MSIのRTX 3060 Ti VENTUS 2X OCを購入しました。
このページでは、定番のベンチマークソフトや各種ゲームで検証したRTX 3060 Tiの性能について詳しくまとめています。
グラフィックカードの買い替えやRTX 3060 Tiを搭載したゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひご覧ください。
MSI RTX 3060 Ti VENTUS 2X OCの概要
今回購入したRTX 3060 TiはMSIのもの。
発表が急だったからか、もともと注目されていなかったからなのか、販売解禁の翌朝でもAmazonで普通に注文できる状態でした。
今回、筆者はTSUKUMOのネットショップで注文。
相変わらずの丁寧すぎる梱包&素早い発送でした。
まずはグラフィックカードのデザインやスペックなど、基本的な情報からお伝えします。
「そんなことよりベンチマークスコアが見たい!」
という方はこちらをご覧ください。
主なスペック
まずは主なスペックを表にまとめました。
ビデオメモリ | 8GB(GDDR6) |
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コア数 | 4,864 |
コアクロック | 1695MHz(ブーストクロック) |
メモリバス幅 | 256bit |
メモリスピード | 14Gbps |
占有スロット | 2.5 |
補助電源 | 8ピン ×2 |
サイズ | 232×124×52mm |
購入価格は配送料と消費税込みで58,080円。
GPU-Zの結果は以下の通り。
ビデオメモリはサムスン製のようです。
より詳しいスペックを知りたい方は、MSIの公式サイトをご確認ください。
RTX 2070からRTX 3080までの主なスペックを比較すると以下の通り。
RTX3080 | RTX3070 | RTX3060Ti | RTX2080 | RTX2070 | |
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製造プロセス | 8nm | 12nm NFF | |||
CUDAコア | 8704 | 5888 | 4864 | 2944 | 2304 |
クロック | 1.44~ 1.71GHz | 1.50~ 1.73GHz | 1.41~ 1.67GHz | 1.51~ 1.71GHz | 1.41~ 1.62GHz |
メモリタイプ | GDDR6X | GDDR6 | |||
メモリ容量 | 10GB | 8GB | |||
メモリバス幅 | 320bit | 256bit | |||
TDP | 320W | 220W | 200W | 215W | 175W |
推奨電源 | 750W | 650W | 600W | 550W |
RTX 2060の後継機という位置づけですが、RTX 2080に匹敵するスペックです。
デザイン
RTX 3060 Ti VENTUS 2X OCはツインファンで、仕様上の寸法は232×124×52mm。
光るパーツ非搭載の、シンプルなデザインです。
バックプレートのシールはもう少し丁寧に貼ってほしかったところ。
性能に影響するものではないので、気にする必要はないのですが、どうにもね。
長さは232mmと短めなので、MicroATXやMiniITXなどのマザーボードと合わせて、コンパクトなゲーミングPCを組むことも可能。
トリプルファンも各メーカーから販売されていますが、RTX 3060 Tiの上位モデルを買うならRTX 3070の安いものを買ったほうがいいと思います。
補助電源は8pin×2。
2.5スロットと、そこそこ分厚いです。
重量は実測で820gでした。
多少重さがあるので、傾きが気になるときはサポートステイなどの使用を推奨します。
手持ちのRTX 30シリーズと大きさを比べてみました。
RTX 3080は玄人志向(GALAKURO GAMING)のもの、RTX 3070はPalitのGamingProです。
MSIのRTX 3060 Ti VENTUS 2X OCはファンのサイズが大きいからか、ゲーム中の回転音がとても静か。
静音性重視でパソコンを組みたい方にもおすすめです。
出力端子
出力端子は以下の通り。
- HDMI ×1
- DisplayPort ×3
最大4画面まで出力可能で、最大解像度は7,680×4,320(8K)に対応しています。
USB Type-Cは非搭載。
RTX 3060 Tiのベンチマーク結果
ここからは定番ベンチマークソフトをはじめ、各種ゲームでRTX 3060 Tiの性能を細かくチェックしていきます。
検証で使用したパソコンのパーツ構成は以下の通り。
CPUやメモリはオーバークロックせず、すべて定格で動かしています。
ケース | Fractal Design Define R6 |
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CPU | Intel Core i9-9900K |
マザーボード | MSI MEG Z390 ACE |
メモリ | 64GB(DDR4-2666、16GB×4) CORSAIR VENGEANCE LPX |
