レビュー

Razer BlackShark V2レビュー|PCゲーマー必見のヘッドセット

本ページは広告・アフィリエイトリンクが含まれます
Razer BlackShark V2レビュー

Razerが販売する最新ゲーミングヘッドセット、BlackShark V2を買いました。

日本国内では8月18日発売となっていますが、Razerの公式サイトで注文したら発売日前に届きました。

RazerのゲーミングヘッドセットといえばKrakenシリーズが定番ですが、BlackShark V2は上位に位置するモデル。

先に結論をお伝えしておくと、非常に完成度の高いゲーミングヘッドセットだと感じました。

フォートナイトやApex Legendsなどのバトロワ系ゲームはもちろん、ゲーム実況にも使える万能なヘッドセットを探している方は、ぜひじっくりご覧ください。

Razer BlackShark V2の概要

Razer BlackShark V2

Razer BlackShark V2がどんなヘッドセットなのか、主な特徴を整理すると以下の通り。

FPSガチ勢にもおすすめの音質

軽量で長時間つけても痛くない

ゲーム実況で活躍するマイク性能

Synapse3でカスタマイズが可能

設定にこだわりだすと大変

スペックやデザインなど、順にご紹介します。

主なスペック

Razer BlackShark V2のパッケージ

BlackShark V2の主なスペックをまとめました。

Razer BlackShark V2の基本スペック
形式密閉型
重量262g
ケーブル長1.8m
ドライバーRazer TriForce チタン50mmドライバー
出力音圧レベル100dB
再生周波数帯域12~28,000Hz
インピーダンス32Ω @1kHz
マイク指向性単一指向性
販売価格13,000円前後

TRIFORCE チタン50MMドライバーとは、3つのドライバーを1つにまとめたような特許取得済みの設計で、高音、中音、低音それぞれの調整が可能。

記事執筆時点でのAmazonの予約価格は12,980円。

筆者はRazerの公式サイトで購入、送料込みで13,468円でした。

段ボール

香港から海を越えて送られてきたので、注文から届くまで1週間ほどかかりました。

日本国内の正規代理店を通していないため保証がどうなるのか心配でしたが、一応2年保証はついているようです。

より詳しいスペックは、Razerの公式サイトでご覧ください。

廉価版のV2 Xも販売

今回筆者が購入したのはBlackShark V2ですが、機能と価格を抑えた廉価版のBlackShark V2 Xもあります。

主なちがいを比較すると以下の通り。

V2とV2 Xの比較
V2V2 X
ドライバーTriForce チタン50mmドライバーTriForce 50mmドライバー
サウンドTHX Spatial Audio7.1chサラウンド
イヤーパッドFlowKnit製メモリーフォームイヤークッション標準メモリーフォームイヤークッション
重量262g240g
接続USBサウンドカード
3.5mmステレオミニ
3.5mmステレオミニ
マイク取り外し可能取り外し不可
ケーブルSpeedFlex ケーブル標準ゴム製ケーブル
販売価格13,000円前後8,000円前後

