パソコンを買うとき、故障や初期不良が気になる方はとても多いです。
ゲーミングPCは安いものでも10万円前後しますから、心配になるのも無理はありません。
ネットやSNSで口コミや評判を調べると、いい意見もあれば悪い意見もあったりで余計に迷ってしまったり。
このページではマウスコンピューターが販売するゲーミングPC、G-Tuneの初期不良や故障についてまとめています。
G-TuneのゲーミングPCを検討中の方は、購入前にぜひチェックしてください。
壊れやすいと言われる理由
「G-Tuneのパソコンは壊れやすい!」
といった声をネット上で見かけることがあります。
先に結論をお伝えしておくと、G-Tuneだけが壊れやすいということは決してありません。
当サイトではメーカーを問わず、数多くのゲーミングPCをレビューしていますが、G-Tuneの品質レベルは業界内でもトップクラスに高いと感じています。
ではなぜ「壊れやすい」という口コミが散見されるのか、その理由を探ってみます。
ゲーミングPCは故障しやすい
そもそもG-Tuneに限らず、一般的なパソコンと比べてゲーミングPCは故障しやすい、という事実を知っていますか?
なぜならゲーム起動中はCPUをはじめとした内部パーツがフル稼働状態。
とくにCPUやグラフィックカード(GPU)は、高熱状態が何時間も続きます。
参考までに、ゲーミングノートでモンスターハンターワールドをプレイした際のモニタリングデータをご覧ください。
CPUは90度、GPUも80度を超えており、ちょっとした調理器具レベルの発熱です。
ブラウジングや事務作業と比べてパソコンにかかる負荷が圧倒的に大きいため、ハードゲーマーほどパソコンの故障リスクは高まります。
どれだけ有名なメーカーでも、どれだけ値段の高いパソコンを買っても、故障の発生を100%防ぐことはできない、ということを覚えておきましょう。
初期不良は運の要素が強い
パソコンの初期不良に悩まされる人も少なからずいます。
パソコンが起動しなかったり、ネットにつながらない、インストールしたゲームがまともに動かないなど、症状はさまざま。
初期不良もまた完全に防ぐことは難しく、万が一出くわしてしまったときは残念ながら運が悪かったと考えるしかありません。
出荷前は問題なくとも、配送中の揺れや衝撃で不具合が発生するケースもあり、G-Tuneに限らず、どのメーカーでも一定の割合(1%以下)で発生しています。
搭載パーツのメーカーが不明
「G-Tuneはパーツのメーカーを隠している」
という意見がネット上で散見されます。
たしかにグラフィックカードやマザーボードなどのメーカーは、公式サイト上に公開されていないことが多いです。
しかしながら公開していないというだけで、MSIやASRockなど、国内でも定番の有名メーカーのパーツを搭載していることがほとんど。
一般流通しているパーツを搭載していることもあれば、マウスコンピューターが独自に発注したであろうOEM品と思われるパーツもよく見かけます。
聞いたこともないメーカーの低品質パーツが使われていることはまずないので、安心してください。
G-Tuneの保証やサポート
パソコンの故障や初期不良を100%防ぐことはできないからこそ、重要なのは万が一発生したときのサポート対応。
ここからはマウスコンピューターのアフターサポートや保障内容がどうなっているか、についてご説明します。
24時間365日のサポート
マウスコンピューターの強みといえば、2005年からずっと続けている24時間365日のアフターサポート。
ゲーミングPCはとくに、深夜や休日に使う方が多くなりがち。
マウスコンピューターのサポートセンターは夜間ほど経験豊富なスタッフが多いため、万が一何かトラブルが起きてもすぐに対応してもらえます。
チャットやLINEでも相談に乗ってもらえるため、パソコンのエラー画面を写真で送ることも可能。
深夜で家族が寝ていたり、通話しにくい状況でも安心です。
初期不良期間は1ヶ月以内
マウスコンピューターの初期不良期間はパソコンが納品されてから1ヶ月まで。
標準保証の場合は基本的に修理対応ですが、+3,000円(税別)の安心パックをつけておくと新品交換にグレードアップ。
さらに安心パック加入者専用ダイヤルが用意されているため、より手厚い電話サポートも受けられます。
保証期間は通常1年ですが、最大3年まで延長することも可能。
保証内容を手厚くするほど費用は高くなるものの、心配な方は追加オプションで選んでおきましょう。
修理方法も選択肢が豊富
