レビュー

GeForce RTX 4060 Tiレビュー|Core i5-13400Fで性能を検証

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GeForce RTX 4060 Tiレビュー

MSIのGeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OCを購入しました。

Core i5-13400Fと組み合わせて定番ベンチマークや人気ゲームの平均fpsを計測して、RTX 3060 TiやRTX 3070との性能差をわかりやすくまとめています。

グラフィックカードの買い替えやRTX 4060 Tiを搭載したゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひご覧ください。

パッとしない印象ではありますが、今後はアッパーミドルクラスの定番グラボになっていくものと思われます。

MSIのGeForce RTX 4060 Ti

GeForce RTX 4060 Ti

今回購入したMSIのRTX 4060 Ti VENTUSはパソコン工房のネットショップで69,800円(送料込)でした。

上位モデルもありましたが、最安モデルでどの程度のパフォーマンスを発揮できるのかが気になったので安い方をチョイス。

届いて驚いたのが箱の小ささ。

GTX 1650よりも小さいのではと思うほどのコンパクトさです。

まずはグラフィックカードのデザインやスペックなど、基本的な情報からお伝えします。

ガンプラに例えるなら2,000円前後で買えるHGくらいの大きさです。

主なスペック

GeForce RTX 4060 Ti

主なスペックを表にまとめました。

GeForce RTX 4060 Tiのスペック
ビデオメモリ8GB(GDDR6)
CUDAコア4,352
コアクロック2,565MHz(ブーストクロック)
2,580MHz(MSI Centerで要調整)
メモリバス幅128bit
メモリスピード18 Gbps
占有スロット2
補助電源8ピン ×1
出力端子HDMI 2.1 ×1
DP1.4a ×3
サイズ199×120×42mm

GPU-Zで読み取った情報は以下の通り。

GPU-Z

MSIの製品に限らず、発売時の価格はおおむね7~8万円前後といったところ。

世界的にもRTX 4060 Tiはほとんど売れていないようで、そのうち価格は下がっていくと思われます。

個人的には6万円前後が妥当な価格帯で、5万円台で買えるようになったら完全に旬を迎えたと考えていいと思います。

もっと詳しいスペックを知りたい方は、MSIの公式サイトをご確認ください。

上位モデルと比較

MSIが販売するVENTUSシリーズのグラボで、RTX 4070~RTX 3060 Tiの主なスペックを比較してみました。

主なGPUのスペック比較
407030704060 Ti3060 Ti
CUDAコア5,8885,8884,3524,864
ブースト
クロック
2,505MHz1,755MHz2,565MHz1,695MHz
メモリタイプGDDR6XGDDR6
ビデオメモリ容量12GB8GB
メモリバス幅192bit256bit128bit256bit
メモリスピード21 Gbps14 Gbps18 Gbps14 Gbps
消費電力200W220W160W200W
推奨電源650W650W550W600W