見た目はそっくりですが、V2 Xはマイクが固定式でUBSサウンドカードも非搭載。

ドライバーやイヤーパッドなども、グレードがひとつ下がります。

パソコンで使うならV2一択、Switchやスマホでの使うことが多いならコスパ優先でV2 Xを選んでもよさそうです。

用途と予算に合わせて選びましょう。

BlackShark V2 Xについて詳しく知りたい方は、Razerの公式サイトをご覧ください。

主な付属品

専用ケース

パッケージを開封すると、Razer製品ではおなじみのステッカーと説明書類が入っています。

ソフトケースはかなり薄い素材で、正直に言ってしまうと少し安っぽい。

付属品一式

ヘッドセット本体のほか、取り外し可能なマイクとUSBサウンドカードが付属。

交換用のイヤーパッドは付属していません。

マイク

マイクは単一指向性で、風防用のスポンジが装着済み。

スポンジは簡単に取り外せますが、ポップノイズ(息がかかる音)が入ってしまうため、つけたまま使うことをおすすめします。

グネグネと動かせますが、少し柔軟性に欠ける印象。

サウンドカード

USBサウンドカードは主にパソコンで活躍するデバイス。

BlackShark V2のポテンシャルを最大限に引き出してくれます。

パソコンでヘッドセットを使うときは、忘れずに接続しましょう。

3.5mmステレオミニプラグ

ヘッドセット本体は3.5mmステレオミニプラグで接続できるため、Switchやスマホ、一般的なオーディオ機器でも使用可能。

ただし、各種カスタマイズ機能を使うためにはUSBサウンドカードの使用が必須です。

外観・デザイン

Razer BlackShark V2

ここからはBlackShark V2のデザインを見ていきます。

Razer BlackShark V2
Razer BlackShark V2

真っ黒なボディにRazerグリーンのロゴが映えます。

いい意味でゲーミングヘッドセットらしくない、高級感のあるデザイン。

RGBライティングには非対応なので、どこも光りません。

サイズ調整機能サイズ調整はメモリがないため、目分量で合わせる必要があります。

乱暴に扱うと針金のような細いパーツが曲がってしまいそうで少し心配。

コントローラー部分

左側にはボリュームコントローラーと、マイクのON/OFFを切り替えるボタンがあります。

パソコンの設定をいじらずとも、デバイス上で操作できるのはとても便利です。

装着したイメージはこちら。

装着イメージ
装着イメージ
装着イメージ

重量が262gと軽く、イヤーパッドもふわふわな素材が使われているため、装着感はとても良好。

側圧も控えめなので、長時間つけても耳が痛くなりにくいです。

マイクを装着するとこんな感じ。

マイク装着例

マイク装着例

マイク装着例

ボイスチャットなどを使わない方は、マイクを取り外しておきましょう。

ヘッドバンド

写真では少々見えにくいですが、ヘッドバンドにもうっすらとRazerの文字が印字されています。

イヤーパッド

イヤーパッド

イヤーパッドはFLOWKNIT製のメモリーフォームイヤークッションが使われています。

汗や肌の接触による熱の蓄積を最小限に抑えて、ソフトなフォームの密度を強化することで、ヘッドセットの締め付け力を大幅に軽減しているそう。

側圧はそこまで強くないのに、耳をすっぽり覆う密閉型イヤーカップが雑音を程よく遮断してくれるので、ゲームに集中できます。

筆者が試した限り、イヤーパッドは本体に固定されていて取り外せないようです。

無理やり外すことはできそうですが、元に戻せなくなりそうなので諦めました。

イヤーパッドの耐久性については使い込んでみないと判断ができません。

Synapse3で各種カスタマイズ

Synapse3

BlackShark V2は専用ソフトウェアのSynapse3で各種カスタマイズが可能。

むしろSynapse3でカスタマイズしてこそ、BlackShark V2は本領を発揮できるといってもよいでしょう。

ソフトウェアでどんなことができるのか、順にご説明します。

Synapse3はRazerの公式サイトからダウンロードできます。

音質のカスタマイズ

音質のカスタマイズ

THX SPATIAL AUDIOは、自動的に立体音響モードを判定してくれる仕組み。

Youtubeで音楽を聴くときは「音楽モード」、Netflixは「映画モード」、Apex Legendsで遊ぶときは自動で「ゲームモード」が適用されます。

立体音響モードをテストすると、どこから音が鳴っているのか手に取るようにわかって面白いです。

THX SPATIAL AUDIOの変更

THX SPATIAL AUDIOで「手動」を選択すると、ゲーム単位で各モードの設定が可能。

カスタムチューニングされた「THX競技モード」や「THX環境モード」なども用意されているので、好みに合わせて選べます。

イコライザーの設定

オーディオ強化

音質によりこだわりたい方には、オーディオイコライザーの細かいカスタマイズがおすすめ。

ゲーム用のイコライザーがあらかじめ用意されていますが、自分の好みに合わせたイコライザーも設定可能。

低音をより強調させたり、ひとつひとつの音の明瞭度を上げたり、こだわりだすと音のセッティングだけで一日つぶれそうです。

おすすめの設定

バトロワ系ゲームがメインなら、ゲーム用のイコライザーに低音ブーストを重ねるのがおすすめ。

足音や銃声の方向、距離感がつかみやすくなります。

