フロンティアのゲーミングノート、GNシリーズをお借りしました。
機材貸出元:インバースネット株式会社
Core i7-9750HとGTX1660 Tiを搭載した15.6型のノートパソコンで、15~20万円前後で買えるミドルクラスのモデルです。
どれだけの性能を秘めているのか、じっくり検証しました。
幅広いゲームを最高画質でサクサク動かせる、万能なゲーミングノートを探している方は、ぜひご覧ください。
フロンティアのGNシリーズ
フロンティアのGNシリーズがどういったパソコンなのか、まずは基本的なスペックから順にみていきます。
パソコンの総合的な性能をチェックするベンチマークソフト、PCmark 10のスコアは5,237でした。
動画の視聴や事務作業はもちろん、写真や動画の編集などもスムーズにこなせる実力があります。
「そんなことより、パソコンゲームでどれくらいフレームレートを出せるのか知りたい!」
という方はこちらからご覧ください。
スペック
CPUやグラボ(GPU)など、今回お借りしたマシンの基本スペックは以下の通り。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i7-9750H |
GPU | GeForce GTX1660 Ti |
メモリ | 16GB |
ストレージ | NVMe M.2 SSD 512GB |
CPUは第9世代のCore i7-9750Hで、6コア12スレッドとノートパソコン向けのCPUとしてはハイエンドクラスの性能です。
CPU-Zの結果は以下の通り。
メモリも16GB搭載されているため、推奨スペックが高めのゲームはもちろん、動画編集などの用途でも安心して使えます。
グラフィックスはGTX1660 Tiを搭載。
RTX20シリーズに搭載されているレイトレーシング機能(DXR)に興味がなければ、すごくおすすめのグラフィックスです。
GPU-Zの情報はこちら。
ビデオメモリはサムスンのものが使われているようです。
ラインナップ
GNシリーズは用途や予算に合わせて構成(パーツ)をカスタマイズできます。
主な組み合わせは以下の通り。
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
Core i7-9750H | GTX1660 Ti | 8GB | 240GB SSD | 124,800円〜 |
Core i7-9750H | GTX1660 Ti | 8GB | 512GB M.2 NVMe SSD | 129,800円~ |
Core i7-9750H | GTX1660 Ti | 16GB | 1TB M.2 NVMe SSD | 139,800円~ |
最新の3Dゲームをサクサク動かしたり、ゲーム実況の配信や動画編集も考えていくなら、メモリは16GB以上欲しいところ。
何本もゲームをインストールするつもりなら、ストレージもできれば500GB以上は欲しいです。
予算や用途に合わせて、ぴったりのモデルを見つけましょう。
仕様および価格は記事執筆時点のものです。フロンティアはお得なセールを定期的に開催しているので、公式サイトを要チェックです。
GTX1650搭載 LNシリーズ
もう少し価格を抑えたい方は、GTX1650を搭載したLNシリーズがおすすめ。
デザインやインターフェイス、キーボード配列などはGNシリーズと同じです。
主なラインナップと価格帯は以下の通り。
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
Core i7-9750H | GTX1650 | 8GB | 240GB SSD | 114,800円〜 |
Core i7-9750H | GTX1650 | 8GB | 512GB M.2 NVMe SSD | 119,800円~ |
Core i7-9750H | GTX1650 | 16GB | 1TB M.2 NVMe SSD | 129,800円~ |
LNシリーズの詳細については以下の記事をご覧ください。
RTX2060搭載 XNRシリーズ
高画質・高フレームレートにこだわるなら、RTX2060搭載のXNRシリーズを検討してみてください。
こちらも外観はGNシリーズとほぼ同じです。
CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
Core i7-9750H | RTX2060 | 8GB | 240GB SSD | 139,800円〜 |
Core i7-9750H | RTX2060 | 16GB | 512GB M.2 NVMe SSD | 145,800円~ |
Core i7-9750H | RTX2060 | 16GB | 1TB M.2 NVMe SSD | 149,800円~ |
RTX20シリーズのグラフィックカードなら、リアルタイムレイトレーシングやDLSSなども使えます。
外観・大きさ
ここからはGNシリーズの外観を見ていきます。
天板はシンプルなデザインで、フロンティアのロゴなどもありません。
仕様上の大きさは361×258mmと、一般的なA4クリアファイルと比べて2周りほど大きめ。
分厚さは27.9mm(突起部は除く)あるため、一般的な薄型ノートパソコンと比べると少し厚みがあります。
底面はパソコン内部の熱を逃がすため、大半の部分がメッシュ状に。
ゲームで遊んでいるときや動画の書き出し中は、パソコンの底面および側面からそこそこの温風が出てきます。
冷たい飲み物やアイスクリームは近くに置かないようにしましょう。
排気音はそこそこしますが、ゲーミングノートとして考えると控えめです。
バッテリーは取り外せます。