電源 | CORSAIR HX1200i(80PLUS PLATINUM) |
Ryzen 9 5950Xなどの最新世代ハイエンドCPUを使えば、もう少しスコアが伸びると思われます。
反対にCPUがCore i5やRyzen 5、メモリが8GB(8GB×1)だったりすると、スコアが落ちる場合があります。
あくまで筆者のPCで検証した結果なので、参考程度にご覧ください。
追記:Core i5-10400Fとメモリ8GBで検証したデータを以下の記事にまとめました。
3D Mark
まずは超定番、3D Markの各種ベンチマークを試した結果をご紹介します。
Time Spy
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
なんとも順当なスコアです。
Fire Strike
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
以前、お借りしたPC(GALLERIA ZZ)で検証したRTX 2080 Tiのスコアは24,352でした。
RTX 3060 TiはRTX 2080 Tiと同等レベルの性能がある、と書いても間違いではないでしょう。
Port Royal
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
レイトレーシングの性能は伸び幅が小さめで、RTX 2080から微増といったところでした。
定番ベンチマーク
続いてこちらも定番のFF15とFF14のベンチマークソフトを試しました。
FF15
高品質 | 5,353(やや快適) |
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標準品質 | 6,208(快適) |
軽量品質 | 8,567(快適) |
高品質 | 11,803(非常に快適) |
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標準品質 | 14,589(非常に快適) |
軽量品質 | 16,505(非常に快適) |
フルHDなら高品質で「非常に快適」をたたき出せますが、4Kではさすがにスコアがダウン。
それでも標準品質なら「快適」に動かせます。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
FF15クラスの重いゲームを4Kでサクサク動かしたいなら、RTX 3080以上を推奨します。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
4Kと比較すると、フルHDではRTX30シリーズのスコアがあまり伸びていないことがわかります。
FF14
4K | 10,006(非常に快適) |
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フルHD | 19,056(非常に快適) |
FF14はそこまで重くないゲームなので、4Kでもサックサク動かせます。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
4Kの高解像度モニターで光の戦士になりたいなら、RTX3070はひとつの最適解になるでしょう。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 | |
RTX2070 |
FF15と同じく、フルHDでは各グラボの差が縮まっています。
FPS・TPSゲーム
ここからは実際にいくつかのゲームをプレイして、フレームレートの平均値を算出しました。
いずれも各ゲームの最高画質に設定して、フルHD解像度のゲーミングモニター(リフレッシュレート240Hz)を使用。
まったく同じ条件で検証したわけではないので、誤差が含まれるものとご理解ください。
Apex Legends
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
Apex LegendsはRTX 2080とほぼ変わらないフレームレートでした。
最低画質まで落とせば200以上で安定します。
フォートナイト
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
マップや状況によってフレームレートは変動するものの、RTX 2080のスコアを下回りました。
最高画質で180前後出ていれば十分ですが、もう少し頑張ってほしいところ。
DXR(レイトレーシング)はOFFで検証しています。
PUBG
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
フォートナイトと同じく、PUBGもいまいちフレームレートが伸びませんでした。
筆者の感覚だと人気もだいぶ落ちてきているので、そろそろPUBGは検証タイトルから外しても問題ないでしょうか。
CoD:BOCW
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
CoD:BOCWは最高画質で160前後までフレームレートが伸びます。
最低画質まで落とすと200以上で安定しました。
VALORANT