音の正規化や明瞭度をONにすると、一部の音がにじんだり、割れて聞こえるため、使いどころが難しい印象です。

マイクのカスタマイズ

マイクのカスタマイズ

ゲーミングヘッドセットのマイクは性能がイマイチなものが多く、オーディオインターフェースなどを使わないと、まともに聞き取れないものも少なくありません。

その点、BlackShark V2はゲーム実況や動画配信でも十分使えるポテンシャルを秘めていて、マイク音質のカスタマイズにも対応。

設定を変えることでマイクの音質がどのように変化するのか、2分弱の動画にまとめたので実際に聞いてみてください。

各項目の役割を整理すると以下の通り。

高度マイクコントロール
マイク音量マイク入力レベルの調整。
マイクブーストマイク入力音の増幅。
周辺音の遮断周辺音を遮断してマイク出力音の明瞭度を向上。
音声の明瞭度マイクの声部分の音量を分離して増幅。
ボリュームの正規化突発的に発生する大きなノイズの音量を下げる一方で、控えめな音声を上げて安定した出力レベルを確保。
マイクイコライザーマイクのサウンドミックスをプリセットからカスタマイズするか、各周波数帯域を個別に調整。
ボイスゲート周辺音の除去、またはマイク出力の増加。

とくに素晴らしいのが周辺音の遮断機能。

キーボードやマウスのカチカチという音を抑えてくれるため、ボイスチャットやゲーム実況の配信などで重宝します。

各種ゲームでテストした結果

Razer BlackShark V2

ここからは実際に各種ゲームでBlackShark V2を使用した感想をまとめていきます。

先に結論をお伝えしておくと、フォートナイトやApex Legendsなどのバトロワ系ゲームとの相性抜群です。

各種ゲームはいずれもPCでプレイした感想です。音の聞こえ方は個人差があるので、あくまで参考程度にお考え下さい。

音域のバランスが素晴らしい

まずは足音や銃声など、音の聞き分けが勝敗に直結するFPS、TPSゲームでチェック。

ゲーミングヘッドセットは低音重視でチューニングされているものが多いですが、BlackShark V2は各音域のバランスが絶妙。

開放型のヘッドセットにはさすがに敵わないものの、中~高音域もクリアに聞こえます。

とくに素晴らしいのがSynapse3に登録されているTHX競技モード。

THX競技モード

プリセットを細かくいじらずとも、一発でバトロワ系ゲームにぴったりな音質に。

足音はもちろん細かい音まではっきりと聞き取れるため、上下左右どこから音がするのかつかみやすいです。

悪く言うと音がバラバラで調和していないため、音楽鑑賞や動画視聴では使えません。

あくまで競技ゲームに特化したモードといえそうです。

アクションゲームには別モード

定位をそこまで重視しないアクションゲームやMMOなどでヘッドセットを使うときは、THX環境モードがおすすめ。

THX競技モードと比べるとこもった印象を受けますが、BGMに迫力が出て臨場感がアップ。

モンハンワールドやSEKIROなどのゲームで遊ぶなら、低音ブーストをONにすることで、さらに重厚感が増します。

用途に合わせて音質をカスタマイズしましょう。

実用レベルのマイク音質

BlackShark V2はマイクの音質も素晴らしいです。

さすがにコンデンサーマイクと比較されると厳しいですが、ゲーミングヘッドセットのなかで比較するなら間違いなくトップクラスでしょう。

あまり声を大きく出さなくとも適切なボリュームに自動で調整してくれますし、キータイプ音などのノイズも軽減。

ゲーム実況で大声を出しがちな方も、ボリュームの正規化をONにしておけば自動で程よく調整してくれます。

ボイスチャットや動画配信といった用途に限らず、Youtube動画の編集で声を録音したいときやWeb会議のマイクとしても十分使用可能。

仕事でも使えるヘッドセットとして考えると、かなりお得感があります。

スマホゲームでも使える

スマホゲームの使用例

参考までにスマホゲームでもBlackShark V2を使ってみました。

3.5mmステレオミニプラグで接続した場合、ソフトウェアによるカスタマイズは適用されませんが、ヘッドセットそのもののポテンシャルが高いので十分使えます。

PUBG MOBILEのようなバトロワ系ゲームは足音や銃声の位置がしっかりつかめますし、ボイスチャットも快適です。

変に低音だけが強調されていないので、音ゲーとも相性良し。

スマホゲームはイヤホンを使う方が大多数ですが、音にこだわるならヘッドセットを試してみてください。

Logicool G PRO Xとの比較

Logicool G PRO Xと比較

ゲーミングヘッドセットに15,000円前後出せる方なら、Logicool GのPRO Xゲーミングヘッドセットも候補に上がるのではないでしょうか。

気のせいかもしれませんが、デザインの雰囲気もPRO Xと似ているような気がします。

両者の主なスペックを比較すると以下の通り。

BlackShark V2とPRO Xの比較
BlackShark V2Logicool G PRO X
ドライバーTriForce チタン50mmドライバーハイブリッドメッシュPRO-G 50mm
重量262g320g
再生周波数帯域12~28,000Hz20~20,000Hz
インピーダンス32Ω35Ω
感度100dB91.7dB
マイク単一指向性
取り外し可能
単一指向性
取り外し可能
交換用イヤーパッド×
販売価格13,000円前後16,000円前後