RTX 4060 TiはCUDAコアやメモリバス幅の減少が気になりますが、ブーストクロックは大幅にUP。

消費電力が下がっているのもポイントです。

NVIDIAの発表によると、8GBのビデオメモリや狭いバス幅もゲームにはほとんど影響しないとのことですが、実際のゲームでどうなるかは後半パートで言及します。

RTX 4070 TiやRTX 4070も同じように性能面を検証して詳しくまとめているので、あわせてご覧いただくと、それぞれのちがいがわかりやすいです。

デザインや付属品

GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC

価格を抑えた標準モデルということもあり、デザインはとてもシンプル。

ライティングパーツも一切搭載されていません。

見た目のカッコよさにこだわりたいなら、最上位のGAMING X TRIOシリーズがおすすめです。

バックプレート

価格は抑えつつも、バックプレートはきちんと搭載。

おまけなどの付属品は何ひとつ入っていませんでしたが、何も問題はありません。

4070との比較

先日購入したPalitのRTX 4070と並べてみました。

RTX 4070も薄型&小型化が目立ちましたが、RTX 4060 Tiはさらにコンパクト。

Mini-ITXなどの小さいケースで、そこそこのスペックのPCを組みたいときに重宝しそうです。

RTX 3060 Tiとの比較

手持ちのRTX 3060 Ti(GAMING X TRIO)と比較すると、RTX 4060 Tiの小ささが一層際立ちます。

これだけのサイズ差がありながら、同等レベルの性能を引き出せるのは技術の進歩を感じます。

補助電源

補助電源が8ピン×1なのもうれしいポイント。

消費電力が控えめということもあり、16ピンに対応した新しい電源を用意しなくとも、従来の電源をそのまま使用可能です。

メーカーによっては16ピンを使用するモデルがあるかもしれません。購入時に仕様をよく確認してください。

出力端子

出力端子はHDMI×1とDP×3と一般的です。

RTX 4060 Tiのベンチマーク結果

RTX 4060 Tiの検証環境

ここからは定番ベンチマークソフトをはじめ、各種ゲームでRTX 4060 Tiの性能を細かくチェックしていきます。

検証環境は以下の通り。

検証用PCのパーツ構成
CPUIntel Core i5-13400F
CPUクーラー虎徹 MARK3
マザーボードASRock B760M Steel Legend WiFi
メモリCrucial DDR5-4800 16GB(8GB×2)
電源Thermaltake TOUGHPOWER GF 850W(GOLD)

BTOで販売される製品を想定して、メモリはDDR5-4800 16GB(8GB×2)を使用し、Core i5-13400Fは消費電力(PL1)を65Wに制限しています。

電源は850Wを使用していますが、実際は650Wもあれば十分です。

比較で使用したグラボは以下の4つ。

  1. RTX 4070
  2. RTX 3070
  3. RTX 3060 Ti
  4. RTX 3060

CPUやメモリなどのパーツ構成によってスコアに多少の差が出るため、あくまで参考程度にご覧ください。

3D Markのスコア

3D Mark

まずは超定番、3D Markの各種ベンチマークを試した結果をご紹介します。

APIにDirectX 12を使用したTime Spyの結果がこちら。

Time Spyのスコア比較
RTX 4070
16,806
RTX 3070
13,754
RTX 4060 Ti
13,277
RTX 3060 Ti
12,037
RTX 3060
9,540

RTX 3070には一歩届かないといったスコアでした。

Fire Strikeのスコア比較
RTX 4070
30,612
RTX 3070
27,565
RTX 4060 Ti
27,386
RTX 3060 Ti
23,845
RTX 3060
20,936

APIにDirect X11を使用する、Fire Strikeも同じような傾向です。

Speed Wayのスコア比較
RTX 4070
4,415
RTX 3070
3,481
RTX 4060 Ti
3,113
RTX 3060 Ti
3,027
RTX 3060
2,255

Speed Wayは最新APIのDirectX 12 Ultimateに対応。

こちらはスコアが落ちて、RTX 3060 Tiを少し上回る程度です。

RTX 4060 Tiの性能はRTX 3060 Ti以上、RTX 3070未満と表現するのが適切でしょうか。

フルHDでのフレームレート比較

ここからは実際に人気ゲームをプレイして、フレームレートの平均値を算出しました。

フルHD解像度で検証したタイトルは以下の通り。

  1. フォートナイト
  2. Apex Legends
  3. CoD:MW2
  4. Overwatch2
  5. Rainbow Six Siege

それぞれ順にご紹介します。

ゲームのシーズンやドライバのバージョンなどによって差が出る場合もあります。

フォートナイト

フォートナイトはリプレイ機能を使用し、近接での撃ち合い中のシーンを含む、同一場面の平均フレームレートを計測した結果です。

まずはレンダリングモードをDirectX12に設定。

アンチエイリアスを「TSR 最高」、テンポラルスーパー解像度「推奨」、さらにハードウェアレイトレーシングもONというグラボパワーがモノをいう激重設定です。

フォートナイト(FHD DX12 最高設定)の比較
RTX 4070
91
RTX 3070
71
RTX 4060 Ti
70
RTX 3060 Ti
63
RTX 3060
53

3DMarkのスコアと同じような傾向で、カジュアルに楽しむ分には問題ない性能です。

続いてレンダリングモードをパフォーマンスに設定し、3D解像度のみを100%に設定した競技設定で検証しました。

フォートナイト(FHD パフォーマンス 競技設定)の比較
RTX 4070
331
RTX 3070
323
RTX 4060 Ti
319
RTX 3060 Ti
307
RTX 3060
288