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
VALORANTもRTX 2080のフレームレートに一歩届かず。
とはいえフレームレートが200以上になると、筆者のようなカジュアルゲーマーにはちがいが判別できません。
4KやWQHDの高解像度
続いてWQHD(2,560×1,440)、4K(3,840×2,160)の高解像度でそれぞれゲームをプレイしました。
いずれも最高画質で、DLSS(Deep Learning Super Sampling)もONにしています。
フォートナイト
FHD | |
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WQHD | |
4K |
フォートナイトは4Kの最高画質でも100前後のフレームレートを出せました。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
フォートナイトのようなシューターゲームを4Kでプレイする人は少数派だと思いますが、カクつきを感じることなく、快適にプレイできます。
モンスターハンターワールド:アイスボーン
FHD | |
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WQHD | |
4K |
モンハンワールドはHigh Resolution Texture PackもONにした状態でテスト。
同一のフリークエストを同一装備で周回したところ、4Kでは50を下回りました。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
PS4のフレームレートが30前後なので、40以上をキープできればゲームに支障はありません。
高フレームレートのヌルヌル感は味わえないものの、4Kモニターでもそこそこ快適に遊べます。
レイトレーシング性能
ここからはRTX 30シリーズの目玉ともいえる、レイトレーシングに注目して各種ゲームを試しました。
Bright Memory RTX Benchmark
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
掲載しているスコアは以下の設定で試したときの平均フレームレートです。
- 解像度:フルHD
- RTX Quality:Very High
- DLSS:Quality
順当なスコアといえそうです。
フォートナイト
RTX3080 | |
---|---|
RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
9月のアプデでフォートナイトもDXRに対応したのでテストしました。
わずかながらRTX 2080のスコアを下回りました。
Battlefield V
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
激重FPSゲームのBattlefield Vは、DXR ONで90前後のフレームレートを出せました。
CoD:BOCW
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
CoD:BOCWもDXRをONにすると90前後のフレームレート。
見た目がちょっと変わったかな・・・?と感じる程度なので、DXRはOFFを推奨します。
WATCH DOGS LEGION
FHD | |
---|---|
WQHD | |
4K |
WATCH DOGS LEGIONはベンチマークモードをテストした結果です。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
WATCH DOGS LEGIONとは相性が良いのか、4K解像度でRTX 3070と同程度のスコアが出ました。
ゲーム実況・ライブ配信
最後にOBSで配信と録画を試して、フレームレートがどれくらい落ち込むかを検証しました。
OBSの出力解像度はフルHD、フレームレートは60、エンコードはハードウェアに設定しています。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
Apex Legendsは若干フレームレートが下がるものの、Twitchで配信しながらでも170前後のフレームレートを維持できました。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
モンハンワールドも90前後のフレームレートをキープ。
パソコン1台で、快適にライブ配信が可能です。
ゲームプレイ中の消費電力
CORSAIRの「iCUE」でHX1200iの電源入力ログを5秒間隔で10分間取得し、Apex LegendsをフルHDモニターでプレイ中の消費電力を計測。
200から400Wあたりで大きく変動していますが、平均値としては288Wでした。
RTX3080 | |
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RTX3070 | |
RTX3060Ti | |
RTX2080 |
これはRTX 3060 Ti単体の消費電力ではなく、検証用PC全体での消費電力です。
RTX 2080と比べると、消費電力が大幅に落ちているのがポイント。
