Apex Legendsにハマって、ゲーミングPCへの移行を考える方はとても多いです。
しかしながらゲーミングPCの性能はピンキリで、モノによってはフレームレートがあまり伸びません。
せっかく高いお金を払ってゲーミングPCを買うなら、コンソール機では実現できない高フレームレートでプレイしたいですよね。
このページでは、Apex Legendsにおすすめのグラボの選び方や、おすすめのゲーミングPCについて詳しくまとめています。
ゲーミングPC選びで迷っている方は、ぜひじっくりご覧ください。
RTX 3060 Tiのデータを追加しました。
目次リンク
Apex Legendsの平均フレームレート

Apex Legendsを6つのグラボでプレイして、最高画質と最低画質、それぞれの平均フレームレートを検証しました。
使用したグラボは以下の通り。
- 玄人志向 GG-RTX3080-E10GB/TP
- Palit RTX3070 GamingPro OC 8GB
- MSI RTX 3060 Ti VENTUS 2X OC
- MSI RTX2080 GAMING TRIO
- Palit GTX 1660 SUPER StormX 6GB
- Palit GTX 1650 StormX OC 4GB
結果をグラフにまとめました。

表にまとめると以下の通り。
最低画質 | 最高画質 | |
---|---|---|
RTX 3080 | 282 | 254 |
RTX 3070 | 232 | 202 |
RTX 3060 Ti | 206 | 182 |
RTX 2080 | 208 | 180 |
GTX 1660 SUPER | 168 | 108 |
GTX 1650 | 112 | 62 |
最低画質は「テクスチュアストリーミング割り当て」のみ「最低」に設定しています。
もう一段階下げることもできますが、警告が表示されるので今回の検証では避けました。


検証で使用したパソコンの主なスペックは以下の通り。
CPUやメモリはオーバークロックせず、すべて定格で動かしています。
CPU | Intel Core i9-9900K |
---|---|
マザーボード | MSI MEG Z390 ACE |
メモリ | 64GB(DDR4-2666、16GB×4) CORSAIR VENGEANCE LPX |
電源 | CORSAIR HX1200i(80PLUS PLATINUM) |
CPUがCore i5やRyzen 5だったり、メモリが8GB(8GB×1)だったりすると、フレームレートが落ち込む場合があります。
グラボ以外のパーツ構成もフレームレートに影響を与えるので、あくまで参考程度にご覧ください。
いずれもカジュアルマッチを数回プレイした結果です。マップや状況によってフレームレートは変動します。
バランスの良いRTX 3060 Ti

これからゲーミングPCを購入するなら、もっともバランスが良いのはRTX 3060 Ti。
いわゆるミドルクラスのグラボですが、RTX 2080に匹敵する性能を誇ります。
グラボ単体なら5万円台、格安ゲーミングPCなら12万円~で買えるコスパの良さも魅力。
コスパという点ではRTX 2070 SUPERも捨てがたいものの、せっかくなら最新モデルを使いたいと思いませんか?
4Kモニターで人気ゲームをサクサク動かすには少々パワー不足感があるものの、フルHDでApex Legendsをプレイする分には、まったくストレスを感じさせません。
RTX 3060 Tiでどれくらいゲームを動かせるのか、別途詳しくまとめているので気になる方はあわせてご覧ください。

コスパ重視ならGTX 1660 SUPER

なるべく出費を抑えたい方におすすめしたいのは、GTX 1660 SUPER。
最低画質なら144以上で安定しますし、最高画質でも100前後のフレームレートをキープ可能。
コンソール機とのちがいを明確に実感できます。
GTX 1650でもそこそこのフレームレートを出せますが、ゲーミングPCのメリットを実感しづらいです。

プレデターを目指すならRTX 3070

プレデターランクを毎シーズン目指している方や、YoutubeやTwitchなどでライブ配信されているような方は、最新グラボのRTX 3070がおすすめ。
RTX 3070なら最高画質で200前後のフレームレートをキープできますし、画質を無理に落とすことなくライブ配信も可能。
予算に余裕があるなら、RTX 3080やRTX 3090を狙ってもいいでしょう。
RTX 3080なら低画質で300前後までフレームレートが伸びます。
Apex Legends以外のゲームも、最高画質かつ高フレームレートで楽しめます。