240Hzのゲーミングモニターでプレイする分には十分な性能といえそうです。

パフォーマンスモードではCPUパワーが重要になってくるため、よりハイスペックなCPUを使えばもう少しフレームレートは伸ばせます。

Apex Legends

Apex Legendsにはベンチマークモードがなく、厳密な比較ができないため、射撃訓練場でバンガロールのウルトにテルミットを重ねて、前後の平均値を計測しました。

実際のマッチではもっと平均値が伸びるため、あくまで比較用の数値としてご覧ください。

Apex Legends(FHD 最高画質)の比較
RTX 4070
195
RTX 3070
169
RTX 4060 Ti
148
RTX 3060 Ti
149
RTX 3060
120

最高画質ではRTX 3060 Tiとほとんど変わらず。

144Hzのモニターでプレイするなら、最高画質のままでも問題はなさそうです。

Apex Legends(FHD 低画質)の比較
RTX 4070
239
RTX 3070
230
RTX 4060 Ti
213
RTX 3060 Ti
218
RTX 3060
173

画質を落としてみると、わずかながらRTX 3060 Tiを下回りました。

誤差の範囲ともいえそうですが、Apex LegendsではRTX 3070に匹敵する性能を出せないのかもしれません。

CoD:MW2

CoD:MW2は最高画質(極限設定)でベンチマークモードを試しました。

DLSSはクオリティに設定しています。

CoD:MW2(FHD 極限画質)
RTX 4070
149
RTX 3070
137
RTX 4060 Ti
124
RTX 3060 Ti
129
RTX 3060
106

このゲームでもわずかにRTX 3060 Tiのスコアに届かず。

何度かベンチを回してみたものの、これ以上にスコアが伸びることはありませんでした。

Overwatch2

Overwatch2もフォートナイトと同じくリプレイ機能を使用し、撃ち合い中を含む同一シーンの平均値を計測。

画質はエピックに設定しています。

Overwatch2(FHD エピック画質)の比較
RTX 4070
261
RTX 3070
219
RTX 4060 Ti
202
RTX 3060 Ti
185
RTX 3060
146

RTX 3060 TiとRTX 3070の中間といったスコアでした。

Rainbow Six Siege

Rainbow Six Siegeは最高画質でベンチマークモードで検証。

Rainbow Six Siege(FHD 最高画質)の比較
RTX 4070
326
RTX 3070
332
RTX 4060 Ti
328
RTX 3060 Ti
327
RTX 3060
326

グラボの影響を受けづらいようで、ほとんど差がありません。

高解像度でのフレームレート比較

続いてWQHD、4Kの高解像度で以下の3タイトルを検証してみました。

  1. Cyberpunk 2077
  2. Forza Horizon 5
  3. FF15 ベンチマーク

Cyberpunk 2077とForza Horizon 5はDLSSをオートに設定し、フレーム生成(Frame Generation)もONにしています。

Cyberpunk 2077

Cyberpunk 2077は最近追加された「レイトレーシング:オーバードライブモード」で検証。

数あるレイトレーシング対応ゲームのなかで、もっとも重いタイトルのひとつです。

Cyberpunk 2077(FHD 最高画質)
RTX 4070
98
RTX 3070
41
RTX 4060 Ti
71
RTX 3060 Ti
33
RTX 3060
27

RTX 40シリーズと30シリーズで大きな差が出ています。

これはDLSS 3.0とTensorコアによるAI処理でGPUの負荷を下げる「フレーム生成」がRTX 40シリーズのみに対応しているため。

オーバードライブモード

フルHD解像度ならRTX 4060 Tiでも最高画質で快適にCyberpunk 2077をプレイ可能です。

Cyberpunk 2077(WQHD 最高画質)
RTX 4070
72
RTX 3070
32
RTX 4060 Ti
46
RTX 3060 Ti
25
RTX 3060
20

WQHDでもRTX 3070を上回りましたが、平均値が50に届かず。

それなりにプレイはできるものの、場面によってはカクつきを感じることがあるかもしれません。

Cyberpunk 2077(4K 最高画質)
RTX 4070
43
RTX 3070
20
RTX 4060 Ti
16
RTX 3060 Ti
11
RTX 3060
13

