいので、見た目重視でカジュアルにフォートナイトを楽しみたい方にもおすすめです。

続いてレンダリングモードをパフォーマンスに設定し、3D解像度のみを100%に設定した競技設定で検証しました。

フォートナイト(FHD パフォーマンス 競技設定)の比較
RTX 3080
316
RTX 4070
321
RTX 3070
304
RTX 4060 Ti
312
RTX 3060 Ti
296

240Hzのゲーミングモニターでプレイする分には十分な性能といえそうです。

パフォーマンスモードではCPUパワーが重要になってくるため、Core i7やRyzen 7などを使えば、もう少しフレームレートは伸ばせます。

Apex Legends

Apex Legendsにはベンチマークモードがなく、厳密な比較ができないため、射撃訓練場でバンガロールのウルトにテルミットを重ねて、前後の平均値を計測しました。

Apex Legends(FHD 最高画質)の比較
RTX 3080
186
RTX 4070
195
RTX 3070
169
RTX 4060 Ti
148
RTX 3060 Ti
149

わずかな差ではありますが、RTX 3080のスコアを上回っています。

144Hzのモニターでプレイするなら、最高画質のままでもよさそうです。

Apex Legends(FHD 低画質)の比較
RTX 3080
234
RTX 4070
239
RTX 3070
230
RTX 4060 Ti
213
RTX 3060 Ti
218

低画質でもRTX 3080と同等のフレームレートが出ています。

いずれの画質設定でも実際のマッチではもっと平均値が伸びることが多いため、あくまで比較用の数値としてご理解ください。

CoD:MW2

CoD:MW2は最高画質(極限設定)でベンチマークモードを試しました。

DLSSはクオリティに設定しています。

CoD:MW2(FHD 極限画質)
RTX 3080
151
RTX 4070
149
RTX 3070
137
RTX 4060 Ti
124
RTX 3060 Ti
129

こちらも傾向は変わらずで、RTX 3080とほとんど変わらないスコアです。

Overwatch2

Overwatch2もフォートナイトと同じくリプレイ機能を使用し、撃ち合い中を含む同一シーンの平均値を計測。

画質はエピックに設定しています。

Overwatch2(FHD エピック画質)の比較
RTX 3080
258
RTX 4070
263
RTX 3070
220
RTX 4060 Ti
198
RTX 3060 Ti
180

これまたRTX 3080と同等のスコアです。

RTX 3070やRTX 4060 Tiとはそこそこ差があります。

Rainbow Six Siege

Rainbow Six Siegeは最高画質でベンチマークモードで検証。

Rainbow Six Siege(FHD 最高画質)の比較
RTX 3080
322
RTX 4070
326
RTX 3070
332
RTX 4060 Ti
328
RTX 3060 Ti
327

グラボの影響を受けづらいようで、ほとんど差がありません。

高解像度でのフレームレート比較

続いてWQHD、4Kの高解像度で以下の3タイトルを検証してみました。

  1. Cyberpunk 2077
  2. Forza Horizon 5
  3. FF15 ベンチマーク

Cyberpunk 2077とForza Horizon 5はDLSSをオートに設定し、フレーム生成(Frame Generation)もONにしています。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077は「オーバードライブモード」で検証。

数あるレイトレーシング対応ゲームのなかで、もっとも重いタイトルのひとつです。

Cyberpunk 2077(FHD 最高画質)
RTX 3080
52
RTX 4070
98
RTX 3070
41
RTX 4060 Ti
71
RTX 3060 Ti
33

RTX 40シリーズと30シリーズで大きな差が出ています。

これはDLSS 3.0とTensorコアによるAI処理でGPUの負荷を下げる「フレーム生成」がRTX 40シリーズのみに対応しているため。

オーバードライブモード

フルHD解像度なら最高画質で快適にCyberpunk 2077をプレイ可能です。

Cyberpunk 2077(WQHD 最高画質)
RTX 3080
40
RTX 4070
72
RTX 3070
32
RTX 4060 Ti
46
RTX 3060 Ti
25