マウスコンピューターでは72時間以内(工場到着からの経過時間)の修理を掲げていて、修理方法も選択肢が豊富。
それぞれのちがいを整理すると以下の通り。
センドバック修理 | 自身でパソコンをサポートセンターへ送付。 送料は自己負担。 |
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ピックアップ修理 | 運送業者がパソコンを引き取りに来てくれる。 送料は無料。 |
オンサイト修理 | 技術者がパソコン設置場所に来てくれる。 出張費、交換費は保守料金に含まれる。 |
ゲーミングPCは梱包サイズが大きいため、宅配便の送料が2,000円を超えることも。
ピックアップ修理を選んでおけば、後々の出費を防げるのでおすすめ。
ちなみに安心パックに加入しておくと、修理も最短即日で対応してもらえます。
マウスコンピューターの保証サービスや修理対応について詳しく知りたい方は、公式サイトの以下ページをご覧いただくとわかりやすいです。
故障しにくいカスタマイズ
G-TuneのゲーミングPCは標準仕様のままでも問題なく動かせますが、少しでも故障や初期不良を防ぎたいなら、壊れにくいパーツへのカスタマイズがおすすめ。
ただし、あれもこれもとカスタマイズすると費用が上がってしまうため、予算と相談しながら選ぶことが大切です。
G-Tuneのおすすめカスタマイズについては以下の記事でも解説しているので、あわせてご覧ください。
電源をアップグレードする
デスクトップの購入を検討しているなら、電源のアップグレードがおすすめです。
G-TuneのゲーミングPCは、80PLUS認証で下から2番目のBRONZEグレードを搭載しているモデルが多いです。
電源はパソコンの心臓にあたるパーツで、万が一電源にトラブルが起きるとマザーボードやCPUなど、ほかのパーツにまで被害が及ぶことも。
変換効率の高い電源ほど発熱も抑えられて、故障率も低下。
BRONZEでも大きな問題はないものの、予算に余裕があるならGOLD以上へのカスタマイズをおすすめします。
冷却性能を高める
ゲーミングPCの寿命を縮める要因のひとつは発熱。
少しでもパソコンを長持ちさせたいなら、CPUクーラーやケースファンの強化を考えてみてください。
G-Tuneはモデルによってカスタマイズの選択肢に差があるものの、CPUクーラーは簡易水冷を選べるとベスト。
値段は高くなってしまいますが、簡易水冷は駆動音も静かで、一般的な空冷式クーラーと比べて確実にCPU温度を下げられます。
「さすがに水冷クーラーは費用が高い・・・」
という方はケースファンの追加、もしくはサイズアップがおすすめ。
ファンがひとつ増えるだけでも、ケース内の温度は着実に下がります。
ゲーミングノートは冷却ファンのカスタマイズができません。
ストレージはSSDを選ぶ
故障率の低さでパーツを選ぶなら、ストレージはSSDがおすすめ。
使用頻度や環境が大きく影響するものの、一般論としてハードディスク(HDD)の寿命は3~4年、SSDは5年以上持つといわれています。
HDDは大容量で低価格という大きなメリットがありますが、振動や衝撃に弱いというデメリットがあります。
ある日突然HDDが動かなくなった、という悲劇を経験した人も少なくありません。
とはいえSSDも絶対に壊れないというわけではないため、万全を期すならこまめにバックアップを取りましょう。
パーツ交換は極力避ける
「カスタマイズなんかしなくても、自分でパーツを変えればいい!」
と考える人もいますが、ある程度経験がある方以外、無理に手を出さないほうが無難です。
たしかにメモリやストレージなどは、Amazonなどで買ったほうが安いです。
しかしながらパーツ交換が原因でパソコンが故障したり、不具合が発生した場合、保証の対象外になってしまう恐れがあります。
修理費用で出費が増えてしまったら意味がありません。
購入後のパーツ交換は何が起こっても自己責任なので、リスクを下げたいなら注文時にカスタマイズしましょう。
安心感で選ぶならG-Tune
24時間365日のアフターサポートをはじめ、数あるゲーミングPCメーカーの中でもG-Tuneは安心感がトップレベル。
価格だけで選ぶとドスパラやパソコン工房などのほうが安かったりしますが、ほんの数千円の差で手厚いサポートを受けられるなら安いと思いませんか?
万が一初期不良や故障が起こってしまっても、修理対応のスピードが速く、すぐにパソコンが手元に返ってきます。
パソコンに苦手意識がある方はもちろん、故障や初期不良が心配な方にこそ、G-Tuneをおすすめします。