ドライバーサイズはどちらも50mmですが、BlackShark V2のほうが軽くて安いです。

音質については甲乙つけがたく、好みの問題にはなりますが、中~高音域の抜けの良さではBlackShark V2に軍配が上がります。

ソフトウェアによるカスタマイズの幅広さという点ではPRO Xが素晴らしく、マイク性能もBLUE VO!CEに対応しているPRO Xが一歩リードしている印象。

両者とも素晴らしいヘッドセットなので、どちらを選んでもきっと満足できるでしょう。

Logicool G PRO Xについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

G PRO Xヘッドセット
Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセットのレビューLogicool G 公認サポーターとしてのレビュー第2弾、今回はPRO X ゲーミングヘッドセットを提供いただきました。 記事執...

ワイヤレスのProが発売予定

Logicool G PRO Xはワイヤレス版も販売中。

BlackSharkもV2 Proという名称でワイヤレスに対応したモデルが販売されるようです。

9月24日時点で日本国内の販売開始時期は未定ですが、近いうちに情報が更新されることでしょう。

今後もRazerの動向が楽しみです。

完成度が非常に高いヘッドセット

Razer BlackShark V2

レビューのまとめとして、最後にもう一度BlackShark V2の特徴をおさらいします。

FPSガチ勢にもおすすめの音質

軽量で長時間つけても痛くない

ゲーム実況で活躍するマイク性能

Synapse3でカスタマイズが可能

設定にこだわりだすと大変

いろいろ試してみましたが、欠点と呼べるものがほとんど見当たりません。

強いて挙げるなら、自分に合った設定を見つけるまで時間がかかるかもしれない、という点くらい。

デザインも高級感があって所有欲を刺激されますし、非常に満足感が高いです。

バトロワ系ゲームが好きな方、ゲーム実況などストリーマーとして活動されている方は、ぜひBlackShark V2を試してみてください。

これは人気でそうです。

おすすめゲーミングヘッドセット
おすすめのゲーミングヘッドセット!失敗しない選び方フォートナイトやPUBG、Apex Legendsなどのゲームにハマって、マウスやキーボード、ヘッドセットなどのゲーミングデバイスの必要...

POSTED COMMENT

  1. どらやき より:

    BlackShark V2のマイクを使用すると機械音声にノイズを足したような音声になってしまい、動画のようなクリアな音声にどうやってもならないのですが設定がいけないのでしょうか?
    設定は以下の通りです。
    イコライザー:デフォルト
    周囲音の遮断:オン
    音声の明瞭化:オン
    でそれ以外はデフォルトのままです。
    何か改善出来る事があれば教えてほしいです。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      はっきりとした原因は不明ですが、マイクにノイズが乗るときは接続を再確認してみるのがおすすめです。
      ヘッドセットにマイクがしっかり刺さってなかったり、USBサウンドカードとケーブルが奥まで差し込めてないと、ノイズが乗ることがあります。
      いろいろ試してもダメな場合、初期不良をつかんでしまった可能性があるので、サポートに問い合わせたほうがいいかもしれません。

  2. はる より:

    わかりやすいレビューありがとうございます。
    2点質問があります。
    現在レイザーのクラーケンを使用しているのですが、手元でマイクのオンオフを切り替える際、ノイズが大きいとボイチャ相手からよく指摘されます。
    こちらのヘッドセットはミュート切り替えの際ノイズなどは気にならないでしょうか?
    また、耳の部分にマイクのボタンがあるようですが、今オン状態なのか、ミュート状態なのか、簡単にわかりますか?
    よかったら教えていただけると助かります。

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。
      マイクON/OFF時のノイズについては、こちらでは確認できていないので問題なさそうに思います。
      マイクのON/OFFのスイッチについても主観になりますが、わかりやすいほうだと思いますよ。
      ヘッドセット装着時はスイッチが見えないので、指で確認する必要はありますが。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です