WQHDでもRTX 4070が圧倒的な強さを見せています。

戦闘中などは若干カクつきを感じることがあるかもしれませんが、画質を落とすことなく快適にプレイできそうです。

Cyberpunk 2077(4K 最高画質)
RTX 3080
24
RTX 4070
43
RTX 3070
20
RTX 4060 Ti
16
RTX 3060 Ti
11

4Kではさすがに平均値が60を下回るものの、RTX 3080とは大きな差が開きました。

RTX 4060 Tiのスコアが落ち込んでいるのは仕様で、高解像度でグラフィックの重いゲームを楽しみたいなら、RTX 4070以上のグラボをおすすめします。

Forza Horizon 5

Forza Horizon 5もゲーム内のベンチマークモードを最高画質で検証しました。

Forza Horizon 5(FHD 最高画質)
RTX 3080
124
RTX 4070
203
RTX 3070
111
RTX 4060 Ti
119
RTX 3060 Ti
98

何度か試してみましたが、RTX 4070は異様にスコアが伸びます。

フルHDならサックサクです。

Forza Horizon 5(WQHD 最高画質)
RTX 3080
112
RTX 4070
161
RTX 3070
99
RTX 4060 Ti
93
RTX 3060 Ti
85

WQHDでもRTX 4070のスコアが抜きん出いています。

Forza Horizon 5(4K 最高画質)
RTX 3080
92
RTX 4070
111
RTX 3070
74
RTX 4060 Ti
37
RTX 3060 Ti
62

RTX 4070なら4Kでも快適にプレイ可能。

RTX 4060 Tiについては見なかったことにしてあげてください。

FF15 ベンチマーク

最後にFF15のベンチマークソフトを解像度ごとに最高設定で試しました。

こちらは平均フレームレートではなく、ベンチマークソフトのスコアです。

FF15(FHD、高品質)の比較
RTX 3080
16,545
RTX 4070
17,040
RTX 3070
14,188
RTX 4060 Ti
12,506
RTX 3060 Ti
12,390

今もなお重量級ゲームとして君臨し続けるFF15ですが、フルHDなら何の問題もなく動かせます。

FF15(WQHD、高品質)の比較
RTX 3080
12,910
RTX 4070
12,969
RTX 3070
10,506
RTX 4060 Ti
9,039
RTX 3060 Ti
9,203

WQHDでも最高画質のまま快適にプレイ可能です。

FF15(4K、高品質)の比較
RTX 3080
7,832
RTX 4070
7,347
RTX 3070
6,252
RTX 4060 Ti
5,147
RTX 3060 Ti
5,443

このゲームはDLSS 3.0やフレーム生成に対応していないからか、4KではRTX 3080に一歩届かず。

とはいえ実際のプレイで大きな差を実感することはほぼないと思われます。

人気ゲームの平均フレームレート

こちらは実際に定番ゲームを動かして、平均フレームレートを計測した結果です。

シューター系のゲームはとくに、マッチや立ち回りによって平均値が大きく変動するため、あくまで参考程度にご覧ください。

フルHD解像度の平均fps
フォートナイト
パフォーマンス 競技設定
298fps
Apex Legends
低画質
271fps
Escape from Tarkov
最高画質
166fps
VALORANT
最高画質
313fps
モンスターハンターライズ
最高画質
156fps
Cyberpunk 2077
最高画質 オーバードライブ
92fps
ホグワーツレガシー
最高画質 レイトレオン
116fps
Marvel’s Spider-Man Remastered
最高画質 レイトレオン
174fps