3~4時間程度ならバッテリーだけで問題なく作業できそうですが、ゲームで遊ぶときは基本的にACアダプターにつなげましょう。
バッテリーで動かしていると、ゲームによっては露骨にパフォーマンスが落ちてしまいます。
重量
パソコン単体の重量は約2.1kg、ACアダプターが加わると約2.6kgです。
ACアダプターは180Wの大きめのものが付属しています。
持ち運べるサイズではありますが、片手持ちのカバンだとそこそこ重く感じそうです。
インターフェイス
ここからはインターフェイスを見ていきます。
- USB3.1
- USB3.1 Type-C
- SDカードリーダー
カードリーダーのフタは勢いよく飛び出すので要注意。
- 盗難防止ロック
- USB3.0
- USB2.0
- マイク入力
- イヤホン出力
- Mini DisplayPort
- HDMI
- LAN
- 電源
外部モニターに接続するための端子類が背面にそろっているのは便利。
4K解像度(3,840×2,160)での出力、および最大4画面(ノートパソコンのモニター含む)に出力できます。
ゲームの実況動画を配信するときなど、デュアルディスプレイは非常に便利です。
ケース内部
ケース内部はご覧の通り。
右上の黒い部分はバッテリーを装着する個所で、写真では取り外しています。
お借りしたモデルは非搭載ですが、2.5インチのHDDやSSDを搭載できます。
ゲームを10本近くインストールするつもりなら、少なくとも1TB以上のストレージを用意しておきたいところ。
メモリはCrucial製のもの(DDR4-2666)で、最大32GB(16GB×2)まで増設可能。
M.2 SSDはIntelの660Pシリーズ、空きスロットがひとつあるので、ストレージを強化したい方はオプションで追加しましょう。
ある程度の知識とスキルがある方以外、メモリやストレージの交換・増設はオプションで選ぶことをおすすめします。
キーボード
キーボードは一般的なテンキー付きの日本語配列(107キー)です。
スペースキーが少々狭く感じるのと、上下左右のストロークキーを大きめに確保したためかテンキーの「0」の位置が少々特殊。
慣れの問題ですが、普段からテンキーを多用する方は要注意です。
キーピッチは約18mmと標準的で、とくに打ちにくいといったこともありません。
タッチパッドは分離タイプで、とてもスムーズに動きます。
キーボードのバックライトは専用アプリから色を変更可能。
色だけではなく、明るさも変えられます。
キータイプ音
キータイプ音は静かなポコポコ系で、静かな場所で事務作業をするときも安心。
夜中にゲームをするときも、家族から「カチャカチャうるさい!」と怒られることはなさそうです。
30秒ほどの動画を作成したので、実際に聞いてみてください。
ディスプレイ
ディスプレイは15.6型のフルHD(1,920×1,080)解像度でIPSパネルを採用。
ノングレア(非光沢)仕様で暗い画面も見やすく、蛍光灯などの映り込みを軽減できます。
ツヤツヤのディスプレイと比べて目も疲れにくいので、長時間プレイするゲーマーにもおすすめ。
最近流行りのナローベゼルが採用されていて、左右は約9mm、上部は約12mmでした。
ベゼルが狭いほど、ゲームの没入感が高まります。
色域はあまり広くない
i1 Profilerでディスプレイの色域をチェックした結果は以下の通り。
- sRGB比:60.9%
- AdobeRGB比:45.2%
色域はあまり広くないものの、ゲーム用途で使う分には問題ありません。
デザイナーやフォトグラファーが業務用途で使うときは、カラーマネジメントモニターにつなげましょう。
リフレッシュレートは60Hz
モニターのリフレッシュレートは60Hzでした。
ミドルクラス以上のゲーミングノートだと120Hz以上が主流になってきているので、ここはもう少し頑張ってほしかったところ。
アクションゲームやRPGがメインなら問題ありませんが、FPSゲームがメインだと少々不利になります。
各種ベンチマーク結果
ここからはGNシリーズの性能を、各種ベンチマークソフトを使用して数値化していきます。
計測結果はいずれも当サイトで検証したものなので、あくまで参考程度にお考えください。
CINEBENCH R15
まずはCINEBENCH R15でCPUの性能をチェックしてみたところ、1,261cbという結果でした。
主なCore i7とスコアを比較してみると以下の通り。
デスクトップパソコン用のCPU(Core i7-9700K)とは差があるものの、ノートパソコンのなかではもっとも高いスコアです。
Crystal Disk Mark
CrystalDiskMarkでストレージ(M.2 SSD)の転送速度をチェックしたところ、なかなかいいスコアが出ました。
一般的なSSD(SATA)やHDDと比べて、どれくらい転送速度に差があるのかをグラフにまとめました。
ハイエンドクラスのM.2 SSDは転送速度が3,000MB/sを超えます。
今までメインストレージがHDDだった方なら、パソコンの起動やファイルの読み込みなど、大幅なスピードアップを感じられるでしょう。
Fire Strike
3DMarkのFire Strikeは13,131というスコアでした。
上位モデルのRTX2060とほとんど差がないほど、高いスコアが出ました。
RTX2060搭載モデルとの価格差を考えれば、GTX1660 Tiはコスパ抜群です。
VR Mark
VRゲームを動かすうえでの指標となるVRMark(Orange Room)は6972というスコアでした。
Cyan RoomとBlue Roomの結果は以下の通り。
続けてSteamのVRパフォーマンステストも実施したところ、最上位のスコアが出ました。
