Logicool G 公認サポーターとしてのレビュー第8弾、ゲーミングマウスパッドPOWERPLAY(G-PMP-001)を提供いただきました。
PROワイヤレスマウスやG903hなどの弱点である充電の面倒くささを解消してくれる、ワイヤレス充電に対応した高機能マウスパッドです。
どんなマウスパッドなのか、実際の使用感などを詳しくレビューします。
POWERPLAYマウスパッドの特徴
POWERPLAYマウスパッドの特徴を整理すると以下の通り。
対応マウスのワイヤレス充電が可能
2種類のマウスパッドが付属
他社のマウスパッドも使用可
マウスパッドとしては高額
金属製の机と相性が良くない
公式のプロモーション動画はこちら。
スペックや本体デザインなど、順にご紹介します。
主なスペック
POWERPLAYマウスパッドの寸法などは以下の通り。
寸法 | 縦:321mm 幅:344 mm 奥行き:43mm |
---|---|
分厚さ | 充電シートの厚さ:2mm クロスマウスパッドの厚さ:2mm ハードマウスパッドの厚さ:2mm |
ケーブル長 | 1.83m |
販売価格 | 18,000円前後 |
メーカーによって差はあるものの、ゲーミングマウスパッドとしてはミディアムサイズ程度の大きさ。
販売価格はAmazonを参考にしていますが、時期によって多少変動があるので最新情報は各販売サイトにてご確認ください。
デザイン・付属品
説明書や保証書に加え、Logicool G製品ではおなじみのステッカーも付属。
POWERPLAY本体はシンプルなデザインです。
本体に乗せて使用するマウスパッドは、ハードタイプと布タイプの2種類が付属。
ハードタイプは筆者が愛用しているマウスパッド、Logicool G440tとそっくり。
裏面の質感が若干異なるように思いますが、ほぼ同じものと思われます。
布タイプもおそらくLogicool G240tと似たものでしょう。
2,000~3,000円で販売されているマウスパッドが2枚付属していると考えれば、POWERPLAYの値段が高いのも納得です。(それでも高いですが)
マウスパッドの裏面は、それぞれLogicool Gのイメージカラーである水色。
POWERPLAYと合わせなくとも、それぞれ単体でマウスパッドとして使えます。
付属のケーブルはLogicool G製品でおなじみの三又タイプ。
パソコンとPOWERPLAYをつなげて使用します。
POWERCOREモジュール
ワイヤレス充電のキモとなるのが、POWERCOREモジュール。
このモジュールを対応マウスに組み込むことで、ワイヤレス充電が可能となります。
パっと見た感じでは区別がつきませんが、裏を見ると完全に別物。
G903hに組み込んだ状態がこちら。
マグネットでピタッと装着できます。
モジュールの重量
POWERCOREモジュールの重量は実測で約6g。
G903hに付属のフタは約3gなので、通常時と比較するとわずかながらマウスの重量が増えます。
また、G903hやG703h、G502WLは付属のウェイトで重量アップが可能ですが、POWERCOREモジュールにはウェイトをハメこむスペースがありません。
重たいマウスが好きな方は要注意です。
POWERPLAYマウスパッドの使用例
ここからは実際にPOWERPLAYマウスパッドを使用した感想についてまとめていきます。
先に結論をお伝えすると、充電の手間から解放されるのは想像以上に快適でした。
Logicool Gのワイヤレスゲーミングマウスをお使いの方なら、間違いなく満足できるでしょう。
POWERPLAY対応の各種マウス
記事執筆時点でPOWERPLAYに対応しているLogicool Gのワイヤレスマウスは、以下の4モデル。
- PRO ワイヤレスマウス
- G903h
- G703h
- G502WL
G703hは持っていないので、その他3つで試してみました。
それぞれPOWERCOREモジュールを交換するだけで使用できて、面倒な設定は一切不要。
バッテリー残量を気にせず、好きなだけゲームができます。
ちなみに充電中はPOWERPLAY本体の白いランプが点灯。
充電が完了したり、マウスパッドからマウスを離すとランプが消えます。
マウスのレシーバーは不要
POWERCOREモジュールを装着していれば、マウスに付属しているレシーバーは不要。
PRO ワイヤレスマウスやG502WLはマウス本体にレシーバーを収納できるので問題ありませんが、G903hには収納スペースがないので紛失が心配です。
Logicoolの高速ワイヤレス通信技術「LIGHTSPEED」にも対応しているため、POWERPLAYを使用したからといって動作の遅延などは発生しません。
金属製の机は要注意
POWERPLAYは電磁誘導という仕組みで充電しているため、金属製の机では本来の実力を発揮できないことがあるようです。
筆者の机はニトリで買った安物なので問題なく使えましたが、スチール製のパソコンデスクなどを使用している方は注意してください。
G HUBでライティング設定
POWERPLAYマウスパッドはLogicoolの専用ソフトウェア「G HUB」に対応。
ライティングの発光パターンや色などを自由にカスタマイズできます。
筆者のおすすめは、マウスやキーボードとライティングを同期させること。
ゲーミングデバイスに統一感が出て、一層カッコよく見えます。
G HUBではマウスが適切に認識されているかどうかもチェックできます。
他社のマウスパッドも使用可
POWERPLAYにはハードタイプと布タイプのマウスパッドが付属していますが、今回試したところ、他社のマウスパッドでも問題なくワイヤレス充電が機能しました。
RazerのSphex V2 Miniはハードタイプ、SteelSeriesのQcK Miniは布タイプですが、問題なく使用可能。
サイズが合っていませんが、ハイセンシを好む方なら小さめのマウスパッドでも問題なく使えそうです。
CorsairのMM100 Cloth Mouse Padと、XtrfyのGP1 MEDIUMは程よいサイズ感でした。
付属のマウスパッドの質感が好みでなければ、他社製のマウスパッドを組み合わせてもよさそうです。
金属製のマウスパッドは使用できません。
FPSゲームでテストプレイ
実際にApex Legendsをプレイしてみました。
マウスパッドは付属のハードタイプ、マウスはG903hを使用。
もともとハードタイプのLogicool G440tを使っていたこともあり、ほとんど違和感なく使えました。
分厚さが若干増しているため、マウスパッドが腕にあたる感触は若干変わるものの、不快に感じるほどではありません。
ワイヤレス充電中はマウスパッド自体が熱を帯びたりするのかな?と思っていましたが、とくに発熱は感じられず。
厚みが増したという点以外、普段のマウスパッドと変わらない感覚でプレイできました。
超便利なゲーミングマウスパッド
レビューのまとめとして、もう一度POWERPLAYマウスパッドの特徴をおさらいします。
対応マウスのワイヤレス充電が可能
2種類のマウスパッドが付属
他社のマウスパッドも使用可
マウスパッドとしては高額
金属製の机と相性が良くない
マウスと一緒に購入すると3~4万円と、なかなか勇気のいる買い物ですが、投資に見合った価値を十分に感じられるマウスパッドだと感じました。
付属のマウスパッドが摩耗したらLogicoolのG440tやG240tと交換したり、他社製のマウスパッドでも代用できるので、大切に使えば長く使えます。
ワイヤレスマウスのバッテリー残量を気にせず、何時間もゲームができるのは恐ろしく快適なので、ハードゲーマーにこそおすすめです。