CPUの影響を受けやすいパフォーマンスモードのフォートナイトやVALORANTも、平均240以上をキープしており、サクサク快適に動かせます。

Cyberpunk 2077やホグワーツレガシー、スパイダーマンはDLSSをオート、フレーム生成もONで計測。

Cyberpunk 2077はベンチモードとおおむね変わらないフレームレートが出ており、現実世界のようなリアルなグラフィックをストレスなく楽しめます。

4K解像度の平均fps
モンスターハンターライズ
最高画質
161fps
Cyberpunk 2077
最高画質 オーバードライブ
42fps
ホグワーツレガシー
最高画質 レイトレオン
56fps
Marvel’s Spider-Man Remastered
最高画質 レイトレオン
96fps

4Kでも試してみたところ、Cyberpunk 2077を最高画質で動かすのは少々しんどい印象です。

ホグワーツレガシーやスパイダーマンのように、極端に重いゲームでなければ4Kでも十分楽しめそうです。

モンハンライズについてはDLSSがうまく機能しているのか、フルHDで計測したときよりフレームレートが出ていました。

ゲーム実況・ライブ配信

最後にOBSを使用して、Twitchで配信を試しました。

Apex Legendsであれば最高画質のままトラブルなく配信・録画が可能です。

OBSのおすすめ設定
ゲームの画質最高
出力解像度1080p(1,920×1,080)
FPS共通値60
映像ビットレート6,000 Kbps
配信エンコーダハードウェア(NVENC)
音声ビットレート128
録画品質高品質、ファイルサイズ中
録画フォーマットmkv
配信後にmp4へ再多重化
録画エンコーダハードウェア(NVENC H.264)

画質を落とせば配信中もフレームレートは200以上で安定。

ストリーマーを目指している方も、これくらいの性能があれば安心です。

また、RTX 40シリーズはAV1エンコーダを利用できるのもメリットのひとつ。

OBSのエンコード設定

AV1で録画したデータはH.264より高画質でデータ容量も軽くなるため、配信を常に録画しておきたい方には強力なツールです。

ただし記事執筆時点ではAV1の録画データはPremiere Proで読み込むことができません。

どのエンコードを使用するかは、配信の頻度や用途に合わせて判断してください。

ゲーム起動中の消費電力

OCCT ストレステスト

OCCTのストレステスト(電源モード)を使用して、CPUとGPUを使用率100%でぶん回したときの消費電力をワットチェッカーで計測しました。

消費電力の平均値(W)
RTX 3080
452W
RTX 4070
317W
RTX 3070
377W
RTX 4060 Ti
273W
RTX 3060 Ti
328W

これぞRTX 40シリーズ最大の強みで、素晴らしいワットパフォーマンスです。

RTX 3080と同等以上のゲーム性能がありながら、消費電力はRTX 3060 Tiと同等レベル。

これはあくまでCPUとGPUに最大負荷をかけたときの平均値で、ゲームを動かす程度なら300Wを下回っていることも多いです。

また、今回はPL1を65Wに設定したCore i5-13400Fで計測していますが、上位モデルや電力制限を解除した「K」つきCPUを使用すると、もう少し消費電力は上がります。

Core i5-13400FとRTX 4070の組み合わせなら、電源容量は650WでもOK。

後々のパーツアップグレードも想定しておくなら、750Wあたりを積んでおけばより安心です。

電源容量は消費電力の2倍を目安に選ぶのがセオリーですが、2倍を下回っていても問題はありません。

おすすめのBTOパソコン

Core i5-13400とRTX 4070を搭載したBTOパソコンをピックアップしました。

激安セールでおなじみのフロンティアは、記事執筆時点で該当するモデルが存在せず。

ゲーミングPCを選ぶときは基本的なスペックと価格だけでなく、アフターサポートや納期、支払方法なども総合的に比較して選ぶことをおすすめします。

掲載している仕様および価格は記事執筆時点の情報です。最新情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。

パソコン工房

iiyama LEVEL-M76M-134-TLX

まずはパソコン工房のLEVEL∞(インフィニティ)。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400
クーラー空冷(トップフロー)
チップセットB660
GPURTX 4070
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ500GB NVMe SSD
電源700W(BRONZE)
販売価格199,800円~(消費税・配送料込)

