ASUSが手掛けるゲーミングブランド・ROGの高機能ゲーミングマウス、ROG Gladius IIをお借りしました。
最大読取り解像度12000DPIの光学式マウスで、最大認識速度250IPS、最大加速度50g、ポーリングレート1000Hzを誇る高性能っぷり。
一般的なマウスと何がどう違うのか、どういったゲーミングマウスなのか、詳しくレビューします。
高機能がうれしいゲーミングマウス

ROG Gladius IIの外観はこちら。
左右非対称のデザインで、あらゆる握り方に対応しています。
なんでも設計当初からプロゲーマーの意見を積極的に取り入れたそうです。

仕様上の大きさは6.6×4.5cmとなっていて、iPhone8と並べてみるとこんな感じ。
大きすぎず、かといって小さすぎることもなく、一般的なマウスと大きな差はありません。

「かぶせ持ち(Palm Grip)」派の私が実際にマウスをつかんでみるとこんな感じ。
指をかぎ爪のように立てる「掴み持ち(Claw grip)」や、指先だけでマウスを支える「つまみ持ち(Fingertip grip)」でも持ちにくいと感じることはありませんでした。
私はとくに気になりませんでしたが、クリックの重さもカスタマイズ可能です。
DPIターゲットボタン

左側面の中央にはDPIを瞬時に切り替えられる専用のボタンがあります。
DPIとは「dots per inch」の略で、数値が高くなるほどマウスを動かしたときにカーソルが早く動きます。
たとえば遠く離れた敵を正確に射撃したいときなど、ボタンを押している間だけDPIを下げることができます。
撃ち終わってすぐに場所を移動したいときは、ボタンを離すだけでDPIをもとに戻せます。

マウスの右側面はあっさりとしていて、カスタマイズ用のボタンなどはありません。
ちなみに、DPIターゲットボタンをはじめ、各スイッチの耐久性は5,000万クリック以上。
高品質なオムロン製スイッチを採用しているため、一般的な使い方をしていればすぐに壊れることはないでしょう。
着脱式マイクロUSBケーブル

マウスのケーブルは取り外しが可能。
収納するときや持ち運ぶときに便利です。
ただ、ケーブルの長さが少々短いように感じました。
パソコンの設置場所によっては、USBの延長ケーブルを買ったほうがいいかもしれません。
LEDイルミネーション
いまどきのゲーミングデバイスは光らないと話になりません。
ROG Gladius IIももちろん煌びやかなLEDイルミネーションを魅せてくれます。

さらにASUSのAura Sync対応製品を使えば、キーボードやマザーボードとLEDの発行を同期させることも可能です。
ゲーミングデバイスの光り方にこだわる方は要チェックです。
超大型マウスパッドROG Sheath

今回、マウスと一緒にROGブランドのマウスパッド、ROG Sheathもお借りしました。
事前に細かい仕様を確認せずにお借りしたんですが、広げてみてびっくり。
900x440mmの超大型マウスパッドでした。
デスクを片付けて何とか設置できましたが、事前にデスクのサイズを確認してから購入することをおすすめします。
安定感やマウスの滑りが抜群
記事執筆時点のAmazonの販売価格は約3,500円。
マウスパッドに3,500円は高く感じるかもしれませんが、実際に使ってみると納得です。

まずはなんといってもマウスを動かしやすいです。
スルスルと動かしやすく、かつ止めたいときはスッと止まってくれます。
常に細かい動きが求められるFPSゲームをプレイするときに最適です。
また、サイズが大きいということもありますが、裏側に滑り止めの加工がされているため、プレイ中にマウスパッドが動いてしまう心配もありません。
キーボードも安定感が増すので、ゲームに集中できます。

収納時はクルクル巻いてコンパクトにできます。
独特なデザインでゲームに登場する秘密アイテムのようです。
FPSで勝ちたいゲーマーにおすすめ

ROG Gladius IIの販売価格は、記事執筆で約7,600円。
一般的なマウスなら1,000円前後でそれなりのものを変えますから、なかなかいいお値段です。
実際のところ、Excelなどの事務作業だけなら500円のマウスでも問題ないでしょう。
しかしながら、PUBGやフォートナイトなどのFPSゲームで勝ちたいなら、道具をケチってはいけません。
自分好みに細かくカスタマイズできて、高耐久性という点も考えれば、決して高い買い物ではないですね。
勝つためのゲーミングマウスを探されている方は、ROG Gladius IIをぜひチェックしてみてください。