4KではRTX 4060 Tiが急にポンコツ化。

何度か試してみても、4Kではスコアがまったく伸びず。

DLSS 3.0やフレーム生成に対応しているとはいえ、やはり128bitという狭いバス幅では限界があるのではないでしょうか。

Forza Horizon 5

Forza Horizon 5もゲーム内のベンチマークモードを最高画質で検証しました。

Forza Horizon 5(FHD 最高画質)
RTX 4070
203
RTX 3070
111
RTX 4060 Ti
119
RTX 3060 Ti
98
RTX 3060
92

このゲームでもフルHDではRTX 3070を上回りました。

RTX 4060 TiはフルHDなら優秀です。

Forza Horizon 5(WQHD 最高画質)
RTX 4070
161
RTX 3070
99
RTX 4060 Ti
93
RTX 3060 Ti
85
RTX 3060
77

WQHDでもそれなりのスコアは出ていますが、雲行きが怪しくなってきています。

Forza Horizon 5(4K 最高画質)
RTX 4070
111
RTX 3070
74
RTX 4060 Ti
37
RTX 3060 Ti
62
RTX 3060
59

はい、ポンコツ化です。

ゲームとの相性が悪いのか、RTX 3060のスコアすら下回る体たらく。

設定を確認しながら何度も試していますが、RTX 4060 Tiでは平均40にも届かずでした。

FF15 ベンチマーク

最後にFF15のベンチマークソフトを解像度ごとに最高設定で試しました。

こちらは平均フレームレートではなく、ベンチマークソフトのスコアです。

FF15(FHD、高品質)の比較
RTX 4070
17,040
RTX 3070
14,188
RTX 4060 Ti
12,506
RTX 3060 Ti
12,390
RTX 3060
9,997

このゲームはDLSS 3.0やフレーム生成に対応していないからか、RTX 3070のスコアに届かず。

FF15(WQHD、高品質)の比較
RTX 4070
12,969
RTX 3070
10,506
RTX 4060 Ti
9,039
RTX 3060 Ti
9,203
RTX 3060
7,248

さあ雲行きが怪しくなってきました。

FF15(4K、高品質)の比較
RTX 4070
7,347
RTX 3070
6,252
RTX 4060 Ti
5,147
RTX 3060 Ti
5,443
RTX 3060
4,178

RTX 3060に負けるほどではないものの、RTX 3060 Tiのスコアに届かず。

4Kでグラフィック重視のゲームを最高画質で楽しみたいなら、RTX 4060 Tiを選んではいけません。

人気ゲームの平均フレームレート

こちらは実際に定番ゲームを動かして、平均フレームレートを計測した結果です。

シューター系のゲームはとくに、マッチや立ち回りによって平均値が大きく変動するため、あくまで参考程度にご覧ください。

フルHD解像度の平均fps
フォートナイト
パフォーマンス 競技設定
320fps
Apex Legends
低画質
267fps
Escape from Tarkov
最高画質
92fps
VALORANT
最高画質
321fps
モンスターハンターライズ
最高画質
189fps
Cyberpunk 2077
最高画質 オーバードライブ
62fps
ホグワーツレガシー
最高画質 レイトレオン
98fps
Marvel’s Spider-Man Remastered
最高画質 レイトレオン
148fps

Cyberpunk 2077やホグワーツレガシー、スパイダーマンはDLSSをオート、フレーム生成もONで計測した結果です。

やはりフルHDであれば、ほとんどのゲームを最高画質で快適にプレイできます。

4K解像度の平均fps
モンスターハンターライズ
最高画質
121fps
Cyberpunk 2077
最高画質 オーバードライブ
11fps
ホグワーツレガシー
最高画質 レイトレオン
37fps
Marvel’s Spider-Man Remastered
最高画質 レイトレオン
49fps