落ち着いたデザインのミニタワーを採用。

仕様に明確な記載がないものの、CPUクーラーはリテールクーラーかもしれません。

パソコン工房はポイント還元率が高く、アフターサポートも24時間365日対応。

記事執筆時点では分割手数料も最大60回まで無料となっており、サービス面も隙がありません。

ark

arkhive Gaming Custom GC-I5G47M AG-IC10B66MGL7-TS1

続いては秋葉原の老舗PCショップ、arkのオンラインストアもなかなか安いです。

主なスペック
OSWindows 10 Home
CPUCore i5-13400F
クーラーリテールクーラー
チップセットB660
ASUS PRIME B660M-A D4
GPURTX 4070
メーカー指定不可
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
Crucial
ストレージ500GB NVMe SSD
KIOXIA EXCERIA
電源700W(BRONZE)
Antec CSK650 ATX
販売価格199,800円~(消費税・配送料込)

ケースはThermaltake製のS100 Tempered Glassで、Micro-ATX規格のコンパクトなモデルを採用。

標準仕様だとCPUクーラーはリテールクーラーのようで、ストレージも必要最低限の容量しか搭載されていません。

予算に余裕があるなら、注文時にカスタマイズすることをおすすめします。

ドスパラ

GALLERIA RM5C-R47

こちらはドスパラで販売中のGALLERIA RM5C-R47。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(サイドフロー)
チップセットB760
GPURTX 4070
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源650W(BRONZE)
販売価格213,280円~(消費税・配送料込)

GALLERIAはB760チップセットを採用し、ストレージも1TBを標準搭載。

翌日出荷という超スピード納品に対応しているのも大きな魅力です。

パソコン工房と同じくアフターサポートは24時間365日対応で、分割手数料は48回まで無料。

GALLERIAは価格変動が激しいため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

ツクモ

G-GEAR GA5J-C230/B2

ツクモが展開するゲーミングPC、G-GEARでも該当モデルが販売中。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー詳細不明
チップセットB660
GPURTX 4070
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源750W(GOLD)
販売価格215,000円~(消費税・配送料込)

CPUクーラーに関する記載がサイト上で見つからず、標準仕様ではリテールクーラーかもしれません。

マザーボードはASRockのB660 Pro RSで、電源はCWT製の750W(GOLD)を採用し、光学ドライブも標準搭載。

ケースのデザインはやや地味ですが、落ち着いた見た目のゲーミングPCを探しているなら検討してみてはいかがでしょうか。

サイコム

G-Master Velox II

最後にサイコムが販売する、G-Master Velox II Intel Editionをカスタムしたモデルをご紹介します。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(サイドフロー)
Noctua NH-U12S redux
チップセットB660
ASRock B660 Pro RS
GPURTX 4070
Manli製
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源650W(GOLD)
販売価格221,070円~(消費税・配送料込)

ケースは静音性に優れたFractal DesignのPop Silent Whiteを採用し、CPUクーラーは空冷最強ともいわれるメーカー、NoctuaのNH-U12S reduxを標準搭載。

価格だけで比較すると高く見えるかもしれませんが、静かで快適にゲームを楽しみたいなら納得のパーツ構成といえそうです。

細部までこだわり抜いたゲーミングPCが欲しい方は、候補に入れてみてください。

予算20万円前後ならRTX 4070

Core i5-13400FとRTX 4070のベンチマーク

予算20万円くらいでゲーミングPCを探しているなら、記事執筆時点ではCore i5-13400FとRTX 4070の組み合わせがおすすめです。

人気ゲームを最高画質でサクサク楽しめるのはもちろん、極端に重いゲームでなければ4Kでも幅広いゲームをそこそこ快適にプレイ可能。

同じようなパーツ構成で自作する場合も、CPUがCore i5ならマザーボードやCPUクーラーの予算を抑えられるのもメリットといえそうです。

パーツごとの性能や特徴をよく理解して、納得のいく1台を選んでください。

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