Steamで販売されているVRゲームなら、ほとんどのタイトルをサクサク動かせるでしょう。
オンラインゲーム
有名オンラインゲームのベンチマークソフトも走らせました。
いずれも解像度は1920×1080(フルHD)のノートパソコンに設定したところ、FF14やドラクエXは最高画質でサクサク遊べます。
重量級ゲームのFF15も最高画質で「快適」という結果なので、かなり優秀です。
FF15
高品質 | 6080(快適) |
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標準品質 | 8261(快適) |
軽量品質 | 10454(とても快適) |
FF14 漆黒の反逆者
最高品質 | 13935(非常に快適) |
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ドラゴンクエストX
最高品質 | 20808(すごく快適) |
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人気ゲームのフレームレート検証
ここからは実際に人気ゲームをプレイして、どれくらいのフレームレートを出せるか平均値を算出しました。
ジャンルごとに分けて順にご紹介します。
フレームレートはステージや状況によって都度変動するものなので、参考程度にお考え下さい。
FPSゲーム
まずは人気の高いFPSゲーム、以下6タイトルを試しました。
- Apex Legends
- PUBG
- フォートナイト
- Battlefield V
- レインボーシックスシージ
- CS:GO
モニターのリフレッシュレートが60Hzなので、高いフレームレートを出してもモニターの処理が追いつきません。
カジュアルに楽しむなら問題ないものの、FPSガチ勢の方はゲーミングモニターにつなげましょう。
Apex Legends
最高画質 | 94fps |
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Apex Legendsは最高画質でおおむね100前後のフレームレートを維持できます。
複数の敵と乱戦になったときも、カクつくことはありませんでした。
通常設定だとfpsが60でストップするため、起動前に「詳細な起動オプション」で「+fps_max unlimited」を入力する必要があります。
PUBG
最高画質 | 107fps |
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PUBGも最高画質(ウルトラ)で100前後のフレームレートを出せます。
今回検証したマップはサノックのみですが、ほかのマップでもスムーズに動かせるでしょう。
フォートナイト
最高画質 | 96fps |
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フォートナイトも最高画質(エピック)で100前後のフレームレートをキープできました。
Battlefield V
最高画質 | 57fps |
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Battlefield Vはモニターのリフレッシュレート以上にフレームレートが上がらない仕様です。
おおむね60をキープできますが、瞬間的に50前後に落ち込むことがあります。
とはいえプレイに支障はほとんどありません。
レインボーシックスシージ
最高画質 | 141fps |
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レインボーシックスシージは140前後のフレームレートを出せました。
144Hzに対応したゲーミングモニターにつなげれば、かなり快適に遊べます。
CS:GO
最高画質 | 184fps |
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CS:GOは最高画質で180前後までフレームレートが上がりました。
200以上になることもあるため、やはり高リフレッシュレートのゲーミングモニターが欲しくなります。
アクションゲーム
続いてアクションゲームから以下の3タイトルを検証してみました。
- モンスターハンターワールド
- SEKIRO
- デビルメイクライ5
FPSゲームほど高いフレームレートを必要としないので、60Hzのモニターで快適に遊べます。
モンスターハンターワールド
最高画質 | 58fps |
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モンスターハンターワールドは重量級のゲームですが、最高画質でほぼ60をキープできました。
垂直同期をオフにすると、70前後まで上がることもあります。
とても快適に遊べます。
SEKIRO
最高画質 | 60fps |
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SEKIROは仕様上、フレームレートが60以上に上がりません。
最高画質で60ベタ付きでプレイできました。
デビルメイクライ5
最高画質 | 60fps |
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デビルメイクライ5も最高画質で60ベタ付きです。
Battlefield Vと同じく、モニターのリフレッシュレート以上にフレームレートが上がらない仕様です。
高リフレッシュレートのモニターにつなげれば、さらに高いフレームレートを出せるでしょう。
格闘ゲーム
格闘ゲームは以下の2タイトルをプレイしました。
- ストリートファイターV