モンハンライズのような軽めのゲームであれば4Kでも快適に動かせるようです。

Cyberpunk 2077はオーバードライブモードだと映像がガックガクで、体調に影響が出るレベル。

従来の最高設定にあたる「レイトレーシング:ウルトラ」でも平均値は21fps程度で、とても快適とはいえない結果でした。

高解像度で快適にゲームを楽しみたいなら、もっとお金を出して上位モデルのグラボを買え、というNVIDIAからのメッセージなのかもしれません。

ゲーム実況・ライブ配信

最後にOBSを使用して、Twitchで配信を試しました。

Apex Legendsであれば最高画質のままトラブルなく配信・録画ができるようです。

OBSのおすすめ設定
ゲームの画質最高
出力解像度1080p(1,920×1,080)
FPS共通値60
映像ビットレート6,000 Kbps
配信エンコーダハードウェア(NVENC)
音声ビットレート128
録画品質高品質、ファイルサイズ中
録画フォーマットmkv
配信後にmp4へ再多重化
録画エンコーダハードウェア(NVENC H.264)

画質を落とせば配信中もフレームレートは240前後をキープ。

ストリーマーを目指している方も、これくらいの性能があれば安心です。

また、RTX 40シリーズはAV1エンコーダを利用できるのもメリットのひとつ。

OBSのエンコード設定

AV1で録画したデータはH.264より高画質でデータ容量も軽くなるため、配信を常に録画しておきたい方には強力なツールです。

ただし記事執筆時点ではAV1の録画データはPremiere Proで読み込むことができません。

Microsoftが無償提供する「AV1 Video Extension」などをインストールしないと再生もできないため、普及にはもう少し時間がかかる模様。

どのエンコードを使用するかは、配信の頻度や用途に合わせて判断してください。

アバター表示でも配信が可能

FaceRigのテスト

FaceRigを使用してアバターを表示させながら試したところ、ゲームの画質を落とした状態であればトラブルなく配信&録画ができました。

ゲームによって設定の調整は必須と考えたほうがよさそうですが、VTuberとしてゲーム実況の配信も可能です。

ゲーム起動中の消費電力

OCCT ストレステスト

OCCTのストレステスト(電源モード)を使用して、CPUとGPUを使用率100%でぶん回したときの消費電力をワットチェッカーで計測しました。

消費電力の平均値(W)
RTX 4070
317
RTX 3070
377
RTX 4060 Ti
273
RTX 3060 Ti
328
RTX 3060
288

RTX 4060 Tiのゲーム性能はRTX 3070に匹敵するにも関わらず、消費電力はRTX 3060すらわずかに下回りました。

フォートナイトやApex LegendsをフルHD解像度で動かしているだけなら、200Wを下回っていることもあり、素晴らしいワットパフォーマンスです。

今回はPL1を65Wに設定したCore i5-13400Fで計測していますが、上位モデルや電力制限を解除した「K」つきCPUを使用すると、もう少し消費電力は上がると考えてください。

電源容量は550Wでも実用上の問題はありませんが、後々のアップデートも考えると650~750Wあたりを選んでおくのがベストと思われます。

電源容量は消費電力の2倍を目安に選ぶのがセオリーですが、2倍を下回っていても問題はありません。

おすすめのBTOパソコン

Core i5-13400とRTX 4060 Tiを搭載したBTOパソコンをピックアップしました。

ゲーミングPCを選ぶときは、基本的なスペックと価格だけでなく、アフターサポートや納期、支払方法なども総合的に比較して選ぶことをおすすめします。

掲載している仕様および価格は記事執筆時点の情報です。最新情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。

日本HP

Victus 15L

記事更新時点での最安モデルは、日本HPが販売するVictus 15L。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(詳細不明)
チップセットH670
GPURTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ512GB NVMe SSD
電源500W(BRONZE)
販売価格153,450円~(消費税・配送料込)
※7%OFFクーポン適用価格

発売当初の標準モデルは231,000円だったので、大幅に値下がりしました。

CPUクーラーの詳細が不明で、電源容量が500Wと控えめなのが気になるポイントでしょうか。

HPのオンラインストアで使える7%OFFクーポンについては「こちらの記事」に詳しくまとめているので、ぜひご活用ください。

OMENのようなおしゃれさには欠けるものの、コスパ最優先で探すなら有力候補になりそうです。

実機レビュー

Victus 15L

Victus 15Lを自腹で購入して、ケースの構造や性能面を詳しくレビューしました。

拡張性に欠けるなど一部弱点はあるものの、ゲーム性能は文句なしです。

Victus 15Lレビュー
Victus 15Lレビュー|RTX 4060 Ti搭載のスタンダードプラスモデル日本HPが販売するゲーミングPC、Victus 15L(スタンダードプラスモデル)を購入しました。 Core i5-13400Fと...