コスパ優秀なおすすめゲーミングPC

ここからはApex Legendsをプレイするうえで、おすすめのゲーミングPCについてご紹介します。
ゲーミングPCを販売しているメーカーは数多くありますが、とくにコスパが高いのは以下の4社。
- ドスパラ
- フロンティア
- G-Tune
- Lenovo
それぞれの特徴をざっくり整理すると以下の通り。
価格だけで選ぶならフロンティアとLenovoが頭一つ抜けています。
しかしながらLenovoはモデルによって納期が2~3か月待ちだったり、アフターサポートにもあまり期待できないのが弱点。
ドスパラは人気モデルの多くが翌日出荷に対応していて、すぐに届くのが大きな魅力。
G-Tuneはアフターサポートが24時間365日対応で、メールやチャットでも問い合わせできるのが強み。
ゲーミングPCメーカーの選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

Legion T550i

まずはコスパ優先で選びたい方におすすめなのが、レノボのLegion T550i。
主なスペックは以下の通り。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i7-10700 |
GPU | GeForce GTX1660 SUPER |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 256GB NVMe SSD 2TB HDD |
販売価格 | 120,463円 |
Lenovoはほかのメーカーとちがって、消費税と配送料込みの価格を掲載しているのが良心的。
なるべく出費を抑えつつ、それでいて高フレームレートを狙える1台です。
性能面が気になる方は、実機レビューをあわせてご覧ください。
GALLERIA XA7C-R70S

こちらはRTX 2070 SUPERを搭載したGALLERIA XA7C-R70S。
数あるドスパラのゲーミングPCのなかで、長期間No.1に君臨している超人気モデルです。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i7-10700 |
GPU | GeForce RTX2070 SUPER |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
販売価格 | 129,980円~ |
発売当初は169,980円~でしたが、129,980円~に値下がりしたのも人気に拍車をかけているのでしょう。
筆者の勝手な推測ですが、RTX 20シリーズの終売が近づいているのではと思います。
Apex Legendsはもちろん、ゲーム実況のライブ配信や動画編集など、幅広い用途で活躍する万能マシンです。
G-Tune XN-Z

プロゲーマーやストリーマーとして有名になることを目指すなら、ハイエンドクラスのG-Tune XN-Zがおすすめ。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i9-10900K |
GPU | GeForce RTX 3080 |
メモリ | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD 2TB HDD |
販売価格 | 269,800円~ |
一気に価格が上がりますが、最高画質で高フレームレートを出せるのはもちろん、ゲーム実況のライブ配信も余裕でこなせます。
水冷CPUクーラーで爆熱のCore i9もしっかり冷やせますし、24時間365日対応のアフターサポートで、万が一トラブルが起きても安心。
これだけのスペックがあると、もう機材を言い訳にできなくなります。
ゲーミングPCの性能に妥協したくないなら、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
GALLERIA GCL2060RGF-T

最後にもうひとつ、ゲーミングノートのおすすめもご紹介します。
OS | Windows 10 Home 64ビット |
---|---|
CPU | Core i7-10875H |
GPU | GeForce RTX 2060 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
販売価格 | 124,980円~ |
拡張性の高さやメンテナンスのしやすさなどの点で、筆者としてはデスクトップをおすすめしますが、ノートPCじゃないとダメという方もいますよね。
GALLERIA GCL2060RGF-Tはモニターのリフレッシュレートが144Hzで、RTX 2060を搭載したゲーミングノートとしては記事執筆時点で業界最安クラス。
コスパの良いゲーミングノートを探しているなら、非常におすすめです。
PCでApex Legendsをプレイしよう

ゲーミングPCでApex Legendsをプレイすれば、PS4などのコンソール機では絶対に到達できなかった高画質&高フレームレートを堪能できます。
200を超えるフレームレートを体験してしまうと、もうコンソール機には戻れなくなりますよ。
グラボごとのフレームレートのちがいを動画でも詳しく解説しているので、あわせてご覧いただくとよりわかりやすいです。
予算に合ったゲーミングPCを見つけて、Apex Legendsを快適にプレイできる環境を整えましょう。