- DEAD OR ALIVE 6
いずれもフレームレートの上限が60に設定されているため、最高画質でスムーズに遊べます。
ストリートファイターV
最高画質 | 60fps |
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ストVはもともと軽めのゲームなので、60ベタ付きで遊べます。
コントローラーを持ち運べば、いつでもどこでも格ゲーができます。
DEAD OR ALIVE 6
最高画質 | 60fps |
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DOA6も最高画質で60fpsを維持できます。
とても安定しています。
eSports
eSportsの大会などで人気の高いタイトルも試しました。
- League of Legends
- Rocket League
どちらも推奨スペックが低めなので、サクサク動かせます。
League of Legends
最高画質 | 192fps |
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League of Legendsは最高画質で200前後のフレームレートを出せます。
非常に快適に動かせます。
Rocket League
最高画質 | 247fps |
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Rocket Leagueはフレームレート上限値250にほぼベタ付き。
シンプルなゲームですが、とても面白いです。
MMORPG
最後にもうひとつ、MMORPGの代表的なタイトル、黒い砂漠も試してみました。
黒い砂漠
リマスター品質 | 60fps |
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リマスター品質でプレイしたところ、フレームレートは60ベタ付き。
ネットにつながる環境さえあれば、いつでもどこでもログインできるのはゲーミングノートの強みですね。
ゲーム実況や動画配信も可能
続いてゲーム実況をスムーズに配信できるかもチェックしました。
配信ソフトは無料で使えるStreamlabs OBSを使用、さらにFaceRigを使って画面左下に私の顔をトレースしたアバターも表示。
Twitchでゲーム実況を配信しつつ、プレイ動画の録画も実施しました。
パソコンゲーム
モンハンワールドの実況動画をTwitchで配信したところ、カクつくこともなくスムーズに配信できました。
配信中はフレームレートが若干落ち込むため、画質を「高」に落としましたが、60前後をキープできたので「最高」のままでもよさそうです。
リアルタイムでチャットを確認したいときは、デュアルモニターでの配信をおすすめします。
スマホゲーム
続いてスマホゲームのPUBG MOBILEを試したところ、こちらもスムーズに配信できました。
キャプチャーボードはAVerMediaのLive Gamer Ultra GC553を使用。
今回は未検証ですが、PS4やSwitchなどのコンソール機の配信用パソコンとしても十分使えそうです。
クリエイティブ用途も快適動作
ゲーム用途とは少しずれますが、動画や写真の編集などのクリエイティブ用途でも快適に使えるかを検証しました。
Premiere Proで動画編集
AdobeのPremiere Proを試したところ、フリーズすることもなくスムーズに動かせました。
毎日何本もYoutube動画を作ったり、4K動画の編集も考えていくなら、メモリは32GBまで増やしたいところ。
不要なシーンをカットしたり、テロップや効果音を付ける程度ならメモリは16GBで十分です。
4K動画の書き出し
4K動画の書き出しに、どれくらい時間がかかるかも検証しました。
検証のために用意したのは、GoPro HERO7 Blackで撮影した4K 60fpsの動画データ。
書き出し条件とかかった時間は以下の通り。
H.264 Youtube 1080p FHD | 8:42 |
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H.264 Youtube 2160p 4K UHD | 14:22 |
一般的な薄型ノートパソコンだと、書き出しに30分以上かかることを考えれば十分速いです。
フルHD解像度の動画なら、もっと速くなります。
LightroomでRAW現像
続いてデジカメで撮影したRAWデータの書き出し速度もチェックしてみました。
有効画素数3,635万のニコンD810で撮影したRAWデータ100枚をLightroomで書き出したところ、かかった時間は2分23秒。
Lightroomの書き出し条件は以下の通り。
画像形式:JPEG
画質:100
カラースペース:sRGB
画像のサイズ:未調整(撮影データそのまま)
解像度:350
メタデータ:すべてのメタデータ(人物情報や撮影場所の情報は削除)
RAWデータの書き出しも、なかなかいいスコアが出ました。
主なCPUと結果を比較したグラフはこちら。
D810のRAWデータ100枚を2分ちょっとで書き出せればかなり優秀です。
幅広く遊べるゲーミングノート
今回はフロンティアのGNシリーズの実力を、さまざまな点から検証してみました。
ほとんどのゲームを最高画質でサクサク動かせますし、実況動画もスムーズに配信できます。
FPSゲームで遊ぶときはゲーミングモニターが欲しくなるものの、写真や動画も快適に編集できる万能マシンです。
予算15~20万円くらいで幅広く使えるゲーミングノートを探している方は、GNシリーズを候補に入れてみてください。