搭載するCPUやその他パーツによって最適な電源容量は変わりますが、NVIDIAの公式サイトにあるように、600Wの電源で問題ないでしょう。
RTX 3060 Tiを安く購入するコツ
ここからはRTX 3060 Tiの購入を検討している方へ、どこで買うとお得なのか、について簡単にまとめておきます。
グラフィックカード
RTX 3060 Tiのグラボを買うなら、真っ先に検討したいのはPCショップ。
関東なら秋葉原、関西なら日本橋など、馴染みのお店がある方は、まずは足を運んでみてはいかがでしょうか。
筆者も今回はTSUKUMOのネットショップで買いましたが、RTX 3080とRTX 3070は秋葉原で買いました。
とはいえ、お住まいの地域によっては「近所に安く買える店がない!」という方もいるでしょう。
ネット通販でグラフィックカードを買うときのおすすめショップを表にまとめました。
TSUKUMO | 品ぞろえが豊富で梱包も恐ろしく丁寧。 都内だと注文の翌日に届くのも魅力。 PCパーツを買うときの信頼度は抜群です。 |
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パソコン工房 | TSUKUMOに負けないレベルの品ぞろえ。 お住まいの近くにパソコン工房の店舗があれば 何かあったときすぐ相談できるのも魅力。 |
ark(アーク) | 秋葉原の老舗パソコン専門ショップ。 梱包の丁寧さやサポート面は完璧ですが、 品ぞろえと発送スピードではやや劣る印象。 |
ドスパラ | ゲーミングPCのGALLERIAでおなじみ。 Palitのグラボはドスパラ専売。 モバイル会員になっておくといろいろお得。 |
Amazon | 品ぞろえと発送の速さ、カスタマーレビューの 件数では圧倒的。簡素すぎる梱包が最大の弱点。 精密機器の購入はちょっと怖い。 |
楽天市場 | 品ぞろえはAmazonに負けないが、 梱包や発送スピードはショップ次第。 楽天ポイントを使えるのが最大の強み。 |
楽天で買うときはビックカメラやJoshinなど、有名量販店なら発送が速くて梱包も丁寧なのでおすすめです。
ゲーミングパソコン
グラフィックカードではなく、RTX 3060 Tiを搭載したゲーミングPCの購入を考えている方もいるでしょう。
まだ販売を開始していないメーカーも多いですが、記事執筆時点での最安値を調査しました。
パソコン工房 | フロンティア | ドスパラ | TSUKUMO | |
---|---|---|---|---|
モデル | LEVEL-M046 iX4-SAX | FRGXB460 | GALLERIA RM5R-R36T | G-GEAR GA7A-F203/T |
CPU | Core i5-10400 | Core i5-10400F | Ryzen 5 3500X | Ryzen7 3700X |
GPU | GeForce RTX 3060 Ti | |||
メモリ | 16GB(8GB×2) | 8GB(8GB×1) | 16GB(8GB×2) | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 500GB NVMe SSD | 512GB NVMe SSD | 512GB NVMe SSD | 500GB SSD |
電源 | 700W 80PLUS BRONZE | 850W 80PLUS GOLD | 650W 80PLUS BRONZE | 550W 80PLUS BRONZE |
販売価格 | 125,980円~ | 122,800円~ | 129,980円~ | 152,800円~ |
公式サイト | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る | 詳しく見る |
値段だけで比較するとフロンティアが最安ですが、メモリが8GBのシングルチャネルになっているのは気になるところ。
スペックと価格のバランスを考えると、現時点でもっともコスパが高いのはパソコン工房といえそうです。
以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてご覧いただくとより分かりやすいです。
RTX 3060 Tiのレビューまとめ
今回はMSIのRTX 3060 Ti VENTUS 2X OCの性能を細かく検証してみました。
販売解禁直前に公開された情報によると、RTX 3060 Tiの性能はRTX 2080 SUPERを超えるとのことでした。
今回、筆者の環境で試した限り、ベンチマークのスコアはたしかに伸びているものの、実際のゲームではRTX 2080と同等もしくは少し下回ることも多かったです。
とはいえ消費電力は20%前後落ちていて、コンパクトなツインファンにもかかわらず、RTX 2080に匹敵する性能を発揮できているのは事実。
5万円台で買えるミドルスペックのグラボとして考えれば、なかなか素晴らしいコスパといえるでしょう。
なるべく出費を抑えつつ、フルHDモニターでフォートナイトやApex Legendsなどのバトロワ系ゲームを楽しみたいなら、RTX 3060 Tiは有力候補になりそうです。
予算や求める性能に合わせて、納得のいくグラフィックカードを選んでください。