フロンティア

フロンティア

激安のセール品が魅力のフロンティアは、RTX 4060 Ti搭載モデルが早速セールに登場。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(サイドフロー)
チップセットB660
GPURTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源600W(BRONZE)
販売価格169,800円~(消費税込・配送料別)

メモリはDDR5ではなくDDR4で、送料も別途かかるとはいえ、約17万円ちょっとで買えるのはなかなかお得感があります。

ただしフロンティアのセールは毎週価格とラインナップが変わるため、タイミングによっては値上がりしている可能性もあります。

また、最終確認画面まで行かないと送料が加算されないため、1円でも安く買いたい方は少々注意が必要です。

ark

arkhive Gaming Custom GC-I5G46M AG-IC10B66MGL6I-TS1

秋葉原の老舗PCショップ、arkのオンラインストアもなかなか安いです。

主なスペック
OSWindows 10 Home
CPUCore i5-13400F
クーラーリテールクーラー
チップセットB660
ASUS PRIME B660M-A D4
GPURTX 4060 Ti
メーカー指定不可
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
Crucial
ストレージ500GB NVMe SSD
KIOXIA EXCERIA
電源650W(BRONZE)
Antec CSK650 ATX
販売価格172,800円~(消費税・配送料込)

ケースはThermaltake製のS100 Tempered Glassで、Micro-ATX規格のコンパクトなモデルを採用。

標準仕様だとCPUクーラーはリテールクーラーのようで、ストレージも必要最低限の容量しか搭載されていません。

予算に余裕があるなら、注文時にカスタマイズすることをおすすめします。

パソコン工房

iiyama LEVEL-M76M-134-SLX

こちらはパソコン工房のLEVEL∞(インフィニティ)。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400
クーラー空冷(トップフロー)
チップセットB660
GPURTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ500GB NVMe SSD
電源700W(BRONZE)
販売価格179,800円~(消費税・配送料込)

新型のおしゃれなミニタワーを採用。

仕様に明確な記載がないものの、CPUクーラーはリテールクーラーかもしれません。

パソコン工房はポイント還元率が高く、アフターサポートは24時間365日対応、分割手数料も48回まで無料など、サービス面も隙がありません。

出荷予定が「2~3週間後」となっており、届くまで時間がかかるのが唯一の弱点でしょうか。

STORM

PG-i46Ti

STORMではMini-ITXのコンパクトなケースを採用したモデルが販売中。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400
クーラー空冷(サイドフロー)
チップセットB760
MPG B760I EDGE WIFI DDR4
GPURTX 4060 Ti
White
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源650W(BRONZE)
販売価格179,800円~(消費税込・配送料別)

ケースはアルミフレームが美しい、両面ガラスパネルのJONSPLUS i100 PROを採用。

BTOで買えるMini-ITXのモデルは少ないため、コンパクトでコスパの良いゲーミングPCを探している方には有力候補になりそうです。

価格は少し高くなるものの、一般的なATXケースを採用したモデルも販売中です。

ドスパラ

GALLERIA RM5C-R46T

こちらはドスパラで販売中のGALLERIA RM5C-R46T。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(サイドフロー)
チップセットB760
GPURTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源650W(BRONZE)
販売価格184,980円~(消費税込・配送料別)

GALLERIAはB760チップセットを採用し、ほんのり価格が高め。

翌日出荷という超スピード納品に対応しており、24時間365日対応のアフターサポートや分割手数料も48回まで無料。

サービス面まで含めて比較すれば、有力候補になるのではないでしょうか。

GALLERIAは価格の変動が大きいため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

実機レビュー

ケース外観

GALLERIA RM5C-R46Tをお借りして、詳しいレビューをまとめています。

業界最安ではなくとも、いろいろいじりやすいケースは長く使っていくうえで大きな魅力です。

GALLERIA RM5C-R46Tレビュー
GALLERIA RM5C-R46Tレビュー|ミドルレンジのおすすめモデルドスパラで販売中のゲーミングPC、GALLERIA RM5C-R46Tをお借りしました。 機材貸出元:株式会社サードウェーブ ...

サイコム

G-Master Velox II

こちらはサイコムが販売するG-Master Velox II Intel Editionをカスタムしたモデル。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(サイドフロー)
Noctua NH-U12S redux
チップセットB660
ASRock B660 Pro RS
GPURTX 4060 Ti
Manli製M-NRTX4060TI/
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ1TB NVMe SSD
電源650W(GOLD)
販売価格196,880円~(消費税・配送料込)

ケースは静音性に優れたFractal DesignのPop Silent Whiteを採用し、CPUクーラーは空冷最強ともいわれる、NoctuaのNH-U12S reduxを標準搭載。

似たようなスペックで他社と比較すると価格は高めですが、静かで快適にゲームを楽しみたいなら、納得のパーツ構成といえそうです。

細部までこだわり抜いたゲーミングPCが欲しい方は、候補に入れてみてください。

G-Tune

G-Tune PG-I5G6T

マウスコンピューターが展開するG-Tuneでは、コンパクトなミニタワーケースを採用。

主なスペック
OSWindows 11 Home
CPUCore i5-13400F
クーラー空冷(詳細不明)
チップセットB660
GPURTX 4060 Ti
メモリDDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ512GB NVMe SSD
電源750W(BRONZE)
販売価格209,800円~(消費税・配送料込)

CPUクーラーの詳細が不明で、記事執筆時点ではカスタマイズにも対応していないのが気になるポイント。

ハンドル付きで持ち運びやすいコンパクトなケースは魅力ですが、搭載パーツだけで考えるとだいぶ割高に見えてしまうのも事実。

標準でメーカー保証が3年と長いことと、24時間365日、電話以外にLINEでも相談できるアフターサポートが魅力です。

RTX 4060 Tiのレビューまとめ

RTX 4060 Ti

リーク情報が出始めたころから海外を中心に叩かれ続けているRTX 4060 Ti。

実際に使ってみて、ベンチマークを試せば試すほどモヤっと感が増していきました。

薄型コンパクトで補助電源も8ピン×1、消費電力も抑えられており、家が狭くて電気代も高騰している日本では、非常に扱いやすいグラボであることは間違いありません。

しかしながら前世代のグラボと比較してしまうと、パッとしない性能であることも事実。

これが7万円もするのか、という気持ちに嘘はつけません。

ただし、あくまでもモヤっと感じてしまうのは他と比較するからで、フルHD専用グラボとして考えれば、性能面はそこまで悪いものではないとも思います。

価格は徐々に下がっていくでしょうから、予算と用途にピッタリ合っているなら、RTX 4060 Tiを選んでも後悔することはないでしょう。

動画では実際にゲームを動かしている様子もまとめているので、あわせてご覧いただくとよりわかりやすいです。

性能や特徴をよく理解して、納得のいくグラボを選んでください。

POSTED COMMENT

  1. shigecky より:

    巷での不評ぶりを見て、nVIDIAひいてはグラフィックボード界隈の根深い問題を感じます。

    電気代を含め物価高騰は日本に限った問題ではない(むしろ世界的にはマシな方)ですし、より大きなゲーミングPC需要を抱えているはずの海外でもこの有様ですから、性能の上がり幅の面で余程期待ハズレだったということでしょう。

    厄介なのは、nVIDIAが現状に危機感を持っていなさそうという点ですね。マイニングや生成AIなどの成功体験によって、「需要拡大が見込めないゲーム事業を頑張らなくても、特需の波に乗れば儲かる」ことを覚えてしまったわけですから。もちろんそんな戦略が何度も上手くいくわけないですし、考え直すべきだと思いますが。

    nVIDIAの凋落か、ゲーミングPC産業全体の衰退か、どちらの象徴になるにせよ4060Tiは歴史に悪名を残す存在になりそうですね。

  2. より:

    RTX4060TIのスペック表でビデオメモリ12GBと書いてあります

    • 管理人 より:

      ご指摘ありがとうございます、誤った情報を掲載していたので修正しました。

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